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演劇人生

今日を生きる!

神宮外苑の銀杏並木の下を通った

まるで
息を吹き返したかのように
新緑を芽吹かせ
裸だった樹が薄衣をまとった

全ての葉を落して三ヶ月・・・

数日前
この並木道を
物寂しそうに仰ぎ見ながら通り過ぎる人があった

だが
きょうは明らかに違う
通る人の目は
みな光を宿している

銀杏の葉は面白い
ちっちゃいくせに
一人前に銀杏の葉をしている

そして
通り過ぎる人たちを
興味深そうに
見下ろしているように見える
・・・一人前に
昨日・・・
そろそろ起きようかと思い立ったその時、
電話が鳴った。

「うん・・・?午前8時」

受話器をとると・・・ 「ぼくです!」

その声ですぐにわかった。

「どうした?」

「すみません、こんな早くから」

先に相手に言われては、「いや、大丈夫だよ」
としか言いようがない。

「チェ・ゲバラですが・・・」

「なに、ゲバラ?」

何かきっかけがあったのだろう。

「チェ・ゲバラってキューバ人でしょ」

「アルゼンチン系キューバ人かな」

この辺りで、「こんな朝から、何故ゲバラだ?」
と聞くと、、
「ちょっと思いついたので」
続いて、
「あ、この前話したタレント養成所、やめました」

「なぁ、もう少し、まとまった話をしろよ」

「先生、食事はまだですか?」

「まだだよ。ところで、ゲバラの件はOKなの?」

その後、
カストロに、「道徳の巨人」「真の革命家」と言わせ、
サルトルに、「20世紀でもっとも完璧な人」、
ジョンレノンには、「世界で最も格好のよい男」と
言わせたことなどをしゃべっているうちに、
「先生、お腹すきませんか」
「空いたよ」
「じゃ、食べて下さい。また電話しますから」

この男の電話はたいていこんなものなので、特に違和感はない。

きょう、この時間まで、彼からの電話はきていないにひひ

友人の話を聞くうちに・・・

思い出したことがあります。

夏休みを利用して、
神津島に行ったことがあります。

5日間の予定が、3日目に始まった台風の影響で、
4日目からのフェリーは全面ストップになった。
帰った翌々日に仕事を入れていたこともあって、
焦りにあせりました。

が、この度のアイスランド南部の火山もそうだが、
人力では歯向かい得ない自然の大きな力であります。

台風のニュースが島を席巻した夜から、
観光客の食べ物買占めが始まり、
インスタント食品などがあらかた店から消えました。

民宿の食事も充分には出せないかもしれないという。

さらにもう一つ、帰りの乗船予定が大幅にずれるという。

東京の仕事先に電話して、
出来るだけ早く乗船できるように手配してくれと交渉を依頼。
5~6時間かけて交渉したとのことでOKが出ました。

あとは食料の問題です。

そんな中、ジュリア・おたあさんの慰霊祭があり、
饅頭などの供え物の下がりだと言って、
女将さんから饅頭3個ほどもらいました。

餡がギッシリとつまっていて美味しそうでした。
押し頂く気持でした。

明日、一番のフェリーで帰られることになった夕食後、
おやつとして1個をいただき、東京の仕事先に、
「おかげで、明日日中には帰れる」
と連絡をして立ち上がろうとした途端、
腰に違和感が走り・・・「立てない」
柱に捕まって立とうとしても駄目です。

これは大変なことになったと思いながら、
その日寝れば直るだろうと横になりました。

ところが寝返りもうてない。
トイレに行くにも四つんばいで行かなければならない。
明日はどうしよう・・・これで船に乗れるか・・・

一睡もせずに朝を迎え、
民宿の女将と旦那と隣りの部屋のお客さんの支えを得て、
フェリーに乗せてもらったのです。

船は台風の影響を受けて大きく揺れる。
その度に腰に痛みが走る。
アナウンスで、売店には食べ物がないことや、
安全運航をしているが揺れるので、
出来るだけデッキには出ないように案内があった。

ぼくには、昨夜食べ残してある饅頭が2個ある。
食べようと取り出すと、
「・・・うん?」
僅かに異臭がする。
「仕方ない」
ゴミ箱を探すが見当たらない。

「海に捨てなさい」

女の声が何処からともなく聞こえたのです。

「・・・?!」

確かに聞こえたが、
何処からなのか説明もつかない声でした。

近くにいる二人の男性にお願いをして、
デッキに連れ出してくれと頼みました。

「ぼくが捨ててきてあげますよ」
・・と言ってくれるのですが、
「これだけは自分が捨てなければならない」
頑なにそう思えたて無理を頼みました。
そして、2人に支えてもらいながら、やっとの船べりに着き、
ビニール袋から2個の饅頭を取り出して海に捨てました。

「あゝ、よかった。ありがとう」
・・・とお礼をいい、連れ戻してもらおうとした時・・・・

「あれッ、立てる!」
二人の手を離して歩ける自分に気づいたのでした。
「大丈夫ですか?」
波に揺れて大きく傾くデッキを手も借りずに、
「大丈夫!」
と言いながらスキップも踏めたのです。

この不思議を思い出しました。

いまだに不思議な出来事のまま、
あれは何だったのか・・・わかりません。

でも、これは確実にあったことなのです。
「あるんです・・・ほんとうに!」

因みに、
ジュリア・おたあさんとは、朝鮮人のクリスチャンで、
島流しにあい八丈や大島を経て神津島で亡くなったと
聞きました。このそれぞれの流島で、村民のために
一生懸命働いて、信頼と尊敬を集めた女性だと聞きました。
16世紀のころと聞いています。

島のどこかに10メートルを越える
十字架が立っていると聞いたことあります。

三浦綾子さんの「壁の声」を参考にして
翻案脚色した「壁」の公演日と場所を決めました。
但し、時期的に遅かったために週日の公演になりました。
詳細は、後日掲載しますが、概略だけ・・・

・裁判員制度1年記念
・光綾の会集会50回記念


「壁」


場 所 :野方区民センターホール
      (西武新宿線「野方」駅 徒歩3分)
7月27日(火)19:00~
  28日(水)18:30~

劇団生活

無実の若者が殺人の罪で死刑判決を受けます。
彼は、幼い頃から吃音症(どもり)のために苛められ、
心癒す家庭内でも邪魔者扱いされてきました。
しかし母の知り合いのすすめで、旭川の洋服店に
奉公に入り、行く行くは独立したいと思っていました。
しかし止む無く二度目の奉公先で事件に巻き込まれます。
奉公先の主人が殺害されたのです。
その犯人として捕らえられ、裁判にかけられます。
彼は、人定質問にも応えず、法廷では無言を通しました。
彼は心の中で、
自分を苛め、蔑み、馬鹿にしてきた人たちの心証を
よくして、生き続ける意味があるのか・・・
いつも問い続けていました。

そして判決が下されました。
「死刑」です。
それから3年数ヵ月後、
かれは処刑されました。

弁護士は、彼を殺人犯にする証拠の全てに
疑問を呈しました。理路整然と彼の無実を訴えましたが、
その全ては、彼の命を救うものにならなかったのです。
処刑された後、
弁護士は、行きつけの喫茶店で・・・

非常に重い内容です。
この数年、冤罪がもんだいになています。
しかし裁判員制度で、
私達も裁判に参画しなければならないのです。
「裁く」とは・・・
「正義」とは・・・
「生きる:とは・・・
これ等のことに、
角度を変えて向き合っても良いのではないか・・・
このような考えから、
あえて、重い課題をとりあげました。

詳細は、後日、また・・・・・

※戯曲をお読みになりたい方は、

PCアドレスをお送り下さい。

(もちろん無料で)添付送信します。

なんで浮気するんだと思う? ブログネタ:なんで浮気するんだと思う? 参加中
本文はここから

先月だった。
「かなり険悪な状態なの」
というM子から相談があった。
夫婦12年目の危機だという。

こんな話は、周囲に大勢いるスタバではまずかったかも・・・

「原因は何?」
「浮気」
「君の?」
「わたしがするわけないじゃない」
「旦那か?」

旦那の携帯電話から判明したらしいが、その経緯は聞かなかった。

「なぜ浮気したの?」
「知らない」
「聞いてないの?」
「・・・」
「君は原因は何だと思うの?」

彼女の目には涙があふれていた。

「泣きたいだけ泣け・・・と言いたいが、
ぼくが泣かしているみたいに見えるなァ」
「ごめんなさい。口惜しくて・・・」

40を越えているが、30代前半にしか見えない。
今でもかなりの魅力を感じさせる彼女が、しゃくりあげたりすると
肩でも抱いて慰めてやりたいと思う・・・男はたくさんいるだろうなどと
思いながら、「ホラ!」と、ポケットティッシュを出してあげた。

「ハンカチくらい持って歩けよ」
「持ってるわよ」
ハンカチを出して涙をふいた。
「結婚して10年も経てば女じゃなくなるのよね」
セックスの回数も少なくなり、「今日は仕事でクタクタだから寝かしてくれ」
という毎日で、2年近くも夫婦関係がなかったというのだ。
「可笑しいよ、そりゃ」
「結婚したては、私のして欲しいことは何でもする」
と言っていたそうだ。

「それを本気にしていたのか?彼の本心は、
おれのして欲しいことは何でもしてくれってと言いたかったんだよ」

こんなことを延々と聞いていても仕方がなかった。

「彼が浮気をした相手は、女房がいるのを知っているんだ」
「わたしの知り合いだもの、知っているわよ」
「だったら別れたほうがいいな」

しこたま慰謝料をとって別れろといった。

女が彼を独身だと思って関係を結んだならまだ救いがある。
彼も嘘を言ったかもしれないが、
それだったら許してやってもいい浮気だと思う。
それこそ、妻との交渉が途絶えたことから生じた
肉体的欲求だと考えればいい。

それを、君という妻のいるのを知っていて
関係を持ったとなれば、君への侮辱だよ。
君の旦那と浮気した女の間に君という女性がいるにもかかわらず、
2人はベッドで抱き合ったなんて、君への侮辱以外何ものでもない。
「許せないだろう?」

M子は返事をしなかった。

「別れちゃえ、そんな男とは」
返事をせずに、
「男って、どうして浮気をするの?」
と聞いてきた。
「様々な理由があるから一概には言えないが・・・」

幼児期に経験したことからの影響や、
種の保存という男性の動物的本能が、
肉体的に相手を選ばない傾向が宿っている面はなくはない。
男性ホルモンのテストストロンのなせる業だといわれている。
これは女性と本質的な相違で、愛とセックスを区別するのも
このせいかもしれない。
この原始性から解放するのが理性である。
「君の亭主はテストストロンの影響を受けたのかも・・・」
「・・・」
「だからぼくにもそれがあるかって?」
「・・・」
「ぼくは理性が勝っている人間だからな」
「そんなこと聞いていませんよ」
「だが、君を知っている女と浮気をするなんてよくないよなァ」

ここでM子は深刻な表情で、
「実はね、ずっとご無沙汰だったセックスを迫られたことがあってね・・・」

セックスレスで1年以上も放りおかれたある日、
酔って帰ってきた彼が、M子の体調も考えずに迫ってきたのだと言う。

その時、懲らしめてやろうと思い、
「何の弾みよ?嫌よ。私が誘っても長い間拒絶してきて、
きょうは浮気相手に拒否されたの?」
そう言ったついでに、
「Y江みたいに、あなたのことを魅力的だなんていう女がいるんだから、
Y江にでも泣きついてみたら?」
と言ったのだそうな。

それが現実になってしまったのだという。

これでは、浮気した彼ばかりも責められない。
「こりゃ、君達2人かY江さんさんの3人で解決する問題だな」
我輩の脳内がお手上げ状態だった。

それから数日経って電話があった。
「やっぱり、私、彼を愛しているから別れないことにした。
Y江と別れてもらった」
・・・そうだ。

めでたし、めでたし・・・になるのだろうか???!!!