三浦綾子さんの「壁の声」を参考にして
翻案脚色した「壁」の公演日と場所を決めました。
但し、時期的に遅かったために週日の公演になりました。
詳細は、後日掲載しますが、概略だけ・・・
・裁判員制度1年記念
・光綾の会集会50回記念
「壁」
場 所 :野方区民センターホール
(西武新宿線「野方」駅 徒歩3分)
7月27日(火)19:00~
28日(水)18:30~
無実の若者が殺人の罪で死刑判決を受けます。
彼は、幼い頃から吃音症(どもり)のために苛められ、
心癒す家庭内でも邪魔者扱いされてきました。
しかし母の知り合いのすすめで、旭川の洋服店に
奉公に入り、行く行くは独立したいと思っていました。
しかし止む無く二度目の奉公先で事件に巻き込まれます。
奉公先の主人が殺害されたのです。
その犯人として捕らえられ、裁判にかけられます。
彼は、人定質問にも応えず、法廷では無言を通しました。
彼は心の中で、
自分を苛め、蔑み、馬鹿にしてきた人たちの心証を
よくして、生き続ける意味があるのか・・・
いつも問い続けていました。
そして判決が下されました。
「死刑」です。
それから3年数ヵ月後、
かれは処刑されました。
弁護士は、彼を殺人犯にする証拠の全てに
疑問を呈しました。理路整然と彼の無実を訴えましたが、
その全ては、彼の命を救うものにならなかったのです。
処刑された後、
弁護士は、行きつけの喫茶店で・・・
非常に重い内容です。
この数年、冤罪がもんだいになています。
しかし裁判員制度で、
私達も裁判に参画しなければならないのです。
「裁く」とは・・・
「正義」とは・・・
「生きる:とは・・・
これ等のことに、
角度を変えて向き合っても良いのではないか・・・
このような考えから、
あえて、重い課題をとりあげました。
詳細は、後日、また・・・・・
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