影牢(ブラッキー)「ご主人様!」

「あ?」

影牢「びくぅっ・・・・」

「あぁ。ごめんごめん・・・最近寝てなくてな」

影牢「ダ、ダメですよ・・・いくらゲームが好きだからって」

「文句なし!好きならむしろそれで時間を割く!」

影牢「天狐さんが買い物にいってるからって・・・」

「そう言えば影牢ってすっごいいい匂いがするよな」

影牢「は?セクハラですか?」

「いやいや、近く通るたんびに甘い匂いがするからさ。香水とかつけてるの?」

影牢「え?いえ、つけてないですよ?大体鼻が利きすぎるから余り・・・」

「そっか・・・(くんくん)」

影牢「ちょ、だめですよ。くすぐったいです」

「やっぱり気のせいじゃないな・・・ん?あ、これか」

影牢「へ?あ、それは真日流から貰ったリボンだよ」

「結び目に香木が付いてるからだよ。この匂いって天狐と同じ匂いなんだよ実は」

影牢「そう言えばそうですね。天狐さんって香木が好きだから色々・・・」

「どうした?」

影牢「いえ、なにもあせる
(真日流、これを知ってて私にこれを・・・あうぅ、ご主人様に近づくっていってもこんなに近いとわ、私・・・)

「ほんとにいい匂いだなぁ」

影牢「ご主人様、猫みたいです」

「だっていい匂いだし」

影牢「はぁ、香木だけとるの難しいし・・・でも隣でずっとこうやって座ってるのは天狐さんにも悪いですから」

「そうだなぁ・・・」

影牢「でも真日流には感謝しないと」

「なんで?」

影牢「ご主人様とこうやって近づいて距離を感じないお話が出来たからですね。私、ご主人様が大好きで・・・」

「そうなのか。でもごめんな」

影牢「あ、いいんです。ギュッてしたり、こうやって隣にいたりするだけでいいんです。なんて言えばいいんだろう・・・そうだ、ご主人様はお兄さんみたいな感じなんです!だから」

「お兄さんとかお兄ちゃんでいいよ」

影牢「え!?・・・///えっと・・・お、お・・お兄・・・ちゃん///」

「あははは、顔真っ赤だな」

影牢「あうぅ///」



影牢は終始顔を真っ赤にして俯いていた
天狐「長かったわね。とうとう明日よ?」

「うん。めっちゃくちゃ長かった」

天狐「体験版やって面白かったし」

「天狐がハマるならかなり楽しかったみたいだね」

天狐「うん。モンスターハンターより楽しかったよ」

「武器の多さが?」

天狐「キャラクリエイトが、かな」

天狐はPSPの画面を見ながらキャラクターの外見を変えていた

天狐「服が変えられないから早く製品版が欲しいわ」

「天狐はPSPo1からハマり始めたからね。オンライン1&2の悲しさをみたら愕然かな」

天狐「そんなに酷いのかしら?」

「かなりね」

天狐「でも昔なんてそんなものでしょ。ま、何にしても明日が楽しみね」

「ほんとだなぁ。早く職業レベルをあげたいし。じゃないとレオル・パディアがめんどくさいからね」

天狐「二人でも面倒だものね。大体、あなたの友人はバカよね。今回は属性値もみないとだめって言ったのに突撃するし、チェインはためるだけだと短いからすぐ消えちゃうからちょうど良くアーツを当てろって言ってるのに聞かないし」

「確かにね。表示されてる間なら大ダメージなんだから、ヒットよりもみんなでアーツ使えば効率的だよね」

天狐「数が少ない雑魚なら銃で無理やりチェイン繋げてチャージよね。」

「無理矢理はどうかとwww。でも武器が火力不足ならそれが一番だね。通常攻撃のみより効率がいいし、なによりこっちに被害はないからね」

天狐「セーブバレットがあればなおいいわね。」


そんな話で盛り上がる今日は楽しみをはぐくむ一日であります
真日流(エーフィ)「う~ん。どれがいいかなぁ・・・雪月花ちゃん(グレイシア)ってどんなのが好きなのかな」

影牢(ブラッキー)「葉桜ちゃん(リーフィア)に聞いてみればいいんじゃないかな」

真日流「そうしようかな。影牢ちゃんはもう考えた?」

影牢「まだ・・・かな。母さんにあげるのも考えてないんだ。だから真日流と考えたかったんだよ」

黄夏(サンダース)「なんや、考えてなかったん?」

真日流「あ、黄夏ちゃん。」

影牢「うん。どうしようかな・・・一ヶ月切っちゃったから」

黄夏「クリスマスかぁ・・・私も実はまだなんよ。プレゼントって難しやん。だから手作りのマフラーとかにしようかなってるよ?」

真日流「あ、そっか。黄夏ちゃん頭いいね!私もそうしようかな」

影牢「そうだね。私もいいかな」

黄夏「ええよ?毛糸もいっぱいあるから3人で作ろうっ!」









水葉「ご主人様、クリスマスプレゼントはなにがいいですか?」

「う~ん、改めて聞かれてもねぇ」

水葉「みんなにはもうセーターを編んだんですよ。でもご主人様の分作れなくて・・・今からじゃ間に合いそうにないんです」

「じゃあ、そうだな。手作りのストラップとか、身につけられるものがいいな。」

水葉「!はいっ!是非作ります!」

「はは、凄い勢いで出て行ったな」

天狐「ふふ、嬉しそうね」

「そりゃこんなにプレゼントもらうようなクリスマスを迎えることなんてなかったからな。」

天狐「まだクリスマスじゃないけど?」

「じゃなくても一ヶ月切ってるから楽しみだよ」

天狐「私からはなにがもらえるか気になる?」

「聞けるものなら聞きたいなぁ」

天狐「秘密よ」

「結局かwww」

まこ「ママ!パパ!」

みこ「クリスマスプレゼントはゲームがいい!」

まこ「!?」

天狐「あなたに似たわね、この思考はwww」

まこ「みこちゃんはゲームなの?」

みこ「え?PS3楽しいよ?」

天狐「完☆璧!にあなた似だわ」

「たはは、みこ。もうちょっと女の子らしいものは・・・」

みこ「パパとゲームしたいなぁ~」

「天狐!」

天狐「だめよ?まだ面白いゲームがそんな出てないから損するだけだっていったのはどこのだれ?」

みこ「パパ、せめてPSPは・・・」

天狐「仕方ないわね。PSPなら良いわよ。」

みこ「やったー!」

「まこは?」

まこ「わたしはこのお洋服欲しい」

「ちょwwwこれは・・・」

天狐「いいじゃない。まこの容姿にこれなら似合うから」

「まこは天狐に似たな・・・だって初めてデート行ったときもゴスロ・・・あだだだ」

天狐「二人のプレゼントは必ず買うからね?それまでお勉強がんばんなさいね?」

みこ・まこ「はーいっ!」







葉桜「ブイズ母さんになにかプレゼント考えた?」

雪月花「まだだよ?ご主人様のも考えてないし。できれば中旬までにはって考えてるけど」

葉桜「だよね。こんなに考えたの初めてだよね~」

雪月花「雑誌とか読んでも、これ!っていうのがないからね」

葉桜「じゃあ雪月花をひんむいて、赤いリボン結んで「クリスマスプレゼントはわ、た、し」っていうのは」

雪月花「却下に決まってるでしょ!」

こうしてクリスマスプレゼントの話は終わる
「お、うまい」

水葉「そ、そうですか?」

エプロンをつけて、口に合うかどうかと心配しながらそわそわしていた水葉の顔に笑顔が浮かんだ

水葉「海鮮風にしてみたんです。ほとんど冷凍食品ですけど」

「水葉、自分に自信持ちなよ」

とチャーハンを食べ終えてお皿を洗い桶に浸けた

水葉「自信持つほど実力ないですから」

水葉は俯いて肩をふるわした
なにかあったのか・・・
水葉は泣き始めた

水葉「私、最近・・・なにやってもだめで・・・バカにもされるし・・・」

「バカにされた?誰にだ!?」

水葉「ミニスカートとバトルして、それで・・・」

「お前は強いよ?成長も良いし・・・何より波乗りを教え概のある最高の子だよ。雨が降れば強化もされて、水を受ければ回復できるし。アクアリングでみんなの壁にもなれるだろ?」

りょうは水葉の背に会わせるようにかがんで水葉の目と合わせる

水葉「ご、ご主人様っ・・・は、恥ずかしいです・・・そ、それに、みんなの役になんて余り・・・」

「そんなことないよ。サンダースに勝てれば十分評価できるよ。あの時、お前が波に乗らなかったら負けていたし」

水葉「あ・・・あの・・・わ、わた、わたし・・・あうぅ・・・ご、ごめんなさい!」

「んう!?」

一瞬なにが起きたのかは理解できなかった。

水葉「ん・・・」

水葉の顔が離れた

水葉「ご、ご主人様がいけないんですよ・・・あんなに顔を近づけるから・・・」

「水葉・・・」

水葉「え?きゃあっ!?」

「・・・」

水葉「ご主人様?」

床に水葉を押し倒してしまった
後戻り・・・出来ないかもしれない
頭の中で葛藤が始まる・・・

水葉「・・・」

水葉がまっすぐな視線を向けた

「・・・」

無言の間。

時計の音が響く・・・














天狐「ただい・・・」

まこ「ママ?」

みこ「まこ、お部屋行こう?パパとママと水葉お姉ちゃんときっとお話し合いがあるから」

天狐「その通りよ、まこ。みことお部屋に行っててね」

まこ「わかったぁ。」

金色のロコンのまこと普通の色のロコンのみこは駆け足で部屋に入っていく

天狐「起きなさいっ!水葉っ!りょうっ!」

水葉・りょう「うわぁっ!?」

天狐「あなた?水葉となにしていたのかしら?」

天狐は赤い瞳でりょうを見つめた。

天狐「水葉?」

水葉「は、はい?」

天狐「あなたはいいわ。咎めないわ。どうだった?正直に答えなさい?」

水葉「え、えっと・・・よかったです」

天狐「そう、ならいいわ。」

水葉「?」

水葉はなにも怒られなかったことを疑問に思いながらその場を外した

天狐「あなた?水葉としたのよね?」

「はい・・・ごめんなさい」

天狐「あの子はまだ幼いのに・・・全く別にあなたも咎めたりはしないわ・・・男だもの仕方ないわ」

天狐はため息を付きながら目を伏せる

天狐「あの子にだって先があるのよ・・・まぁあの子に無理矢理した訳じゃなさそうだからいいわ。ただこれ以上続くみたいだったら・・・わかるわね?」

「わかってるよ・・・正直お前の方が・・・」

天狐「あん・・・夜じゃないとだめ。昼間はあの子達が起きてる時点じゃ出来ないじゃない」


この後、水葉の部屋で水葉と天狐でいろいろと話していた。

しかし、内容は知る由もない
「あぁ・・・つまんねぇ」

水葉(シャワーズ)「ご主人様?」

暇を持て余して、部屋のベッドでごろごろしていると水葉がドアを開けて入ってきた

水葉「ご主人様ぁ~。どこか出かけましょうよ~」

「めんどい・・・というか水葉、顔近い」

水葉「天狐さんは今は九尾の会合でいないから怖くないですから」

水葉はそう言うとベッドを背もたれにして脇に座った
丸い水葉の後頭部が視界を青く遮る。

「・・・」

水葉「ご主人様は折り紙出来ますか?」

水葉はそう言いながら背を向けたまま何かを始めていた

「い~や?出来ないwww」

水葉「私、得意なんですよ~。ほら」

と言って取り出したのはターバンをつけた夏目○石だ

「お金で遊ぶのはよくないだろ」

とそれを摘んで仰向けになって見た

「それにしても良くできたな」

水葉「とかいいながらポケットに仕舞おうとしないでくださいよぉ」

「バレたか」

水葉「もぉ・・・」

水葉はターバン漱石をりょうの手元から取って、元に戻して財布に仕舞った。

「あ~、なんか腹減ったな」

と上体を起こして、ぼけっとした

水葉「なんか作りますか?じつは海華さんも凰華さんも居ないんですよ。みこちゃんもまこちゃんも天狐さんと一緒だしトネールもいないし」

「昼寝してるうちにみんな出掛けてんのか」

と、りょうは苦笑してベッドを降りた

水葉はそっと、さりげなく腕に抱きついた

「・・・?」

水葉「トネールとか真日流とかがいると出来ないから・・・」

「あ~・・・まぁ、いいか」

水葉「え?」

「お前って意外にお姉さんぶって甘えたがらないからさ」

水葉「・・・ご主人様って鋭すぎです。」

水葉はりょうの顔を見上げた

「さてと、じゃあ何か作ってもらおうかな」

水葉「じゃあチャーハンとか・・・だめですか?」

「なんでもいいよ」

そう言いながらリビングに向かった