登校途中。

俺はコンビニへ向かう。
取りあえず今日発売の少年誌を買うためだ。

「めんどくせ」

一言呟いてまた通学路を進む

そして、自然と腕をみる

京都の有名なとある山で買った数珠だ

紫色に光る数珠

お気に入りのお稲荷さんがいる(と信じている)数珠だ

そして学校についてホームルームが始まるが、俺は眠る。

そしてホームルームが終わると俺はとりあえず一気に階段を駆け上がり屋上へでた

そこで少年誌を読むのが日課だ。

すると他の学生が上がってくるのが聞こえた
聞き覚えがあった友人だ

友A「おう○○」

「おう、BとCもDも一緒か」

B「あったり前だ」

C「うんうん」

D「いつもの4人なんだからね」

と4人が言う

D「そういえばさ、肝試しいくって話、どうなの?近くの山の祠に行くんでしょ?」

という。

確かにそんな約束してたな

「いくよ?気は進まんけど」

B「なんでだ?」

「ん!」

腕の数珠を見せた。

「伊達に付けてるわけじゃない」

3人は厨二を見るような目で俺を見るが正直今までに数珠を4つはだめにしてる

一つは水晶だった数珠が黒く変色

二つ目は一つ残らずひびが入る

三つ目は弾け飛び

四つ目は結び目が燃えた

しかし、怖がらせるのはイヤだからはなさない

「でもやばいけど行きたいね」

B「そう来なくちゃな」

休み時間が終わり、

授業も終わり、下校・・・

俺は家へまっすぐ帰る。

そして、支度をする
肝試しに必要な懐中電灯を手にした
そして御守り。
この御守りは絶対に手放せない御守りだ

昔、小さい頃に稲荷神社でもらった御守りだ

「よし、と身支度を終えた。夕飯を食うか」

と夕飯を早めに始めた


続く
青い空・・・

雲が一つもない・・・

綺麗な透き通る青色が広がってる

それは青空の感想

足下には色とりどりの花がいっぱい咲いて、まるで天然の絨毯の様

それは足の着く陸の感想・・・

でもそれ以上にすてきなのは私の膝を枕にして寝息をたてるマスター・・・

「透夜・・・」

ゆっくり長めの黒髪にふれて頭を撫でる

寝顔が可愛い

ありふれた感想でも私にとっては最高の感想・・・

「ん・・・」

「あ、起こしてしまったか?」

目をこすり私の顔を見るマスター
眠たそうに、でも表情を和らげて笑う

「おはよう宵月!」

「フフ、おはようマスター」

私はあえてマスターが目を覚ましているときはマスターと呼ぶようにしている

「まだマスターっていうの?名前で呼んでくれよ」

「で、でも・・・マスターはマスターじゃないか」

そう、恥ずかしいんだ
恥ずかしすぎて機能・・・
心臓が爆発してしまうくらい高鳴るんだ・・・
色々な期待が混じり合ってしまう・・・
名前を呼ぶだけであふれ出てしまう

「宵月?」

「ひゃぅ!?な、なんだ?」

肩を抱きしめられた・・・
心臓が止まるかと思った
それとは逆に鼓動が早くなる

「・・・」

真剣な眼差しを送るマスター

「な、なんなんだ?きゃっ!」

ぐいっと私を無理矢理正面に向かせた

「んン!?」

無理矢理のキス

でも、なぜかイヤじゃなかった
口の中がマスターで埋まる

そのあと唇を離したマスターは罰の悪そうな表情を浮かべた

「ごめん・・・でもずっとこうしたかったから・・・」

「いいよ。マスターだから・・・」

私は甘い気持ちが生まれて胸元にマスターを抱いた

その瞬間なんだか眠気に誘われて抱いたまま眠ってしまった









「はっ・・・マスター」

目を開けると見覚えのある広い部屋・・・
大きなパソコンのディスプレイに机に伏せたまま眠るマスターの姿

全て・・・・・

夢だった・・・

「神姫でも夢を見るんだな・・・それにしても・・・」

生々しい夢

唇を指で触れる

まだ、中まで感覚があるように感じる

「いつかそんな関係になれないか・・・人間のようにマスターを愛してみたい」

私は呟いて・・・

マスターの腕に背中を預けて少しだけ窓を眺めて物思いに耽っていた
人間は愚かだ

戦を続け、技術を向上させ、また戦を起こす

だから・・・

私達が作られたから始まるのは戦だ









「くぅ!まだ援軍は来ないの!?マスター!」

「連絡がとれない・・・もう少し耐えてくれ!」

上空からの爆撃・・・

地上からの砲撃・・・

一体のアーンヴァルがそれを耐える。

耐久性は向上させたがさすがに限界だ

《アーンヴァル、そこから2時の方向へ飛べ》

アーンヴァルに通信が入る
声はストラーフだ・・・
でも知っているストラーフとは声のトーンが違う

《早くどけ・・・お前も破壊されたいのか?》

「わかった!」

仕方なく言われたとおりに飛ぶ

その瞬間・・・

ズオオォォ!

青いビームキャノンが地上の砲撃機を飲み込み、破壊した
それだけではなく、上空の爆撃機もビットが破壊していた

その射撃の主が白い翼を広げこちらに向かってくる

黒いストラーフの装備だが、リアが白い翼に変えられていた
オプションもスピード向上のものだけだ

「大丈夫か?」

「は、はい・・・なんとか」

ストラーフは黒いヘッドパーツを外し、青い瞳をアーンヴァルに向けた

「そうか、良かった。マスター、救出成功だ。」

《了解、このまま施設制圧は可能か?心配なら一度帰還してくれ。万が一は・・・》

「大丈夫。弾薬も十分だ。いざとなればマスターとリンクすればいい」

ストラーフはニコッと幸せそうな笑みを浮かべた

アーンヴァルはそんな光景をみて

(あぁ、ストラーフとストラーフのマスターは好きな人同士なのか)

と感じた

「アーンヴァル、ここは私に任せて帰還しろ」

さっきの表情を消し、厳しくアーンヴァルをみる

「は、はい!」

アーンヴァルはその場から飛び出した

感じたのは殺気・・・

「作戦変更、軍事施設制圧。及び軍用神姫の破壊」

翼を広げ地を蹴るとストラーフをずば抜けたスピードで施設を駆けめぐる
「宵月~!」

「あ、マスターか。どうしたんだ?」

「これを着てくれないか!?」

「っ////い、いやだ!恥ずかしい!」

マスターが出したのはいわゆるゴスロリというもの。
私はこういう服装はいやだと言い続けてきたのにとうとう実物を持ってきた

「だって絶対似合うと思ったから・・・」

マスターはしゅんと俯いてしまった

「そ、そんな態度してもいやなものはイヤなんだ」

「なら瑠璃に着せ「わ、わかった!着る!」やたーっ!」

はぁ・・・

でも瑠璃が着るのは許せない・・・

いや、着るのは構わない、でもマスターの好感度を上げるのは許せない

私はマスターから服を受け取って着飾る。
マスターは私達が着替えるための部屋を木材で作って姿見まで置いてくれたからマスターの前で着がえたりはしない

しかし・・・

「着にくいな・・・」

ヘッドドレスも付けにくいし・・・
悪戦苦闘しながらも着替えて、扉を開けてマスターの前にたった

「ど、どうだ?似合ってないんじゃないか?」

「いや!うんなことないって!すっげー似合う!」

マスターは拍手する。

「さすが宵月だよ」

「う、うん・・・」

恥ずかしすぎて顔が見れない

「宵月・・・」

「ちょ!?」

小さな手の甲にマスターがキスをした

「これからもよろしくな」

「う、うん////」


マスターは何したいか、最近わからない
カチャカチャ・・・

「どうぞ、マスター」

「お、ありがとう宵月」

昨日のあの一件から宵月はなにか遠い目をしていたり、窓際で黄昏たりといった行動が目立っていた

「宵月、悩み事があるのか?」

「え、あ、いや、その・・・」

明らかに焦る宵月

「宵月、ちょっと」

「へ!?!?」

おでこにキスをしてやった
端から見たら変態だ、しかしそんなことは気にしない

「好きだから、相談くらいしてほしい」

「マスター・・・」

(そうか・・・私はこんなにも想われていた・・・そうだよ・・・マスターは人間とか関係なしに私を見てくれていたんだ)

「今ので悩み、吹っ切れた!」

「そうか。ならリアパーツの整備手伝ってくれ」

「了解!」