人間は愚かだ

戦を続け、技術を向上させ、また戦を起こす

だから・・・

私達が作られたから始まるのは戦だ









「くぅ!まだ援軍は来ないの!?マスター!」

「連絡がとれない・・・もう少し耐えてくれ!」

上空からの爆撃・・・

地上からの砲撃・・・

一体のアーンヴァルがそれを耐える。

耐久性は向上させたがさすがに限界だ

《アーンヴァル、そこから2時の方向へ飛べ》

アーンヴァルに通信が入る
声はストラーフだ・・・
でも知っているストラーフとは声のトーンが違う

《早くどけ・・・お前も破壊されたいのか?》

「わかった!」

仕方なく言われたとおりに飛ぶ

その瞬間・・・

ズオオォォ!

青いビームキャノンが地上の砲撃機を飲み込み、破壊した
それだけではなく、上空の爆撃機もビットが破壊していた

その射撃の主が白い翼を広げこちらに向かってくる

黒いストラーフの装備だが、リアが白い翼に変えられていた
オプションもスピード向上のものだけだ

「大丈夫か?」

「は、はい・・・なんとか」

ストラーフは黒いヘッドパーツを外し、青い瞳をアーンヴァルに向けた

「そうか、良かった。マスター、救出成功だ。」

《了解、このまま施設制圧は可能か?心配なら一度帰還してくれ。万が一は・・・》

「大丈夫。弾薬も十分だ。いざとなればマスターとリンクすればいい」

ストラーフはニコッと幸せそうな笑みを浮かべた

アーンヴァルはそんな光景をみて

(あぁ、ストラーフとストラーフのマスターは好きな人同士なのか)

と感じた

「アーンヴァル、ここは私に任せて帰還しろ」

さっきの表情を消し、厳しくアーンヴァルをみる

「は、はい!」

アーンヴァルはその場から飛び出した

感じたのは殺気・・・

「作戦変更、軍事施設制圧。及び軍用神姫の破壊」

翼を広げ地を蹴るとストラーフをずば抜けたスピードで施設を駆けめぐる