前回の記事
の続きです。
性教育絵本を読んだら
必然的に子どもから質問が飛んできて
それに応えることになる、と私は思っていて
でもそれこそに価値があって
絵本だけでは性教育ができない理由にもつながります。
なぜなら
④家庭での性教育は
自分の価値観をわが子に伝えること
が大切だから
性教育って
性の知識を伝えることだけじゃないと私は思ってます。
性別や人との付き合い方や
自分や相手を大切にすることも
大事な性教育のテーマで
これって、単純に知識だけでは
身につかないことだと思うんですよね。
じゃあどうやって身に付けていくのかっていったら
身近にいる大人が自分の価値観を伝えること
そんでそこから
子ども自身が自分の価値観を育てること
が必要だと思うのです。
そのためには
いろんな価値観に触れること
まずはここから始まるのかなと思うのです。
芋ほり楽しいの価値観♡
絵本に書いてある内容を読むだけでも
いろんな価値観に触れられると思うんだけど
そのことについて
「お母さんはこう思うな」って
お母さんやお父さんの価値観を伝えたら
さらにいろんな考えに触れられるし
なにより
お父さん・お母さんの「こう思ってるよ」を伝えて
それについて子どもと話し合えるのって
めっっちゃいい親子関係だと思うんです!!
価値観っていうと
なんか難しいこと思い浮かべるかもしれないけど
べつにすごいこと話さなくていいと思うんです。
うちの3歳長女との会話を例にあげると
長女ちゃんはどうしてこの子が男の子だと思ったの?
う~ん、髪の毛短いからかな~
そっか、長女ちゃんはそう思ったんだね。
ママはこの子が男の子かどうか分かんないんだよね。
どうして?
ママには髪の短い女の子の友達もいるからさ~
どっちか分かんないな!
とかね。そんなところからも
髪が短い=男の子
じゃないのかも?
ってことがなんとなく伝えられて
なんとなく長女の中で
性別って見た目で判断できないのか
女の子が髪短くてもいいのか
そんな風に思ってくれたらいいなと思ってます。
で、これって1回話しただけじゃ何も伝わらないし
もしかしたら何千回言っても伝わらないかもしれないんだけど
でもそれを何回もいろんな角度から話すことで
長女の価値観がどんどん育っていって
人はみんな違ってあたりまえ
自分もそのままでいい
そんな価値観になったらいいなと思って伝えてます。
で、それこそが
家庭で性教育をやる意味につながると思ってます。
毎日、ふとした瞬間にいろんなところから
自分の価値観をわが子に伝える。
これってやっぱり
家庭だから親子だからできることだと思うんですよね。
なので、せっかく家庭で性教育するなら
この自分の価値観をわが子に伝える
っていうことを大切にして欲しいのです。
で、それはタイトルの通り
ただ絵本を読むだけではできないことなんですよね~。
まとめると
家庭での性教育は
わが子に合わせて内容をステップアップさせながら
自分の価値観とともにコツコツ伝え続けることが大切で
絵本をサポート的に使うのはとってもおすすめだけど
絵本だけで性教育をしようとすると
なかなかにハードルが高い!ということです。
やっぱり誰かに何かを伝えようとするときは
腹くくって向き合って話すっていうことが大切だと思うのです。
ツールはサポートでね!