英語が苦手な小学校の先生向け英語コーチ
かおり先生です。
前回までのヒストリーはこちら
教員の仕事も好きだけど、
この仕事で一生終えてくの？
本当は
「子どもに英語を教える仕事」
がしたい！
と人生を見つめ直し、新たな夢を見つけてから
英語学び直しを本気で始めました。
小学校で特別支援学級担任をしながら
家では保育園児2人を抱えながら
まずは小学校英語指導者資格（J-shine）
取得を目指しました。
基本的な英語の知識、外国語教授法、
子どもの脳の発達などをテキストで学んだ後、
オンラインでのテスト（5科目）
これらは、長期休みを利用して
ほとんど終わらせることができました。
ＤＶＤを見て受講する講座は
寝かしつけから寝落ちしなかった日に
子どもたちが寝てから見ることで乗り切りました。
全てのテストが終わると
児童英会話教室用と小学校の授業用の
レッスンプランの作成。
これには時間がかかり
また、家に子どもがいると集中できず…
主人が休みの日に子どもたちをお願いして
カフェでレッスンプランを書きに行きました。
勉強時間のある時しか勉強しなかったので
家事育児仕事のある私は、
この資格を取得するのに一年かかりました。
けれど夢のためだったので、苦しい思いよりも
やる気に満ちた充実した日々でした。
資格取得後、
「教員辞めて児童英会話講師になるぞ！」と
思っていた矢先、管理職から
「次年度から、
外国語専科をお願いしたい。」と
打診がありました。
周りには受講していることは隠していたので、
ここで英語の仕事の打診が来るのは
「引き寄せ」だ！と思いました
かなり悩みましたが、引き寄せも一つのご縁。
次年度から外国語専科（担任外）として勤務すること
を決意しました。
3～6年生の全ての外国語活動・外国語科を担当。
毎日の授業案を考えるのがとても楽しく
天職だと思いました。取得した資格も
毎日の仕事に生かされ、充実した日々を
送っていました。
しかし、思わぬ困難がやってきたのです。
それは、長年見ないように蓋をして隠していた
私のコンプレックス
英語の発音と英会話でした。
読み書きはもともと得意だったこともあり
趣味の英語学習も読み書き中心。
苦手なことからずっと逃げてきた結果、
子どもたちの前で話す英語がカタカナ発音。
ALTとの授業のミーティングがしどろもどろ。
言ってることがわからない。
自分の言いたいことが英語で言えない。
大好きな外国語専科の仕事で大苦戦。
そこから、SNSでおすすめの発音学習方法や
英会話習得法を調べたり、本屋で参考書を探したり
するものの、独学での限度を感じました。
本気で大好きな英語の仕事がしたいので
苦手と向き合う決意をします。
そんな時にInstagramで見つけた
「英語コーチ養成講座」。
「英語力をアップして英語の仕事をしたい
女性を応援」
というフレーズに惹かれ、受講を決意。
今までの最高自己投資額にドキドキしながら、
受講しました。
しかし、ここが私の考え方がガラッと変える
転機になりました。
毎週のように課題が出されますが、
当然時間はありません。
でも、「時間が無くてできませんでした。」
というのはただの言い訳にすぎません。
「どうしたら時間ができるのか」を考え始め、
朝起きる時間を1時間早め、
家事をするまでの時間を
勉強時間に充てることにしました。
季節は冬に差し掛かるころ。北海道の冬は寒い。
朝5時はまだ真っ暗。寒くて暗い朝5時。
最初は起きるのも辛く、ベッドで自分との闘い。
それでも頑張って起きていると、
徐々に体が慣れ始め
自然と目が覚めるようになりました。
コーチからの発音の課題をもらい、声に出す練習。
添削を受けて再度直す。
自分の言いたいことを英語日記に書き、音読。
地味な練習を地道にコツコツやること6か月。
苦手だった発音が、英語らしい滑らかな発音に。
自分の言いたいことが
パッとALTの先生に言えるように。
自分の英語に自信がつくと、
外国語の授業の中でも
子どもたちに発音指導を自信を持ってできたり
ALTとのチームティーチングが円滑に進むようになり
外国語の授業を楽しむ子どもたちも増えてきました。
人は何歳からでも学びはできる
時間は見つけるものではなく、
作るもの
この経験から体感した私の学びです。
長くなりましたが、私の自己紹介は今回が最後です。
次回からは、私の小学校外国語教育への想いや
英語が苦手で外国語授業にお困りの先生向けに
お役立ちになる情報を発信していきます。
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