ようやく、1年とちょっと前のことを振り返り、勝手に一区切りついた気分なお話 | 天津甘栗

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自分のふとした気付きや、誰かが気づかさせてくれたこと、ただの日常のつぶやきなど、きの向くままに綴っていきます。

今回は、1年ともうちょっと前あたりの私のお話です。




先日、このえいみーさんの記事を読んでから
いろいろな、出来事や思いが蘇ってきて、
ぱらぱらぱらぱらと、記憶や感情が整理されていっている今日この頃です。





私のリアル心屋の始まりは、えいみーさんでした。

2019年の1月

心屋セミナールームで行われた、えいみーさんの初級セミナーに参加しました。

その時のえいみーさんの記事です。



この初級セミナーに参加する直前までの約4ヶ月、
(大阪地震があった頃からだったなぁ、たしか。)


私は、体調を崩し、お仕事をお休みしていて、その間、たったひとりで、というか、ひとりになりたくて、誰とも繋がらず、どこにも行かず、引きこもり、泣き続けて、自分に問い続け、向き合い続けて、生きている心地がしないままただ生き続けていていました。もがいていました。苦しんでいました。


そんなふうに、もがき苦しみ、涙を流す日々を、過ごしたあと、

ふと、“もう終わりにしよう”、“自分で進もう”、と思えたときがあって、

その時に、見つけたのが、そのえいみーさんのセミナーでした。



結婚もしていないし、子どももいないし、そもそも女の自分を認めきれていない私が、なぜ、えいみーさんのセミナーにひかれたのか、今でもよく分からないんですけどね。

でも、他の人ではなくて、えいみーさんのセミナーに行くことをあの時の私は選んで決めました。


仕事を休んでまで、しかも、復職したてなのに休んでまで、それでもやっぱり自分のために参加したいと思えた、あの感覚は初めてのことだったなぁと、思います。






その、初級セミナー当日のことは、これまで、なんだかきちんと振り返れないままでいました。


ペアになって一緒にワークをしていた人に
「あなたは、耐火性煉瓦みたいだ」と言われて、爆笑したこととか

お昼ご飯の写真を見てもらおうとしたら、ご飯の写真じゃなくて
キセノン(ちょうどその日に、引退を決めた元横綱稀勢の里)の写真が出て来てしまって、
「びっくりしたわ!」って、えいみーさんが笑ってくれたこととか

同じグループだった人が、えいみーさんの大ファンで、セミナー終了後に、勇気を出してえいみーさんに話しかけハグをして写真を撮る姿を、素直に応援しながら、にやにや眺めていたこととか

ふと思い出すのはそんなことです。




その時の私は、しのぶとは名乗らずに

普段のニックネームの“かんちゃん”と名乗っていましたし、

自分の性自認のことに、触れることもしないままでした。

今思えは、その時はただその場に居ることに必死で、それがその時の私の精一杯だったんだなぁと思います。



その後、えいみーさんのブログに足しげく通い

例えばこんな記事とか↓
えいみーさんの記事に、私を見つける度に、

私のいる場所があるんだなぁと感じられて安心したり、励まされたりしていて

それを確かめるために何度も何度も読んでいました。



そして、いろんな記憶や感情が、あとからあとからわいてきて

混乱しながらも、泣いたり、悶絶したりする日々が、始まり、続きました。



そういう自分の中に湧き起こるものを持てあますようになっていき、

このままひとりで向き合おうとしてもどうにも出来ないのかもしれない

自分と向き合うことをしている人達と繋がろう

自分と向き合う練習を続ける場所にしよう

そう思うようになっていって

このブログにも、自分のことを書くようになりましました。




その頃からかなぁ

何でか分からないけど、朝起きたら嘔吐することが数日おきに、続きました。

それから半年くらいの間、消化器系を診てもらっても結局よく分からないままそんな状態が、続いて、

半年後の6月に、激しい嘔吐がついに朝だけではおさまらなくなって、いよいよもう無理だな、と思って覚悟を決めて、救急に頼り、身体はふらふらなのに意外と冷静にいろいろ準備して、救急搬送され、点滴して落ち着いたら帰れると思いきや、血液検査で想いもよらない数値を叩き出して即入院となり、2週間ほど病院でお世話になりました。


もう、その時は、いろいろな感情が相まって、まさに混沌とした日々でした。

ただ生きてるだけの私を突きつけられて、それと向き合う日々。

ただ生きてるだけの私を受け入れる日々。



その入院までの一連の出来事だけをみると、なんとも苦しい感じがするんですけど、

不思議なことに、その苦しさにまみれる度に、何かを削ぎ落としているかのように、身体も心もなんだか軽くなっているような感じもしていました。


病院で過ごすうちに、おかげさまで体調は安定して

退院してからは、もう嘔吐することは無くなりました。


本当に不思議な嘔吐の日々でした。

デトックスしまくっていたのかなぁと、今となっては、そんなふうにも思います。





それからの私は、ますます自分と向き合うことを続けていき、というか、向き合わざるを得ない状態が目の前に次々と起こるようになっていき


ヨガで自分の身体と心を静かに眺める練習をしながら

秋には、うさこさんの上級ワークショップに参加して、自分をひらく、自分を差し出す楽しさを体験することができて

その後、うさマスに参加することを決めて、現在受講中です。



1年とちょっと前の私には、想像もつかないような世界を今の私は見ているなぁと感じています。

想像もつかないような出会いがあり、いろいろな繫がりを得て、たくさんのことを学んでいます。



これからの私は、

どんなふうに、生きていけるんだろう

どんなことを、感じていけるんだろう

どんな私で在ろうとしていくのだろう

今の私には

1年ちょっと前の私には想像出来ないような生きることに対しての“わくわく”がいっぱいです。




あの時、えいみーさんは、私の中にたくさんの種を蒔いてくれていたんだなぁと感じています。

それが、こうやって少しずつ少しずつ、芽を出して育っていっている。

これからも大事に大事に育てていこうと思います。



そんなふうに感じられるようになってきて


えいみーさんに会って、私に起こった思いや見える世界の変化を報告しよう、感謝の気持ちを伝えよう、そんなことを考えたりもするようになりました。


すると、意外とすんなり、とある場所で叶いました!


この時、

あの時のしのぶです。と、今の私が見ていることをいろいろお話できて

えいみーさんに、“かんちゃん”ではなく、“しのぶ”と呼んでもらえたことも嬉しくて

笑いながらお話できたことが心地よくて


なんだか、ようやく、というか、勝手に、私の中で、一区切りついたように、すっきりとした気分でした。







あのとき、えいみーさんのセミナーに参加して本当によかったです。

えいみーさんに出会えて本当によかったです。

私にたくさんの種を植えてくれてありがとうございました。