男のきものっていかが?2019 その20 ~紙布の角帯。~ | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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若だんなの着物姿から、

男の着物の楽しみ方を紹介する、

 

男のきものっていかが? シリーズ

 

 

全100回+α 過去のまとめはこちら

男のきものはここを見て♪~総集編~

 

2017年版はこちら

男のきものはここを見て♪2017総集編

 

2018年版はこちら

男のきものはここを見て♪2018総集編

 

2019年版はこちら

男のきものはここを見て♪2019総集編

 

 

今日の名古屋は梅雨らしい一日。

 

雨が降ったり止んだりしながら、

静かな土曜日になっています。

 

 

湿気を含んだ一日には、

通気性が良く、肌触りも良い、

小千谷縮が心地好く袖を通せます。

 

私も七月から着始めましたが、

今年は二着の小千谷縮を着回しながら、

日々過ごしています。

 

 

今日は白系のものに、

長い付き合いになっている、

紙布の角帯を合わせました。

 

 

紙布」とは字のごとく、

和紙で織り上げた織物のこと。

 

それ用に和紙を糸にする事もありますし、

古紙を再利用して織り上げるものも、

なかにはあります。

 

 

そして、使う糸にも色々とあり、

経糸は絹糸を使っているものや、

全て和紙の糸を使っているものもあり、

100%和紙の紙布の事を、

諸紙布(もろしふ)」と呼びます。

 

 

この帯は、諸紙布のもの。

 

 

和紙はとても丈夫で、

この帯とも10年以上の付き合いになり、

汗をかく6月から9月の夏場にかけて、

ヘビロテで使用をしてきましたが、

解けたり、精が抜ける様子もなし。

 

 

当然、

経年使用によるへたり感はありますが、

それが結び良さへと繋がっており、

一層愛着が湧く一本になっています。

 

 

片側は濃淡のツートンになっていますが、

もう片側は織模様が美しい仕上がり。

 

 

着る着物に合わせて、

その日の気分に合わせて、

表裏使い分けています。

 

 

一本の帯、一着の着物と、

長い時間を過ごす事が出来る。

 

 

もちろん、

新しい着物を何枚も誂える事も、

素敵で楽しい事ですが、

 

一枚の布と向き合い、

時間を共にしていく事も、

着物を楽しむ、大切な要素。

 

 

皆さまにとって、

そんな想いと時間を共に出来る、

素敵な着物がそばに在りますように。

 

 

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