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関西メディカルスポーツ学院

整形外科医師・理学療法士・柔道整復師も学ぶ摩季れい子学長のオリジナル技法

今日は、雨は上がりましたが風がきつく、寒い大阪です。


この時期のグラウンドでの練習は体がすぐに冷えるので、風邪をひいたり、ケガをしないように気をつけてくださいねビックリマーク


さて、「筋力を効果的に高める方法」や「トレーニングの原則」などについて、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』第5章「筋収縮を理解して筋トレする」から引用して、シリーズでご紹介しています。


今回も昨日の「筋トレの効果を左右する強度設定と管理の重要性」についての続きをご紹介いたします。

















4.無酸素性の筋力と有酸素性の筋持久力の鍛え方(続き)


「これらの2つの要素をもつトレーニング方法を日常的なメニューとして行う例としては、低負荷トレーニングは週に4~5日、回数によっては毎日でも可。


このトレーニングを実施する日には、鍛えた筋肉の神経反応力を得るためのリフレクション(反射)トレーニングで脳や体の位置覚(体幹と四肢関節の屈伸状態を感じとり、その位置や動きを察知する感覚をいう)などの反応を鋭敏にするといいでしょう。


また、負荷を大きくし、無酸素性パワーを鍛える日には、全身のバランストレーニングやストレッチを十分に取り入れ、全体的なバランスも同時に整えることがお勧めです。



※最大筋力を間接法で算出する際の目安・・・2RM:最大筋力の95%、3RM:最大筋力の93%、4RM:最大筋力の90%、5RM:最大筋力の87%、6RM:最大筋力の85%、8RM:最大筋力の80%、9RM:最大筋力の77%、10RM:最大筋力の75%、12RM:最大筋力の70%、15RM:最大筋力の67%、20RM:最大筋力の60%を目安として、実際の最大反復回数から算出する。(全米ストレングス&コンディショニング協会『NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識』P385 表153より引用)」


次回は、続きとして「野球に特化した『野球筋』作りと神経の協応力を養う」ことについて、ご紹介いたします。



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いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


今日は久しぶりに大阪は朝から雨ですね。

インドアで筋トレされる方が多いのでははてなマーク


さて、「筋力を効果的に高める方法」や「トレーニングの原則」などについて、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』第5章「筋収縮を理解して筋トレする」から引用して、シリーズでご紹介しています。


今回は昨日の「筋トレの効果を左右する強度設定と管理の重要性」についての続きをご紹介いたします。























4.無酸素性の筋力と有酸素性の筋持久力の鍛え方


「上記のように、ハイパワーを得る場合には高負荷を設定し、回数を少なくします。


この設定により、白筋が鍛えられ、無酸素性の収縮能力が高まり、大きなパワーを生み出す筋力が養えます。


野球ではバッティングのヘッドスピードを高めるグリップを握る力、ピッチングではリリース時の指の屈筋・伸筋群の結集力(指でボールを押さえる力)、あるいはダッシュ時の瞬発力などは、この無酸素性の大きなパワーを活用しています。


また、筋肉中の赤筋を鍛え、大きな力ではないものの、持続的に力を発揮する筋持久力を養うには、低負荷・高回数で行います。


強度は1RMの50~60%の負荷で回数を多くする方法で実践します。目安としては15~20回の反復で筋腹に張りが出る程度の負荷とします。


また、セット間の休憩時間を30秒に設定し、3~5セット行います。


このトレーニング法は筋肉中の毛細血管を新生させ、筋肉内の酸素供給力と二酸化炭素を搬出するガス交換力も高まり、エネルギー供給時間を持続する能力がアップします。


神経系では、筋肉へ繰返す電気刺激にも対応するため、末梢の筋肉をコントロールする能力が養われます。この要素は長時間の練習に取り組む選手にとって、とても大切な能力です。


また、筋収縮を反復させる力は、筋肉内のミルキングアクション作用(心臓から送り出された血液は動脈を通り体の末端までたどり着き、静脈を通って心臓に戻る。その際、筋肉が収縮して静脈が圧迫されると、血液が心臓に送り返される。この筋肉によるミルクを絞るような動きをミルキングアクションという)も向上させ、筋疲労を軽減させる効果も得られます。」



つづく



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前々回から、「筋力を効果的に高める方法」や「トレーニングの原則」などについて、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』第5章「筋収縮を理解して筋トレする」から引用して、シリーズでご紹介しています。


今回は、「筋トレの効果を左右する強度設定と管理の重要性」について、ご紹介いたします。


3.筋トレを左右する運動強度を設定するための間接法


「筋トレのプログラム立案や実践での管理は、前述の原則に沿って行って下さい。特に管理の中では強度設定が筋トレの効果を左右する重要性を持つため、この項では強度設定の方法を紹介します。


まず強度を設定するには、個人の能力を知ることが必要で、そのために、最大筋力(1RM―1回だけ持上げることができる負荷量)を測定し、それに対するパーセンテージで強度を決定します。


最大筋力の出し方には、1回持ち上げてから降ろすことができる最大重量によって示される直接的方法と、間接法があります。


ただ、直接法は重量が大きいことで危険性を伴うため、間接法をお勧めします。


間接法とは、例えば最大連続反復回数5回の挙上動作の場合、負荷量×0.9を最大筋力として算出する方法です(※最大筋力に対する、反復回数ごとのパーセンテージは後述します)。


目的に応じて最大筋力が決定すれば、そのパーセンテージで負荷量と回数、頻度を決定します。


ハイパワートレーニングの実践で応用しやすい負荷量の決定法と回数、そして頻度は、3~5回の反復で疲労困憊となる強度を設定し、その負荷で3~5回行い、1~3セット実践します。


この高負荷トレーニングによって筋肉の抵抗を高め、筋肉の横断面積を大きくし、1回に発する筋肉へのインパルス発射頻度(インパルスとは神経線維を伝わる活動電位 のこと)を高めます。


また、高負荷トレーニングは、神経が1回で興奮する刺激(情報)を素早く末梢の筋肉に送り、多くの筋線維が同時に収縮できる神経の筋肉に対する支配数を増やします。



1回の刺激に対し収縮する筋線維の数を増やせば、1度に大きな力を発揮できるということです。」


つづく
















野球トレーニングの具体的な方法につきましては、『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』の


第7章 骨盤スタビリティトレーニング

第8章 上肢帯と下肢の「野球筋」トレーニング

第9章 野球コンビへーショントレーニングとファシリテーショントレーニング


をご参照ください。



摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。(一般書店での販売はしておりません)

https://sv16.wadax.ne.jp/~kanmedi-net/pro/product_info.php?cPath=37&products_id=89&osCsid=de8b11a35f36fa6963f53938d62714d5






前回から、「筋力を効果的に高める方法」や「トレーニングの原則」などについて、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』第5章「筋収縮を理解して筋トレする」から引用して、シリーズでご紹介しています。


2回目の今回は、ご存知の方も多いと思いますが、「トレーニングの原則」について、ご紹介いたします。


















2.トレーニングの原則


「トレーニングの原則とは、「①過負荷の原則」「②意識性の原則」「③継続性(反復性・可逆性)の原則」「④漸進性の原則」「⑤個別性の原則」「⑥全面性の原則」「⑦特異性の原則」などが代表的です。


これらの原則を簡単にまとめると、「①過負荷の原則」とは、トレーニングでの負荷を現状の筋力よりも大きい負荷とすること。ただし、その負荷が適切であることが求められ、大きすぎると逆効果となる。


「②意識性の原則」とは、鍛える部分やトレーニングの目的を意識して実践すること。


「③継続性の原則」とは、効果は1日にして得られるものでなく、継続により高い効果が得られるもので、トレーニングを続けなければ効果は消失するとういこと。


「④漸進性の原則」とは、負荷は強くすることが必要だが、急激に増やしてはいけない。階段を1段1段昇るように増やしていくこと。


「⑤個別性の原則」とは、個々人によって能力は違うため、個人の特性や許容量を理解し、その人に見合った強度のトレーニングを行うこと。


「⑥全面性の原則」とは、部分的に偏るのでなく、全体的なバランスを整えて鍛えること。


「⑦特異性の原則」とは、目的に応じたトレーニングをしなければ、よりよい効果を得ることができないということ。


例えば、野球というスポーツに特化した野球専門トレーニングが重要だということ。


こういったことになります。」






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つづく




年末年始の最後の日曜日ですね。

今年のお正月はいいお天気に恵まれた大阪でした。


さて、「間違った筋トレが筋バランスを崩し、スキル低下や故障を招く具体例」について、シリーズでお伝えいたしましたが、ご参考になりましたでしょうかはてなマーク


今回から、「筋力を効果的に高める方法」や「トレーニングの原則」などについて、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』第5章「筋収縮を理解して筋トレする」から引用して、シリーズでご紹介していきます。


尚、野球トレーニングの具体的な方法につきましては、『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』の


第7章 骨盤スタビリティトレーニング

第8章 上肢帯と下肢の「野球筋」トレーニング

第9章 野球コンビへーショントレーニングとファシリテーショントレーニング


をご参照ください。


それでは、「筋力を効果的に高める方法」についてご紹介いたします。


















1.筋力を効果的に高める方法


「野球のスキルアップには、まず、素早いパワー(筋力×時間)を生み出す筋力と、同じ動作を繰返す筋持久力、そして巧みな動きを可能にする神経と筋肉の調整力が求められます。


その上に、技を持続させる全身持久力(心肺機能)が必要になります。


ここでは、動きの基本となる骨を動かす筋力を効果的に高める方法について、運動機能学と生理学、トレーニング学の側面から考察し、紹介していきます。


一般的に、筋力を高める方法には、①自体重、②フリーウエイト(ダンベル・チューブ)法、③マシンなどを使ったトレーニングがあり、どの方法で鍛えるかは目的に応じて選択します。


筋トレはプレーの質の向上を助け、故障の予防効果を高めることから、シーズン、シーズンオフを問わず、年間を通してのトレーニング計画を立てて実践することが望まれます。


 トレーニング効果を高めるためには、定期的に評価(筋力テスト・筋周囲計測)を行い、多段階的に強度を可変させていくといいでしょう。


また、ウエイトトレーニングに際しては様々な管理が必要ですが、トレーニングの原則を基本としてプログラムを組立てることをお勧めします。」


つづく




摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。(一般書店での販売はしておりません)

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