年末年始の最後の日曜日ですね。
今年のお正月はいいお天気に恵まれた大阪でした。
さて、「間違った筋トレが筋バランスを崩し、スキル低下や故障を招く具体例」について、シリーズでお伝えいたしましたが、ご参考になりましたでしょうか![]()
今回から、「筋力を効果的に高める方法」や「トレーニングの原則」などについて、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』第5章「筋収縮を理解して筋トレする」から引用して、シリーズでご紹介していきます。
尚、野球トレーニングの具体的な方法につきましては、『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』の
第7章 骨盤スタビリティトレーニング
第8章 上肢帯と下肢の「野球筋」トレーニング
第9章 野球コンビへーショントレーニングとファシリテーショントレーニング
をご参照ください。
それでは、「筋力を効果的に高める方法」についてご紹介いたします。
1.筋力を効果的に高める方法
「野球のスキルアップには、まず、素早いパワー(筋力×時間)を生み出す筋力と、同じ動作を繰返す筋持久力、そして巧みな動きを可能にする神経と筋肉の調整力が求められます。
その上に、技を持続させる全身持久力(心肺機能)が必要になります。
ここでは、動きの基本となる骨を動かす筋力を効果的に高める方法について、運動機能学と生理学、トレーニング学の側面から考察し、紹介していきます。
一般的に、筋力を高める方法には、①自体重、②フリーウエイト(ダンベル・チューブ)法、③マシンなどを使ったトレーニングがあり、どの方法で鍛えるかは目的に応じて選択します。
筋トレはプレーの質の向上を助け、故障の予防効果を高めることから、シーズン、シーズンオフを問わず、年間を通してのトレーニング計画を立てて実践することが望まれます。
トレーニング効果を高めるためには、定期的に評価(筋力テスト・筋周囲計測)を行い、多段階的に強度を可変させていくといいでしょう。
また、ウエイトトレーニングに際しては様々な管理が必要ですが、トレーニングの原則を基本としてプログラムを組立てることをお勧めします。」
つづく
摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。(一般書店での販売はしておりません)
