最近読んだ本
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かんくう建築デザイン http://www.kankuu.jp/
「お客様が心から喜んでくれる家を創りたい」と願う広島の建築設計事務所です
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最近読んだ本の感想を書いてみたいと思います。
まずは、神様のカルテ。
映画?ドラマ?にもなったようですが、私は映像は見ていません。
地方医療に従事するお医者さんの日常生活が、淡々と描かれています。
こんなに抑揚のない内容の本を読んだのは初めてですが、
とても考えさせられるものがありました。
地方の病院で日々忙しく働き、地域の人にとってなくてはならない
お医者さんなのですが、目の前の忙しい日々に振り回され、
いつの間にか医療の進歩に気付かず、置いていかれそうになっている自分に気づき、
最新の医療を勉強しはじめる、という内容です。
1,2巻は普通におもしろい、という感じでしたが、3巻がよかった!
気になる方は、手に取って読んでみてください。
本当のお医者さんが書かれている本ですので、実際の地域医療の現実を
知る意味でもいいと思います。
今思うと、本当のお医者さんが書かれているからこそ、淡々としているのかな、
と思います。
敷地について2
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話は戻りますが、敷地を見たとき、その敷地の魅力はなにか?を考えるのですが、
街中や住宅団地だと、なかなか外部に魅力を感じさせるものがないケースが
多いです。
3方家だったり、道路向かいにはビルが建っていたり。
目の前にビルがあったり。
密集地だったり。
開放的にしてほしいという要望があっても、その側が道路だったりして、
外部に対して、開放的にしづらい場合が多いです。
逆にのどかな所の敷地は、目の前に川や海、山など心を和ませる自然の物があった
りして、「この風景、風と光を取り込む家にしよう!」とすぐに思い立ちます。
広々として、のどか~。
そういった外部に対して開くことのできるものが、あれば芯となる物が見えてきやすい
のですが、住宅地だとなかなか芯が見えず、基本プラン作成に時間がかかってしまう
傾向にあります。
なおこれまで書いた内容が基本ですが、価値観の違いに納得したケースがありました。
のどかな場所にある敷地で設計させてもらった時のこと。
敷地の目の前は田園風景で、その向こうは山。
私にとってはとても素晴らしい景色でしたので、基本プランでその風景をドカ~ンと
見せる大きな窓を提案したところ、お客さんから一言、「黒田さんにとっては素晴ら
しい風景に思うかもしれないけど、私たちにとってはもう見飽きた風景なんです。
ですので逆に見せない方向で考えてほしい」と言われたことを思い出します。
この時はほんと驚き、なるほど~と思いましたね。
結局は価値観の違いですが、私は家のプランに関しては正解のない世界だと思って
いますので、お客さんの価値観を優先しました。
ただ私的にその風景を全く強調しないのももったいなさすぎる気がしましたので、
結局、丸窓を設けて借景という技法で景色を切り取りました。
丸く窓で、田園風景を切り取りった施工写真です。
絵画的に見えるのが特徴の技法です。
敷地について1
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前回からの続きです。
さてこれから書いていく内容ですが、家が完成するまでの流れに沿って書いていこうと思います。
その中には、当然私が経験した事や弁護士さんなどからの家についての相談内容、
瑕疵保険の検査員として見てきた事など、様々な内容で進めていく予定です。
まずは土地と地盤についてです。
設計のお話があった時、当然敷地を見に行きます。
これまで団地の住宅街やのどかな場所、住宅密集地など、様々な所で建ててきました。
私が敷地を見て確認するのは周囲の状況や方位、道路の幅員、給排水の状況、
電柱の位置など多岐にわたります。
その中でもけっこう大事なのが、その敷地に立った時の感覚。
雰囲気を感じると言いますか、その土地の魅力を感じ取ると言いますか、
なかなか言葉では表せない感覚です。
お客さんと様々な候補地をめぐる機会がありますが、けっこう直観を大切にしています。
ちなみに意外と思われるかもしれませんが、私にとって難しいと感じるのは団地などの
整形地や広大な敷地。
狭かったり、不整形な敷地だと「これだ!」というのが出てきやすいのですが、
整形地や広い敷地だと、「これだ!」というのがなかなか出てきにくい傾向にあります。
もし果てしなく広大な敷地に、「どれだけお金かけてもいいから、自分で好きな家を
建てて」と言われると途方に暮れる気がします。
ほんと、お客さんからの要望や敷地の形状、予算、法的な縛りがあって初めて考え
る事の出来る頭脳だなぁ、とつくづく思います。
ですので、画家さんなどキャンパスの大きさしか縛りがなかったり、彫刻家みたいに、
そもそも縛りが無かったりする職業の方って、どんな頭脳をしているのでしょう。
不思議です。
設計という仕事
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建築設計という仕事はデザイン的な所がクローズアップされがちですが、基本は技術者。
最低50年以上大きな不具合もなく住み続けることを想定する家で、なぜこのように設計
したのか、なぜこのようなデザインにしたのか、を説明できなければいけないと思うんです。
ただ窓の大きさや屋根の勾配など、数パターン書いてみて、しっくりくるのを選ぶケースもあ
るので全てとはいきませんが、基本はきちんと説明できること。
それが大事だと思っています。
ちなみに家は正解のない世界。
私にとってはお客さんに満足して頂ける事が正解なのですが、家は出来る限り長生きし
てほしいもの。
現在私は47歳。これまで経験した事、例えば子育てなど経験したことは設計に反映させる
ことが出来ますが、48歳以上の経験がないため、年を取ってからの生活は想像になり、
おのずと設計も身の周りの高齢の方の様子を見聞きしたり、書籍等に頼ることになります。
私は新築時の満足だけではなく、長い目で見ての満足の方を求めるタイプだと思っていま
すので、10年後、20年後、または50年後を想像し、「建てたときは嫌だったけど、今思うと
やってもらっておいてよかった!新築の時、はやっていたデザインを今思うとやらなくてよかっ
た」等、長年住んでみて気付いた良さを教えてもらうと、とてもうれしく思うと思います。
家は正解のない世界と書きましたが、私にとっては私が亡くなるまで住んでもらい、もちろん
存在し続ける家を設計することが、正解なのかもしれません。
雪景色
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今日は安佐北区の白木へ。
道路には雪はありませんでしたが、田畑はやっぱり雪が。
事務所のある緑井もけっこう降りましたが、当然ながらもっと降った事でしょう。
ちなみに私が住んでいる八木地区。
日曜日には積雪30センチを超えていました。
写真は、そんな中犬の散歩に行く娘です。
白木での仕事は昨年から続いている、ある古民家の調査。
都市計画外ですので、建築確認申請を出す必要のないエリアである関係上、
図面がありません。
まずは間取りを取らないと計画も出来ないので、その調査です。
今のところ、福祉関係で考えていますが、まだまだ白紙状態。
まずは現地調査をしっかりしてからですね。
さてちょっと反省タイム。
昨年から忙しくしている関係で、少しブログがおざなりになっている気がする日々。
これではいけないと思い、何を書こうかと考えていたところ、
家について「かんくう建築デザイン」の考えや経験などを連載する形で書いていこうと
思い立ちました。
ですので、次回辺りから趣向を変えていこうと考えています。
お楽しみに~。
今年やろうと思っている事
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少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
年末は30日まで仕事。
「上根の家」「小屋浦の家」「毘沙門台の家」の着工が3,4,5月に続くこともあり、
せっせと図面を書いておりました。
ちなみにスタッフは子供の関係で、年末年始は冬休み。
小学校がお休みの時は、どうしても戦力がダウンしてしまいます。
年明けて1,2日は、私とかみさんの実家に帰り、のんびりと過ごしてきました。
そして3日からは仕事。
ちなみに年明け早々の仕事は、今年の目標を考える事です。
数年前の一時期、会社らしく売り上げ目標なんぞを掲げたことがありますが、
売り上げ目標を設定してもいっこうに燃えない自分に気づき、
それ以後ワクワクし、又行動的な目標にすることにしました。
例えば、宅地建物取引士の資格を取るとか、地域活性化についての本を5冊は
読む、とか。
個人的には、月1回は海釣りに行く!とか。
必ずしも達成できなくても「まぁ、いいか」という感覚で設定していますが、
以外や以外、プライベートな目標以外で具体的なものは達成しています。
さて今年の目標は、数年前に挫折した内容です。
以前、狭小敷地や変形敷地、道路に接していない、市街化調整区域、
などの理由でなかなか売れない土地の上に建物を計画して、
それを提案していこう、という内容です。
以前試みた事なのですが、なんせマンパワーが足りず、あきらめた経緯があります。
今回は設計スタッフも2人になった事だし、少しずつやってみるか!
やって見なくては分からない!という感覚で決めました。
その他にも理由があります。
現在の仕事の流れは、計画は私、実施設計はスタッフ、という流れでやっているため、
スタッフは計画の経験があまりありません。
ですので、計画のトレーニングという意味でもいいと思っています。
スタッフ全員揃うのは来週の金曜日。
まだ細かな計画は詰めている段階ですが、みんなに話してみようと思います。
ちょっと振り返り
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今年もあと二日という事で、ちょっと振り返ってみます。
お仕事は、忙しかった~。
年々忙しくなっている感じがします。
原因は少しずつですがお客さんが増えている事もありますが、一番は図面の
密度が高まった事。
一般的な詳細図だけでなく、家具なども造り付にするようになって、
以前より枚数が増えている気がします。
また忙しくなった関係で、11月新たなスタッフに入って頂きました。
子育て中でもありますので1日8時間というわけにはいきませんが、
これから一緒に頑張っていこうと思います。
プライベートでは、今年掲げた目標、月一で海釣りに行く!は
仕事の関係で4月に断念。
来年も同じ目標を掲げたいと思います。
来年も今年同様、楽しくお仕事が出来る事を願って、
今年最後のブログにしたいと思います。
また来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
上安の家完成
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昨日は「上安の家」のお引渡し。
娘さん家族とご両親が同居するための、大規模リフォームです。
屋根は葺き替え、外壁も吹き替えで、内部は水周りを一新し、
2人の若い娘さん(お孫さん)のために、和室を洋室にリフォーム。
そしてなにより、介護を受けているおじいちゃんと、足の悪いおばあちゃんの
ための、介護リフォームです。
派手さは全くありませんが、同居するにあたって解決しておかなくてはいけない
介護のしやすさを求めたリフォームでもあり、
安全を確保しながら、身体能力を維持するためのリフォームでもあります。
年末はお引越しでバタバタされるでしょうけれど、
より生活しやすくなった家で、新年を迎えてもらえることが出来そうで、
ほっとしています。
12月は雨が多くて、思うように工事が進みませんでしたが、なんとかなって
よかった、よかった。
畑の地盤調査
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今日の朝一、「上根の家」の建設予定地での地盤調査に立ち会ってきました。
地盤が柔らかいか、硬いか、またその深さは?など状態によって
工事費が変わってきます。
毎度のことながら気になり、見てきました。
これがスウェーデン式サウンディング試験機。
先端のとがった棒を回転させながら地中に入れて、抵抗値を測定する機械で、
住宅では一般的な調査方法です。
調査では表層1mくらいまで、比較的柔らかいことが分かりました。
その他敷地について気になっていたことがあります。
ご覧の通り、敷地は黒いシートで覆われています。
元は畑だったという事ですが、その前は水田だった可能性も考えられます。
以前敷地を見に来た時、近所のおじいちゃんは「ずっとここは畑よ。土も黒いじゃろ。
大昔、大山が噴火した時、その火山灰が降り積もった関係で、こんなに黒いんじゃ」
と言っていました。
ですので、ずっと畑だったのだろう、とは思ってはいたのですが、
どうしても気になって、シートを剥いで土を見たり、試験中水田だった痕跡は
出ないか、など私なりに調べてみました。
調査結果がくるのは約1週間後。
ベタ基礎のままでいいのか、地盤を補強しなくてはいけないのか。
いつもの事ながら、少しドキドキです。
虹梁の長さがすごい民家
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昨日、どんな用途に利用するかまだ決まっていませんが、
まずは間取りからということで、とある古民家を調査してきました。
行ってびっくり、この民家、とにかくでかい!
聞いてはいましたが、すごい民家です。
家を建てたときの財力、いわゆるお金持ちだったかどうか、の尺度は虹梁を
見れば、だいたい判断できます。
虹梁は、縁側の窓の上についている丸太のこと。
これまで私が見てきたので最大は5間半。
畳の長辺5個分+半分が最高だったのですが、この度は6間半。
メートルでいえば、12m50cm。
ずど~んと続くこの長さ。
5間半あれば文化財的に貴重な民家の可能性を秘めていますが、
それをしのぐ長さです。
もちろん家もでかい!
自分がどこにいるのか分からなくなるほどです。
縁側の奥には和室があり、そのまた奥にも和室、というのがオーソドックス
な間取りですが、この民家はそのまた奥に和室があります。
三層連ねて和室があるタイプも初めてで、間取りを取る間中、
興奮しっぱなしでした。
用途も決まっていないし、依頼者が購入されるかどうかもまだ分からない状態ですが、
壊してしまうには惜しい民家でした。
















