直指庵(京都市右京区) | 三日月の館

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所在地  京都市右京区北嵯峨北ノ段町3
山号   祥鳳山
宗派   浄土宗
本尊   阿弥陀如来
創建   正保3年(1646)
開基   独照性円

 

竹林の中にある小さな庵の寺です。

 

直指庵へは、大覚寺西側の道を北へ進む。

大覚寺北側の交差点を左折し、また北進。

大覚寺宮墓地を通過。

大覚寺から約10分で到着。
駒札。

【直指庵】

祥鳳山と号する浄土宗の寺である。
もとは黄檗宗に属し、正保3年(1646)に日本黄檗宗の開祖・隠元禅師の法燈を継ぐ独照禅師が、この地に没蹤庵という一宇の草庵を営んだのが起りと伝えられる。
以後、諸堂が整えられ大寺となったが、禅の「直指人心」の教えに従って、寺名を定めず、直指庵と称した。
その後、次第に寺は荒廃したが、幕末の頃、近衛家の老女村岡局によって再興された。
局は、近衛忠熈に仕え、勤王の志士達と近衛家及びその他の公卿との連絡に当たっていたが、安政の大獄に連座し、江戸に送られた。
後に、許されて帰洛し、嵯峨のこの地に隠栖し、付近の子女の教育に努めた。
本堂北の竹林の中に局の墓がある。
諸堂は、明治13年(1880)に焼失したが、有志の人々の手によって再建された。
本堂には、本尊阿弥陀如来像を安置し、開山堂には、独照禅師の本像を祀る円塔がある。

京都市

 

寺標。

山門。

秋の紅葉の隠れ名所らしい。

山門の茅葺き屋根がいいですね〰

山門を抜ける。

小さな橋を渡る。

素晴らしい庭。
手前の「竹」の碑は、北嵯峨の竹林を愛好するものにより建てられた。

燈籠。

燈籠と紅葉。

陽に当たると紅葉が映える。

 

 

本堂へ。

直指庵は、元は黄檗宗だったが、現在は浄土宗に属する寺です。

本堂内部は写真撮影禁止。

中庭へ。

4月には石楠花が咲き誇るそうです。

春に来たいなぁ…

秋はこちらへ。

紅葉の庭を見下ろす。

秋の手水鉢。

本堂を出る。
愛遭い地蔵。

珍しい竹の庭へ。

孔雀竹。

縞大名竹。

珍しいのだろうか?

二河白道の庭。

写経の間。

秋の手水鉢、その2。

モリアオガエルが生息する小さな池。

境内の交差点。

まずは修練道場へ向かいます。

柴垣の道。

修練道場。

修練道場の庭。

すすき。

奥へ進む。

奥は墓地。

竹林と紅葉。

想い出草観音像。

水子地蔵尊へ。

屋根と紅葉。

水子地蔵尊。

津村村岡局の墓。

説明板。

待合。

江戸時代の境内図。

待合と紅葉。

上を見る。

下を見る。

交差点へ戻って来ました。

与謝野晶子の歌碑。

 

 夕ぐれを 花にかくるる 子狐の
  にこ毛にひびく 北嵯峨の鐘

 

開山堂へ向かう。

開山堂。

説明板。

開山堂裏の竹林。

下りる。

修練道場を見下ろす。

お地蔵様。

また交差点へ戻って来ました。

本堂へ戻る。

また紅葉の庭を見下ろす。

山門へ向かう。

直指庵での紅葉の見納め。

竹林。

また小さな橋を渡る。

山茶花。

山門から出る。

最後に御朱印。

期待以上の直指庵でした。
(もう少し陽当たりが良ければなぁ~)

 

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