調神社(さいたま市浦和区) | 三日月の館

三日月の館

yahoo!ブログのアメブロ版です。

所在地  さいたま市浦和区岸町3丁目17-251
主祭神  天照大御神・豊宇気姫命・素盞嗚尊
創建    開化天皇3年(紀元前156年)

 

埼玉のうさぎ神社です。

 

イメージ 1


【調神社】
由緒略記

当社は天照大御神、豊宇気姫命、素戔嗚命の三柱を祭神とする。
延喜式内の古社として古より朝廷及び武門の崇敬篤く調宮縁起によれば、第9代開化天皇乙酉3月所祭奉幣の社として創建され、第10代崇神天皇の勅命により神宮斎主倭姫命が参向、此の清らかな地を選び神宮に献る調物を納める御倉を建てられ、武総野の初穂米調集納蒼運搬所と定めらる。
倭姫命の御伝により調物斉清の為め搬入する妨げとなる為、鳥居・門を取拂はれたる事が起因となり現今に到る。

 

さいたま市の調神社へ初詣に行ってきました。
「つきじんじゃ」と読みます。
地元では「つきのみや」とも呼ばれるらしい。
最寄駅はJR宇都宮・高崎線浦和駅です。
駅から歩いて10分くらいでしょうか。
神社に到着すると大行列。
社前は通行止めにして警官が交通整理。

イメージ 2

この神社は、卯年の初詣に相応しい神社はないかなぁ~
と、探していて見つけました。
同じような人が初詣に来ているのだろう。
まともに並んでいたら日が暮れそうです。
今ごろ、京のうさぎ神社、岡﨑神社もこんな感じかな。

イメージ 3

神社なのに鳥居がありません。
調神社の「調」は租庸調の調のことで、伊勢神宮へ納める貢(調)物(みつぎもの)の初穂を納めた倉庫群の中に造営されたため、貢物搬出入の妨げになる鳥居が無いと伝えられている。
代わりに駒うさぎが両側に建っています。
右側。

イメージ 4

左側。

イメージ 5

前宮司も見守る。

イメージ 6

手水舎で身を清める。

イメージ 7

ここにも大きなうさぎがいました。

イメージ 8

狭い境内に露店がビッシリ。

イメージ 9

社殿前は人がビッシリ。

イメージ 10

なかなか進まない。

イメージ 11

結局、ゆっくり参拝出来なかった…

イメージ 15

御朱印をもらっているヒマも無かった。
境内には文化財もあったらしい。

イメージ 19

境内の東へ行ってみる。
露店の先に舞殿が見える。

イメージ 12

舞殿前の露店が邪魔で良く見えない。

イメージ 13

横から見ると、大きなうさぎの絵馬が飾ってありました。

イメージ 14

舞殿前には露店を出さないで欲しかったなぁ~
舞殿北側の池。

イメージ 16

ここにもうさぎがいました。

イメージ 17

角度を変えて見たら、もう一匹うさぎがいました。

イメージ 18

境内の奥に旧本殿が移築されている。

イメージ 20

今の本殿よりも随分と小さい。

イメージ 21

説明板。

イメージ 22

本殿にはうさぎの彫刻が彫られている。

イメージ 23

この神社の各所にうさぎが配されているのは、調(つき)の名が、月と同じ読みであるところから、月の動物と云われた兎が神の使いとされ、中世の月待信仰(月のもつ神秘に畏敬をなし、月の出を待って祈る信仰)の広がりと結びついたからで、江戸時代には月読社とも呼ばれていたそうです。
その他、境内には摂末社が数社ありました。

イメージ 24

その中でも、菅原道真公を祀った調天神社が大人気でした。

イメージ 25

出口には鳥居がありました。

イメージ 26

神社の東隣りには調(つきのみや)公園があります。

イメージ 27

案内板。
昔は、境内の一部または貢物の倉庫があった所かな?

イメージ 28

今日はゆっくり見ることが出来なかったですが、小じんまりとしているもののなかなか見所のある神社でした。
いつの日かまたゆっくりと参拝したい。

 

(おまけ)

 

やはり、露店のにおいにつられて食べてしまった…
月に因んだのか、焼そばに錦糸玉子がのっている。
サービス旺盛でてんこ盛り。
これで400円。

イメージ 29

こういう所で食べる焼そばは格別にうまい!

 

近くの睦神社へも行ってみることにしました。
名前が何となく似ていたので…

イメージ 30

睦神社は台地の先端に位置する。
崖下の池が堀のようで、ちょっとした古城の風情。

イメージ 31

この池で雨乞いの神事が行われていたと云う。

イメージ 32

境内へ登る。

イメージ 33

転げ落ちそうな階段でした。

イメージ 34

境内には小さな神社が建ち並ぶ。
こちらはうそのように人がいなかった…

イメージ 35

これが睦神社かな?

イメージ 36

社殿横に建っているはずの木製奉納太刀は文化財らしい。

イメージ 37

でもどこにも見当らなかった。
社務所は正月なのに閉まっていた。

イメージ 38

誰にも聞くことが出来ず由緒書も無かったので、結局良く解らない神社でした。
帰りは武蔵浦和駅から帰りました。

イメージ 39

武蔵野線にも209系500番台が投入されているのですね。

 

神社(目次)へ戻る