禅林寺 その1(京都市左京区) | 三日月の館

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所在地  京都市左京区永観堂町48
山号   聖衆来迎山
宗派   浄土宗西山禅林寺派
本尊   阿弥陀如来
創建   仁寿3年(853年)
開基   真紹

 

 

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【永観堂(禅林寺)】

聖衆来迎山と号する浄土宗西山禅林寺派の総本山で、正しくは無量寿院禅林寺という。
中興の祖・永観律師(1033~1111)にちなみ、広く「永観堂」と呼ばれている。
平安後期の1082年2月15日未明、念仏を唱えながら本堂を歩く修行をしていた永観の前に、本尊の阿弥陀如来が一緒に加わった。
夢ではないかと立ち止まる永観に、阿弥陀如来は後ろを振り返り「永観、遅し」と発したと伝えられる。
その姿を仏像にした「阿弥陀如来立像」(重要文化財)は、首を左に向けて微笑みを湛える珍しい逸品で、「みかえり阿弥陀」として親しまれる。
鎌倉時代中期には浄土宗西山派開祖・證空の弟子・淨音が住持となり、浄土宗一派の本山の基礎を固めた。
その後、応仁の乱により堂宇が焼失したものの、明応6年(1497)に後土御門天皇の命により再興され、以後逐次諸堂が再建され、現在の伽藍が整えられた。
国宝の「山越阿弥陀図」をはじめ、「当麻曼荼羅図」など重要文化財の寺宝を多数所蔵する。
もみじの永観堂として知られ、空には色鮮やかな紅葉が見られる。

京都市

 

「もみじの永観堂」と呼ばれる紅葉の名所。

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昨年は夜の特別拝観に行ったので、今年は日中に行って来ました。
まずは、境内図。

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総門。

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中門までの参道沿いの塀の紅葉。

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塀から覗くときれいな紅葉が見えました。

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開門直後なのに凄い人でした。

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中門から入る。

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獅子孔座像。
夜は気づかなかった…

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鶴寿台の紅葉。

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今日は大玄関から入る。

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古方丈前の庭園。

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方丈前の庭園。

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方丈の額。

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中の様子。

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勅使門盛砂。
この盛砂は、唐門から入ってきた勅使がこの砂の上を歩くことにより身を清めるためと云う。
また、月明りを反射するための「あかりとり」だったとも。

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永観禅師ゆかりの悲田梅。

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方丈南の庭。

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水面に映る紅葉。

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御影堂へ向かう。

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御影堂横の紅葉。

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千佛堂。

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御影堂前の紅葉。

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阿弥陀堂へ向かう。

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阿弥陀堂へ向かう階段。

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幹しか映っていないが目の前には三鈷の松が聳える。

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「右、阿弥陀堂 左、臥竜廊・開山堂」の案内板。
奥に水琴窟。

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臥龍廊。

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登った所に開山堂がある。

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臥竜廊は立ち入り禁止なので阿弥陀堂へ。

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一応エレベータがある。

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阿弥陀堂。

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阿弥陀堂は、大阪四天王寺の曼荼羅堂を慶長12年(1607)に豊臣秀頼が移築したものと云う。
みかえり阿弥陀如来を安置。

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阿弥陀堂の奥には、清和天皇御髪陵と後三条天皇御骨陵がある。

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阿弥陀堂と紅葉。

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菩提樹。

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いよいよ境内の紅葉を見て回ります。
つづく

 

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