慈照寺(京都市左京区) | 三日月の館

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所在地  京都市左京区銀閣寺町2
山号   東山(とうざん)
宗派   臨済宗相国寺派
本尊   釈迦如来
創建   延徳2年(1490)
開基   足利義政

 

足利義政が造営した東山山荘(東山殿)跡に建てられた寺で、通称は「銀閣寺」です。

 

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【慈照寺(銀閣寺)】

東山慈照寺と号する臨済宗相国寺派の寺で、足利義政公の隠居所「東山殿」を遺命によって寺としたものである。  
平成6年(1994)に世界文化遺産に登録された。
東山殿は、文明14年(1482)から建設が始まり、東山文化の粋をつくした数々の仏殿、住宅や庭園が造られた。
しかし、永禄元年(1558)の兵火により、観音殿(銀閣)と東求堂(ともに国宝)を残して建物が焼失し、元和元年(1615)に現在の寺観が整えられた。
銀閣は、延徳元年(1489)建立の柿葺二層建てで、下層は心空殿と呼ばれる書院造の住宅、上層は観音像を安置する潮音閣と呼ばれる禅宗様仏殿となっている。
実際には銀箔は貼られなかったが、北山鹿苑寺の金閣に対し、一般に銀閣と呼ばれている。
金閣に比べて枯淡幽雅な特色が見られ、東山文化を代表する名建築である。
東求堂は、文明18年(1486)建立の義政公の持仏堂で、日常生活のための住宅の遺構としては最古のものといわれ、内部には仏間や同仁斎などがある。
同仁斎は茶室の原型・源流ともいわれるが、元来は書斎である。
庭園(国の特別史跡及び特別名勝)は、西芳寺(苔寺)の庭園を模して義政が作ったものといわれ、上段石組、下段池泉廻遊式の二段からなり、銀閣とよく調和した名園である。

京都市

 

京都に来たら必ず立ち寄る寺なので説明するまでもありませんが、JR京都駅から市バスに乗って銀閣寺道バス停下車。

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疎水に沿って今出川通を東へ。
銀閣寺前というバス停もあります。

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銀閣寺橋を渡る。

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商店の連なる賑やかな参道。

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慈照寺(銀閣寺)到着。

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最近新しくなった境内図。

脇の世續茶屋前には、「銀閣寺開祖将軍義政公御近習頭(中尾城矢倉御殿采配)世續左衛門丞宗竹入道(殉死)拝領跡」の碑が建つ。
名物は茶蕎麦だそうです。

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総門。
開門8時30分。
閉門17時。

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別世界へ誘う銀閣寺垣を抜ける。

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抜けた所に受付。
拝観料500円。
金閣寺より100円高い。

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中門から境内へ。

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中門脇に朱印所。

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庫裡。

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庫裡の向こうに宝処関。
貴賓客用の玄関。

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一般客はこちらから。

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いきなり目の前に向月台。

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北斗石。

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さらに銀閣(観音殿)。

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八幡社。

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宝処関へ。

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宝処関から見た庫裡前の道。
貴賓客はここを通って入る。

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入ると花頭窓から銀沙灘が見えるという趣向。
貴賓客用の方は凝ってますねぇ〰

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銀沙灘と本堂(方丈)。

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別角度。

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本堂奥には茶室弄清亭がある。

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銀閣寺形手水鉢。

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義政の持仏堂だった国宝東求堂へ。

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腰掛け。
「隔簾」と書いてあった。

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右奥には義政の書斎だった同仁斎がある。
内部は撮影禁止。

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本堂、東求堂、弄清亭の間の庭。

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池泉回遊式庭園へ。

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反対側から。

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大内石。
ここには細川石も赤松石も無かった…

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銀沙灘越しに銀閣を見る。

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先へ進む。
千代の槙。
樹齢500年。

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洗月泉。

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弁財天。

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苔寺を模して造られただけに苔の絨毯。

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「史蹟 慈照寺 銀閣寺 舊境内」の碑。
特別史跡・特別名勝の「慈照寺(銀閣寺)庭園」とは別件で史跡に指定されており、指定範囲は「慈照寺(銀閣寺)庭園」より広く、北側の浄土院の境内も指定対象に含まれている。

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お茶の井庭園。
竹亭漱蘚亭跡であり西芳寺(苔寺)の竜淵水石組を模して作られたとされる。

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お茶の井。
義政公お茶用の湧水。

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展望所へ。
展望所から見下ろす。

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銀閣を拡大。

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下りる。
紅葉と銀閣。

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錦鏡池と銀閣。

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もう一周。
冬の慈照寺(銀閣寺)へ。
総門。

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銀閣寺垣。

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中門から境内へ。

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庫裡。

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銀閣(観音殿)。

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宝処関花頭窓。

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銀沙灘越しに銀閣を見る。

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東求堂。

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展望所から見下ろす。

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本堂裏の庫裡と書院群。

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北側の山の斜面には、被爆アオギリが植樹されている。

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銀閣を拡大。

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下りる。
雪の積もった銀閣。

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錦鏡池と銀閣。

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側面・裏面は意外と味気ない。

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銀閣の屋根。

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銀閣の2階の一部を復元。

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もう一度銀閣を見る。

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最後に御朱印。

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銀閣とは良く言ったものだ。
オリンピックのメダルは金の方がいいけど、寺は金閣より「わび・さび」の銀閣の方がいいかな。

 

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