山名城(上野国) | 三日月の館

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登城日 2011年12月30日(金)晴
難易度 ☆
場所   群馬県高崎市山名町前城

 

六分の一殿と賞された山名氏発祥の地です。

 

るなさんの記事で教わった篤姫の「一方を聞いて沙汰するな」の教えに従い、山名氏の故地へ向かいました。
JR高崎駅にて上信電鉄上信線に乗り換えて山名駅下車。

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未確定ですが駅前辺りに山名氏の居館があったとか。
あまり興味が無いので良く調べずに山名八幡宮へ向かう。

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所在地  群馬県高崎市山名町1581
主祭神  応神天皇・神功皇后・玉依比売命
創建    安元年間(1175~77)

 

大鳥居。

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「石碑の路」の碑。

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山名八幡宮周辺には、上毛三碑として有名な山ノ上碑、金井沢の碑が建ち散策路になっている。

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たちわりの石。

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説明板。

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随神門へ向かう為線路を潜る。

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境内図。

随神門から見た境内。

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御由緒。

手水舎で手と口を洗って清めましょう!!

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右、八坂神社。
左、琴平神社。

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神馬。
山名宗全と山名八幡宮の説明板が建つ。

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【山名宗全と山名八幡宮】

応仁の乱の西軍の指揮を執った山名宗全の祖が当社を造営した山名義範である。
義範は新田氏の祖・新田義重の子でこの山名郷に入り山名氏の祖となった。
史書(吾妻鏡)には随所に名が記され、源頼朝の御家人として活躍した。
この神馬像は、全国の山名氏の末裔が奉納したもので、神馬は西国を向いている。

 

上組の妻恋稲荷神社。

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椋の木の周りは鳥居のようなものが囲む。

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椋の木は安産子授けの祈願スポット。

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山名八幡宮の虫切りは有名?

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山名八幡宮のしし頭も有名?

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椋の木の向こうに下組の妻恋稲荷神社。

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椋の木を見下ろす。

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反対側は欅の木。

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階段を登る。

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右側の狛犬。

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左側の狛犬。

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階段を登って振り返る。

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登って左手に社務所。

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右手に神楽殿。

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本殿を横から。

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彫刻の神獣。

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説明図。

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本殿裏の裏神様もお参り下さい。

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獅子頭。

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神楽殿脇から東へ。
手前に厳島神社。
その向こうは左手が名の解からぬ末社群。
右手は古札おさめ処。

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最後に御朱印。

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日が暮れてきたので先を急ぎます。
山名城へ向かう。

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山名御野立所跡を通過。

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下ると、

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山名城が見えて来ます。

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石碑の路は住宅街の隙間を通過。
犬にさんざん吠えられるここが道に迷う所。

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おじぞう様通過。

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阿弥陀如来通過。

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ここを登って行く。

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長い階段を登ると、

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山上古墳と上毛三碑の一つ山上碑。

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山上碑。

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書かれている文字。

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説明板。
碑の造立者である長利は、山王廃寺の僧だったと云う。

先を急ぐ。

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しばらく進むと山名城。
説明板。

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【山名城址】

源義家の孫新田義重(1116~1202)の子義範は、この城に拠って山名氏と称し、以降八代山名城を護ったという。
東西450m、巾のもっとも広いところは二の丸の部分で南北130m。
この城は築城法からみて、弓矢だけの時代でなく鉄砲が使用された時代の普請であることがかわるそうである。
南北朝時代信濃南朝方の関東での橋頭堡として、寺尾上城(乗附)、中城(寺尾)と一連の名称で寺尾下城とか前城とよばれている。
それにもかかわらず、前二城よりはるかに進歩した築城法によって作られているのは、この城が戦国時代になって木部城の要害城として改築されたためである。

 

縄張図。

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堀切。

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本丸。

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城址碑と錆びた説明板。

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眺望は良くない。

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堀切を下って二の丸へ行ったが、

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木が生い茂りさっぱり。

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せっかくだから武田信玄の根小屋城へ行こうかな。

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何と、この辺りで水戸黄門が山賊に襲われたという。

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説明板。

小谷城の恐怖が蘇る。
急に怖くなって根小屋城を断念して下山。
山名城さようなら。

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下山したら日没。
危なかったです。
以上、山名氏の故地でした。