11月15日(火)~11月16日(水)、今年最後のキャンプに出かけました。冬キャンプに憧れはあるけど、初心者にはハードルが高いので来年4月までお休みです。(多分・・・)
お邪魔したのはまたもや「奥八女焚火の森キャンプフィールド」さん。
<奥八女焚火の森キャンプフィールド>
実に3度目の訪問になります。
【1度目は8月】
【2度目は10月】
今回は12番Eサイトを利用しました。
<12番Eサイト>
ちなみに上画像に写るバケツ入りの薪は売店で購入したもの。「奥八女焚火の森キャンプフィールド」さんでは針葉樹をバケツ詰め放題700円で販売されているのですが、この日はイベント期間中で広葉樹がバケツ詰め放題500円となってまして。(破格!)ありがたく利用させていただきました。(バケツは翌日返却します。)
工事渋滞にハマって到着が遅くなったので、急いで設営。
<なんとか完了!>
回を重ねるにつれ大分スムーズになりましたが、タープの張り方には工夫の余地あり。 テントと連結する方法勉強しなきゃ。
さて設営も終わったし、例のアレ出しちゃおうかな♪( ´艸`)
<カメヤマの「クラシックランタンミニ」>
うきゃ~、やっぱかわいいっ
本当は先の「瀬の本キャンプ」を最後にするつもりだったんだけど、
【冬キャンのリアルを垣間見た瀬の本キャンプ】
このランタンを使いたいがために今回のキャンプを決行したという。(爆)
あ、もちろん寒さ対策はしっかりしましたよ。(電気毛布に電気ストーブを追加)
やがて訪れる奥八女の夜。
<奥八女の夜>
この時期は暗くなるのが本当に早い。明るいうちに夕食を・・・と思ったのですが、あっという間に日が落ちて
<ちょっとだけ焼き鳥>
メインのキムチ鍋も闇鍋状態。
<何が何やら?のキムチ鍋>
しかしこれがうンまい!カプサイシン効果で体もポカポカ。 お外でお鍋、最高です!
食事の後は焚火でまったり。
<癒しの焚火タイム>
前回は針葉樹だけだったからくべるのに忙しかったんだけど、なるほど、広葉樹は火持ちがいい。お蔭でゆったり暖をとることができました。
翌日は快晴!
<奥八女の朝>
と、いうことで。
<パンを忘れて(痛恨!)またもやカップ麺になった朝食>
撤収後、かねてより気になっていた霊厳寺(れいがんじ)を訪ねました。
<キャンプ場から見た霊厳寺の珍宝岩>
キャンプ場から東へ県道を進み、石仏さまの並ぶ参道を上っていくと
<仏さまが並ぶ参道>
霊厳寺本堂があります。
<本堂>
本堂の前に建つ立派な山門、その先に石段が伸びているところを見ると、どうやらこちらが正式な参拝路の模様。
<山門>
大端山霊厳寺は臨済宗妙心寺派の禅寺です。御本尊は千手観音さま。
約600年前、出羽国の学僧・栄林周瑞禅師(えいりんしゅうずいぜんじ)が明から帰国した際、諸国行脚の途中この地が蘚州霊巌寺の景観に似ていることから寺を建立。
<周瑞禅師が座禅した戒壇、楞厳堂(りょうごんどう)>
その時、明から茶の種子を持参し、当時の庄屋・松尾太郎五郎久家(まつおたろうごろうひさいえ)に栽培・製茶の技法を伝授したのが「八女茶」の始まりだとか。ゆえに霊厳寺は八女茶発祥の地と言われています。
奇岩がそそり立つ深山の霊地、
<奇岩を背に鎮座するお寺>
境内は古刹らしい雰囲気が漂っています。
<地蔵堂>
<風化した石仏さま(お地蔵様?)>
奇岩のひとつ・座禅岩への案内があったので行ってみることにしました。
座禅岩への道はよく手入れされているものの、その行程はちょっとした登山。
<座禅岩への道>
長い階段に息が切れますが(←明らかに運動不足)、道中見られる風景は神秘的で美しく、
<不思議な形をした木>
<美しい紅葉>
心が癒されます。
最後に待っている急登。
<座禅岩直下の案内標識>
よじ登り尾根に出ると視界が開け、
<座禅岩に続くヤセ尾根>
そそり立つ奇岩群が見えます。
<珍宝岩をはじめとする奇岩群>
壮観!キャンプ場から見上げていたあの岩は、こんな風になっていたのですね。
座禅岩は尾根の先端にあり、足がすくむような断崖絶壁の上、周瑞禅師の像が鎮座していました。
<茶祖 栄林周瑞禅師像>
周瑞禅師が見つめる先には美しい茶畑が。
<座禅岩の前に広がる茶畑>
今もお茶の生育を見守っておられるように思えました。
こうして高所から眺めると、笠原の地は改めて美しいところだなぁと。来年暖かくなったら、きっとまた訪ねようと思いました。
おまけ
八女市黒木町で見かけた交通安全標語。
黒木だけに・・・ね。
・奥八女焚火の森キャンプフィールド:福岡県八女市黒木町笠原9512 HP
・霊厳寺:八女市黒木町笠原9731