8月21日(日)~22日(月)、3回目のキャンプに出かけてきました。(あの車中泊をキャンプとして数えていいのか?)
今回は初めて、福岡県は八女市のキャンプ場を訪ねます。当初大分で高原キャンプを予定していたのですが雨の予報を受け、急きょ雨のかからないこちらのキャンプ場に変更した次第。なかなか予約のとれない人気サイトだそうで、とれたのはラッキーでした。
国道3号線を南下、途中「てうち庵(上津店)」さんにてお昼休憩。
<人気のうどん屋さん「てうち庵」>
相方はがっつり「きのこごはん定食」、
<人気No1のきのこごはん定食>
わたしは夕食に控え、あっさり「山かけざるうどん」をいただきました。
<山かけざるうどん>
つるもち!としたうどんはもちろん、セイロで蒸したきのこご飯がうンま~い♪(←ちゃっかり味見)
噂によると「あなごごはん」がおいしいとか。我が家から比較的近いし、今度来たときは「あなごごはん定食」にしよう。
「てうち庵」さんの裏から県道82号線に入り、国道442号線に出たら東へ。茶所として有名な八女、通りにはたくさんのお茶屋さんが見られます。
<国道沿いに建ち並ぶ製茶店>
八女の名所・黒木の大藤から県道797号線に入り、
<黒木の大藤>
黒木稲荷神社の赤い鳥居をくぐると
<黒木稲荷神社の鳥居>
次第に緑が濃くなってきました。
<県道797号線を東へひた走る>
いかにも里山といった風情漂う静かな場所。こちらが今回お世話になる「奥八女焚火の森キャンプフィールド」さんです。
<奥八女焚火の森キャンプフィールド>
以前あった「きのこ村キャンプ場」が平成24年の九州北部豪雨で被災し、2021年4月新たに「奥八女焚火の森キャンプフィールド」として復旧したとのこと。とてもきれいに整備されたキャンプ場で、
<フィールドマップ(公式サイトよりお借りしました)>
ここまで復旧された想いと道のりを思うと、大切に使わせていただきたいなと思いました。
まずは手続きのため受付のある管理棟へ。
<管理棟>
「木とのふれあい」がコンセプトのキャンプ場とあって八女杉がふんだんに使われていて、ふんわり木の香が漂う館内には売店とカフェが併設されています。「焚火の森」というだけにたくさんの薪が取り揃えてあるのですが、針葉樹がバケツ詰め放題700円で売られているのにはびっくりしました。
さて、わたし達が利用するのは電源付き区画オートサイト(ゴミ処理料金とシャワー使用料込で5000円)。先着順に利用者が場所を選ぶシステムだそうで、ほぼ定刻(13時)のチェックインだったにも関わらず既に半分近く埋まっている さすが、人気サイトです。(追加料金でアーリーチェックインが可能らしい)
迷った末10番サイトをチョイス。
<10番サイト>
川沿いの、大きな木のあるサイトです。
<木陰が涼し気な10番サイト>
サイトNOが記されたこの柱(杭?)がAC電源なのですが、おや?先客がいますね?
<カマちゃん!>
すみません、ちょっとお邪魔しますよ?
目の前には笠原川が流れ、
<笠原川>
対岸にはお茶の製造所、そして右手には不思議な形をした岩があります。
<対岸にある製茶工場と奇岩>
よく見るときのこのような・・・
<奇岩ズーム>
もしかして旧「きのこ村キャンプ場」の名前ってここからきているのかな?なんて思ったのですが、後で調べたところこの岩は日本三大奇岩のひとつ「珍宝岩」といって、麓には八女茶発祥の地・霊厳寺が鎮座しているとか。知ってたら訪ねたのになぁ・・・ ちょっと残念。
それでは、設営です。
スタッフさんのお話だと連日の雨で地面のコンディションが悪いとのことでしたが、
<お詫びでいただいた「焚火の森」タオル>
あ、なるほど。
<土が流れ出た跡>
でも区画は10m×10mと広いし、わたし達はテントだけなので無難に設営できました。
<テントだけなら余裕の広さ>
想定していた通り、木がタープ代りになっていい感じ。
<天然のタープ>
とはいえ。今回2度目だからスムーズにいけるのでは?と思いきや、細かいところを忘れていて結局説明書で確認するという体たらく・・・(爆)ベテランキャンパーへの道は遠いなぁ・・・
設営が終わったところで場内施設の確認に行きました。
<サニタリー棟(手前)と木工体験館(奥)>
サニタリー棟には洗い場(お湯が出る)とトイレ、シャワールームがあります。
<トイレ(左)とシャワールーム(右)>
出来たばかりとあってトイレもシャワールームもピカピカ。
<トイレはウォシュレット>
<トイレ内の洗面台>
シャワールームは2部屋あり、ドライヤーまで完備(しかも24時間利用可)。とてもキャンプ場とは思えません。ちなみにシャワールームは常に施錠された状態なので、利用時はチェックイン時に渡された鍵を使って入ります。
サニタリー棟前には焚火用の保護板が。
<焚火用の保護板>
それぞれのサイトに用意されていて、まさに至れり尽くせり。焚火シートは準備していましたが、ありがたく使わせていただきました。
サニタリー棟の隣、木工体験館横には自動販売機もあるので
<自動販売機>
管理棟が閉まる午後6時以降も飲み物の心配はなさそう・・・って、え?お肉まであるの?!
<冷食の販売機も>
もう1品欲しいなぁ、なんてときに便利そうですね。馬刺しおいしそう・・・
一通り場所を確認したらテントに戻ってコーヒーブレイク。
<青空の下でのんびり>
一息ついて、夕食の準備に取り掛かります。
<後編に続く>
・奥八女焚火の森キャンプフィールド:福岡県八女市黒木町笠原9512 HP
・てうち庵(上津店):福岡県久留米市上津町2192-210