【マイクロエース】「東京メトロ東西線直通用・JR301系青帯・簡易冷房改造車」<A-0053>
正式にはここまで書かないと、どこの「東西線」なのか、わからないかもしれない。
まぁ、三鷹車の東西線用アルミ車体と言った方が、通じるかもしれない。
と言うことで、国鉄時代に「アルミ車体」+「103系の動力」で華々しく誕生したのが301系で、後に増車の際に予算を縮小して誕生したのが「103系1200番台」というなぜ別形式にしたのか、謎な車両だった。
※間に千代田線直通用の103系1000番台が、存在します。
最初に開けた箱で、動力さえ動かず、車輪も錆が出ており、整備しないと行けない車両でした。
放置しすぎると忘れてしまうので、、記事を作成しました。
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●動力不動(6/15)
十中八九「グリスの固着」と踏んでいたが違った。
一度取った形跡はある。
写真でじっくり見ると、見た感じでは不完全な部分もあるが、不動になるほどでは無い。
他の付随車も車輪の錆で、復旧させるまでに時間が掛かる。
この日使っていたのは「TOMIX製レールクリーナー」で、溶剤系なので時間を掛ければ汚れを溶かす性質がある。
室内灯も、接触不良だらけで、「腕立て伏せ運動」で復活(illumiの弱点)している状態。
ただし、この日は不完全だった。
となると分解整備ですね。
開けてみればわかりますが、マイクロエース製の銅板も、年数立つとやばいくらい劣化する。
こちらもその状態。昔手巻き式の振り子時計の銅板が、こんな感じになっていたのを覚えている。
今ならはんだ付けで直せそうなんだけどねぇ・・・。
手巻き式の「振り子時計」を使っていた方、「昭和のおじさん・おばさん認定」です。
話が脱線しました。
金属磨きと言えば、「ピカール」の出番。
綿棒に軽く付けてこするだけで、あっという間に復活。研磨剤が多いんでしょうね。
室内灯集電部分もちょこっと挟んで磨けばOK。
銅板は外していないので、裏側は汚いままだが、通電には影響は無い。
と言うことで銅板復活。
最後に「無水エタノール」で清掃し、組み直し。
「キュルキュル音」はうるさいが、動力自体は復活。
この日は時間切れに・・・。(木造アパートなので、夜20時以降は静かにしてます)
●2日目(6/23)
あまりにも引き延ばすと、整備車が増える。それはダメと言うことで、整備開始。
見ての通り「グレーパッケージ」なので、相当古い製品です。
最初の写真はこの日に撮った物。
車輪清掃は「カセットデッキのヘッドクリーナー(オーディオテクニカ製)」を使っています。
車輪は復活し室内灯は点灯するが、ライトは付かない。
ありゃりゃ。
汚れては居るけど、そこまででは無いような・・・。
もちろんこの部分は清掃。ライトのバネも立てるが、付かない。
となると、分解か・・・。
単体では無事点灯。
と言うことは、基板は生きているっぽい。
乗せた状態だと微妙。
やはりこの周辺接触みたいです。
「電球には方向幕を水色に塗れば白っぽくなる」
と言うことで施工するが、見えていたのは角形LED。白色に交換するのも有りだと思う。アリイだけに。
まだ「はんだごて」が行方不明なんですよねorz
とりあえずライトは点灯。方向幕は蛍光灯っぽくはなった。
ライトも同じで良いかもしれない。
まぁ、とりあえず先頭車復活と言うことでOK
とりあえず半分の5両施工。室内灯は単体では付くが、他の車両が居ると消える。
となると、少し走らせて平均化するか・・・。
と言うことで、無理矢理動力を追加。
かなりうるさいが周回は出来る。
●中間閉じ込め先頭車
10両固定化するために、先頭車同士を向き合わせ。そして窓も塗ってしまう・・・。
今考えると恐ろしいことしてますね。ホームドア時代まで残っていたら、中間車新造してたのかもしれない。
KO重機「中間車化なら是非ともうちに!」
かんちょ「あ、魔改造のトップの会社ですか。」
KO重機「先頭車の中間車化もお手の物です」
かんちょ「『都電のVVVF化』『上毛電鉄の先頭車両の電装化』『アルピコさんの中間車先頭車化』「銚子電鉄の南海車を1500Vから600V化」など、多数手がけてますね」
話し出すと、ネタ満載なKO重機さんでした。
話が脱線しました。
動力も、プラスチックが当たる部分に油差しましたが、まだ鳴ってますので、再度修正ですね。
先頭車含む5両は、室内灯も同時点灯。安定したようです。
残り5両ありますが、次回ですね。
それにしても、模型まで窓塗ってしまうと言うマイクロエースさん、やりますなぁ。
以上、「301系メンテナンス1・2回目」でした。