ブロ友さんの話から「TOMIX製機関車のナックルカプラー化」の話が出ていたので、問題が出ないか検証してみました。
うちの場合、TOMIX製客車はTNカプラーでOKなんですが、貨車やKATO製客車を引っ張る可能性がある場合、「片側ナックルカプラー化」して対処しています。
KATO製機関車で対応出来る路線等の場合は、両側TNカプラーです。
関連記事
サブブログ追加記事
現行品の「分解できないTNカプラー」ではなく、少し前の「分解できるTNカプラーにカモメナックルを取り付けた場合」はカプラーが短くなりスタイルが良くなる反面、カーブやS字やポイント等「自動解法のリスク」が出てきます。
基本的には全長が長い「EF81」「EF64-1000」「DD51」等が該当します。
現行品のカプラーの場合、「サードパーティー製ナックルカプラーアダプタ」を使った場合も、同様になるかもしれません。
*交換が「カモメナックル」「EH200ナックル」「EF66ナックル」「ナックルカプラー(短)」になる場合、自動解放のリスクが出ます。
●EF81+12系客車(KATO製20m車)
車間的にはちょうど良いんですね。
(外回りC280(R280)/内回りC243(R243)です)
今回の試験は、内回りのC243カーブで行いました。
カーブがきついほど、車体が外に張り出します。そうするとカプラーが短い場合は外れる場合もあります。
12系客車は20m車なので問題なくクリア。
次に「14系さくら(KATO製)」を出してきました。
こちらは21m車です。
こちらは「ナックルカプラー(長)」が標準で付属。
ここで「EF66ナックル」に変える方もいますが、その組み合わせでC243カーブはヤバいです。
標準で「厚手の貫通ホロ」になっているので、カプラーが長くは見えませんね。企業努力です。
●EF81+14系客車(21m車)
気持ち車間が広いかな。
21m車の場合、車体が内側の張り出します。
またKATO製の中間ボディーマウントは、張り出し量が少ないため、C243カーブだとボディが当たり、片側の車輪が浮き上がることがあるため、本当は入線禁止です。
TOMIX製の場合は、「台車マウント」「TNカプラー」の場合、クリアします。
TNカプラー(ボディーマウント式)は、ここまでカプラーが伸びる特殊構造なので、C177まで走れたと思います。
21m車の場合は、機関車に接触するかしないかです。
これは客車側が「ナックルカプラー(長)」なので、セーフという感じです。
壁にすりそうなんで、あまり気分は良くないです。
●EF81+14系15形「あかつき」(TOMIX製)
中間は「カトーカプラーN」なんで、一応テスト。
こちらの方が張り出し量が多いですね。
クリアはしますが、カプラーに負担かかってます。
●10系荷物車(KATO製)
長さは短くなりますが、一応確認してみました。
*カモメナックル装着車
感覚的にはちょうど良い車間です。
当然クリアと思いきや、バックすると・・・。
自動解放してましたorz
「カモメナックル+カモメナックル」は、形は良いんですけど、結構ありますorz
●EF81+コキ104(KATO製)
じつは100系コキも21m車です。
こちらも「カモメナックル+EH200ナックル(灰色版)」なので危険・・・。
今回はクリアでしたが、上り坂の後のカーブで、後ろの貨車の重みで脱線することも多いです。
●旧客セットブルーの「郵便車」
こちらはボディーマウントへ改造した車両。
古い製品でも、ジャンパー線が付くだけで、かっこよくなります。
通常製品より引っ込んでしまってますが、「ナックルカプラー長」にして対応してます。
●EF81+旧客
一応「常磐線普通列車」にしていますので、この組み合わせは有りです。
全然問題ないですね。
う~ん残念ながら、自動解放は一回しか再現できませんでした。
正規の方向の「坂登ってきてからカーブ」(後ろの車両の重みで引っ張られる)じゃないと、自動解放しないのかもしれません。
(テールランプ点灯改造)
カプラーのテストは、また違う機関車が登場した際に、再テストしようと思います。
ちなみにテールランプ点灯は、違う車両から一時的に基盤移植(部品共通)しただけなので、通常は点灯しません。
以上、「TNカプラーのナックルカプラー化のテスト」でした。