2ヶ月ぶりの模型紹介シリーズを再開しました。
購入順に紹介している「模型紹介シリーズ」、今回は2013年7月に発売し購入した製品。
今回は「国鉄 EF81形電気機関車<9144>」になります。
EF81のフルモデルチェンジ後に、初めて発売となった「国鉄仕様のローズピンク」という事で購入はしたものの、「電球色LED化改造」だけして、ずっと放置していました。
当時はローズピンクとしては、旧製品(モールド手すり)の「国鉄仕様」と、「JR九州仕様」しかおらず、国鉄時代で汎用で使える物が居なかったことから活躍する予定でしたが、その後使うこと無く10年以上眠っていましたorz
「JRマークなし」「敦賀の点検窓なし」「列車無線アンテナなし」など、使える機関車になりそうなんですけどね。
付属品は「手すり」「信号炎管」「ホイッスル」「TNカプラー」「ナンバー」「名盤」に加え、見慣れないパーツが・・・。
「これ、常磐アンテナだ!」
常磐アンテナは付属している物が無く、今まで設置したことがありませんでした。
付属ナンバーは
●46号機 「新潟機関区」
●90号機 「田端機関区」
●91号機 「田端機関区」
●105号機 「敦賀機関区」
となっており、せっかく常磐アンテナが付いていたので「不死身の90号機」とします。
不死身の90号機と呼ばれているのは、「田んぼに落ちて車体を三分割にして搬出し、ボディーを新造」「機関区内で衝突&玉突きで、前後やスカートを交換」「整備中に電装系を焼いて、台車と機器を交換」という、元の部品ナインじゃ無いかと言うくらいな修理歴があっても復活しています。
●常磐アンテナの穴開け
0.5mmで開けるだけなのですが、過去にこの場所に穴開けしたことはありませんので、ちょっとだけ新鮮です。
●碍子の塗装
あまり目立ちませんが、「白碍子」としました。
「緑碍子」というか、「絶縁グリス」は当時は塗ってませんでした。
●片側「ナックルカプラー化」(カモメナックル)
厳密には、交換準備していたDE10かED75の物ですが、それでも取り付けできますので流用します。
カプラーの後方上部を斜めにカット、爪楊枝で隙間を固定して上に向かないようにしています。
なお、「カモメナックル」だと、見た目はかっこいいのですが、「EF81」「EF64-1000」「EF66」の三機種に限っては、全長が長い関係上「カプラーが短いとカーブで自動開放する」可能性が高いため、もう少し長いカプラーの方が良いかもしれません。
●信号炎管&ホイッスルの取り付け
ホイッスルは「Gクリア(ゴム系接着剤)」を使いましたが、はみ出ましたorz
まぁ爪楊枝でクルクルっと回せば、簡単に取れるのが「Gクリア」の良いところなんですけどね。
「老眼」&「ぶきっちょ」の見方です。
*ぶきっちょは、死語かもしれないorz
●常磐アンテナの取り付け
おお、これは見たこと無いな、新鮮。
●ナンバー&名盤の取り付け
さらに盛大に接着剤がはみ出しました(笑)
でも、取れるんですねぇ。
ほんと「Gクリア」に助けられてます。
●乗務員手すりの取り付け
意外と盲点なのですが、「手すりの真ん中をもって取り付ける」人がいまして、手すりの中心がへこむ方を過去に見かけました。ピンセットの挟み方としては、こっちかなと思います。
私の取り付け方法ですが、写真載せてみます。
「上側を半分だけ差し込む」
「下側をいっぱいまで差し込む」
「上もいっぱいまで差し込む」
こんなやり方しています。
またピンセットも柔らかい物(救急箱にある物)は飛ばしますので、しならない「堅いピンセット」を使うことをおすすめします。
あくまでも私のやり方なので、これが正解というわけではありません。
●屋根の復旧。
やはり碍子に色が合った方が良いですね。
高圧線も「カッパー色」に塗ろうとしたら、塗料が蒸発してましたorz
こちらが「TNカプラー」側の顔。
分解できるカプラーなので、いずれは現行の「分解できないTNカプラー」と交換すると思いますが、とりあえずはこのままにします。
「かもめナックル」側
常磐線の貨物牽引対応で、ナックルカプラーも装着しました。
これで「動けるEF81」が、さらに増えました。3番目に多い機関車です。
長くなったので、出場試運転は別にしますね。
以上、「不死身な90号機落成」でした。