2023年4月から始めた新企画で、せっかく「昭和の遺産」を持っているのに、情報を公開しないのはもったいない。
と言うことで、鉄道模型ではありませんが、「箱絵」と「説明書」を公開していこうと思います。
現行で発売されているプラモデルの「不明なパーツ」や、「思い出の車両」など、お話ししていただけると幸いです。
今回は第28弾になります。
「タミヤ」としては、6車種目になります。
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●初代レパード 2ドアハードトップ(F30系)
1980年にブルーバードのシャシを延長した、北米向けモデルとして開発。それの日本版が「レパード(F30系)」でした。
日本としては、「ブルーバードの2ドアの後継車」としての位置付けで日産店(ブルーバード販売会社)への導入モデルで、兄弟車として角目ライトだった「レパードTR-X(トライ・エックス)」がチェリー店(パルサー販売会社)で、販売されていました。
開発自体はソアラのライバルという経緯では無かったようですので、独自のデザインで、子供心に「ロングノーズ(先端が長い)がかっこ良い」感じに思ってました。ただし「アメリカン高級クーペ風」としての販売だったことから、そこまで走っている印象は無く、販売は苦戦して板っぽいですね。
初代は良いとして「2代目はソアラの日産版(あぶない刑事で人気?)」「3代目はレパードJフェリー(丸っこい4ドア車)」「4代目は4ドアハードトップ(セド・グロの兄弟車)」として販売。コンセプトがバラバラとなり、消滅してしまいました。
話を戻しますが、エンジンは当初2800CC(L28E)/2000CC(L20E)/1800CC(Z18)を搭載。マイナーチェンジで2000CCターボ(L20ET)、末期に3000CC(VG30E)が販売されてました。
これ調べてたら、今は無き「元プリンス自動車の村山工場(東京)」で製造されていたんですね。だからキャリアカーに乗った姿を見かけていたわけだ。(実家から近かった)
プラモメーカー:田宮模型
シリーズ:1/24スポーツカーシリーズ No.18
発売年:?
メーカー:日産
車種:F30系 レパード 280X・SF-L
サイズ:1/24
おまけ:タミヤ・テストドラーバーのおやじフィギュア/ホンダ「タクト
改造パーツ:屋根を切ると、サンルーフ車に出来ました。
模型の方はRR駆動ですね(笑)
おお、タミヤらしく「オヤジフィギュア」が付属されています。
シートはワインレッド(調合)で塗装したような・・・、無論筆塗りです。
そうそう、メッキパーツは削ってから接着剤付けないと、剥がれやすかった。
屋根をカッターで切ると、サンルーフ車に化けましたね。今で言う「心臓に悪い切り出し」でした。
あ、思い出した。
これ、「ミラーワイパー」が付いてましたね。フェインダーミラーじゃかなりレアな装備だったかと。
子供の目線だと、大人じゃ見ていない部分気づくんですよね。
当時全然覚えていませんが、「ホンダ・タクト」も付属していたようです。
全然興味なかったけど、重複して付属していたので、塗り分けて並べたら面白かったのかもしれません。
このレパード、角張ったボディーと他車と似ていないボディー形状で、一発でレパードと見分けつきましたね。個人的にも好きだった車両でした。
今走ったら、結構目立っているかもしれません。
3ナンバー車は前後のバンパーが長かったり、横のモールが厚かったり、ベースが5ナンバーながらスマートな印象でした。
以上、「初代レパードの模型の話し」でした。
PS:工場故障で明日は急遽休みに・・・、秋葉原探索でもしてくるかな。