(こ、これは・・・)
2023年4月から始めた新企画で、せっかく「昭和の遺産」を持っているのに、情報を公開しないのはもったいない。
と言うことで、鉄道模型ではありませんが、「箱絵」と「説明書」を公開していこうと思います。
現行で発売されているプラモデルの「不明なパーツ」や、「思い出の車両」など、お話ししていただけると幸いです。
今回は第23弾になります。
「アオシマ」としては、5車目になります。シリーズが多岐にわたるため、先に「ザ・チューニングカー・シリーズ」を先に乗せていますが、次回当たりから違うシリーズも出すかもしれません。
それにしても、スカイラインのアイデンティティとも言える「丸形テール」を交換したパッケージは、模型店でも「なんだコレ」状態だったのを覚えています。
●ケンとメリーの愛のスカイライン
なぜか貴重なカタログ持ってます。
ノーマル(GT)はこんな感じになります。
GT-Xはスカイラインの高級グレードになります。
今見ると、独自なデザインがかっこいいですね。
内装なんかも、今とは違う渋さがありますね。
たぶん、1973年頃のカタログで、私は2歳・・・。
離婚して離ればなれになってしまっている、オヤジが貰ってきた物です。
ほんの一握りですが、当時物のカタログがいくつかあります。
「人とクルマの明日をめざす」
このキャッチフレーズは、残念ながら記憶にありませんでした。
この頃は日産と合併した「プリンス自動車」ですが、じつは販売会社は統合されておらず、「プリンス自動車販売」が日産から車両を購入していた(スカイライン以外)、今で言う「OEM供給」形式だったんですよね。なので、「プリンス店」は別物でした。たしか「R30スカイライン」を販売しているあたりで、日産に完全吸収合併した形だったと思います。
当時は「スカイライン」「グロリア」「ホーミー」「クリッパー(小型トラック)」、後に「ラングレー」「プレーリー(おお7人ノ~リ~!)」「(グロリア)シーマ」「アトラス(小型トラック)」がラインナップされていた記憶があります。
はい、全部通じた人は「昭和のおじさん・おばさん認定」です。特に「プレーリー」。
話が脱線しました。
プラモメーカー:(有)アオシマ文化教材社(当時)
シリーズ:ザ・チューニングカー・シリーズ No.07
メーカー:日産
車種:KGC110形 スカイライン 2Dr.HT 2000 GT-X
サイズ:1/24
おまけ:無し
改造パーツ:モモ・N・ラウダ・ステアリング/ドアミラー/2タイプグリル(クラウン用)/角形ライト
/ハヤシレーシング・ST(ホイール)/ピレリー・チンチュラートP7
/パイオニア・4スピーカー・システム/オートルック・タイプF(シート)
/カリーナHT・テール/ライト・テール点灯可
/窓開け状態可能(ウインド切断)/ノーマル・ハの字シャコタン・ホッドロッド選択可能。
※今の人から見たら、謎用語が多いかもしれません。
関連記事
ザ・チューニングカーシリーズ
No.02 【昭和のプラモ】002 アオシマ TCH02「スカイラインHT 2000GT-TURBO改」
No.03 【昭和のプラモ】017 アオシマ 日産「セドリック 4Dr.HT 2000 SGL-E」
No.08 【昭和のプラモ】007 アオシマ トヨタ「セリカ LB 2000GT」
No.11 【昭和のプラモ】012 アオシマ トヨタ「マークⅡ HT 2000グランデ」
よく見るとシャシは「330セドリック」と共通なのかな?
取り付けるパーツが違うので、上手く住み分けできてます。
シートは純正とバケットが選べます。
このシリーズの影響で、昔の愛車(S13シルビア改)は「ホッドロット」になってました。
カーステも、ダッシュボード下に吊り下げる方式が主流で、前面パネルには組み込むのはまれな時代でした。
「ライトは角目+クラウングリル」「カリーナテール」に変更できましたが、純正の方がかっこいいので、やらなかったなぁ。
「ハンドルも選択式」・・・交換すると車検に受からない時代でしたね。
当初「ドアミラー」は車検と売らなかったんですけど、途中で改正されてます。
今となっては、ケンメリもかっこよく見えますね。
昔に戻りたい・・・とか言ったら「爺さん認定」されそうですけどね。
以上、「ケンとメリーの愛のスカイライン、2ダーハードトップ GT-X」でした。