2023年4月から始めた新企画で、せっかく「昭和の遺産」を持っているのに、情報を公開しないのはもったいない。
と言うことで、鉄道模型ではありませんが、「箱絵」と「説明書」を公開していこうと思います。
現行で発売されているプラモデルの「不明なパーツ」や、「思い出の車両」など、お話ししていただけると幸いです。
今回は第7弾になります。
アオシマとしては2回目で、現在のプラモデルの原型になった「ザ・チューニングカー」シリーズを先に取り上げています。
シリーズでは「8番目」だった、初代セリカ・リフトバック2000GTで、クーペモデルとリフトバック(ハッチバック)の2モデルが発売されており、こっちは2000CCでもう一つが1600CCが製品化されています。
「だるまセリカ」と言った方が、なじみのある人もいるかもしれません。
「だるまだ!」と思った方は、当然「昭和のおじさん・おばさん認定」ですよ(笑)
今見ると、個性的なデザインでかっこいいですよね。
前回書き忘れましたが模型のスペックです。
プラモメーカー:(有)アオシマ文化教材社(当時)
シリーズ:ザ・チューニングカー・シリーズ No.8
メーカー:トヨタ
車種:セリカ LB(リフトバック) 2000GT
サイズ:1/24
おまけ:無し
改造パーツ:イタルボランテ・コルサ(ステアリング)/ドアミラー/角形ヘッドライト/セドリック230用グリル
/スピードスター・マークⅡ(ホイール)/ピレリー・チンチュラートP7/つり革
/トリオ・ケンウッド・カーステレオ/ハントマスター・コロネットバケット(シート)
/キャリーテール・グリル(リア)/ライト・テール点灯可
/窓開け状態可能(ウインド切断)/ノーマル・ハの字シャコタン・ホッドロッド選択可能。
※今の人から見たら、謎用語が多いかもしれません。
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ザ・チューニングカーシリーズ
No.2 【昭和のプラモ】002 アオシマ TCH02「スカイラインHT 2000GT-TURBO改」
当時「ニッサン好き」だったんですけど、数年経つと他のメーカーにも個性的な車があり見直すことになって、その中でもこの「だるまセリカ」は、スポーツカーぽさが、際立っていた車の一つでしたね。でも当時小学生目線だと「古くさい」と感じちゃってたかな・・・、ほぼ同い年なのにorz
スペンサーの位置で、「ノーマル」「ハの字シャコタン」「ホッドロット」の選択が出来ました。
リアシートの上部なんですが、スペースの関係なのか、「黒い紙を貼り付ける」と言う形で、説明書を切り取っちゃってます。
他社がやったからなのか、メーター裏に麦球を入れて光らすことも可能でした。
この麦球って、Nゲージと同じなんですかね。だとしたら、「電球色LEDライト」とか、改造出来るのかも・・・。今更買わないけど。
そうそう追加するカーコンポが、「トリオ・ケンウッド」になっていたのを今気がつきました。
「ケンウッド」の前身が「Trio」だったのは、昔オーディオ好きだったので知ってましたけど。「トリオ・ケンウッド表記」は初めて見ましたよ。
よく見ると、「別売り大容量アンプ」まであるし、凝ってますね。
窓は切り抜けば当然開きますけど、失敗して悲惨になることもありましたねorz
「つり革」ありますよ!一時期はやっていたようで、電車から一部無くなっている車両もありました。
それでなのかはわかりませんけど、103系の山手線には「つり革に広告カバー」が付けられるようになってました。
そういやお土産で「つり革買った」んですが、どこやったかな・・・。
グリルですが、「230セドリック用」だそうで、おそらくライトもそうかもしれません。
さらにアクリルの「レーシングマスク」まで付いており、色の塗り方で「ブラックマスク」「猫目マスク」にできたようです。
そんな車、見かけませんでしたよ(笑)
テール部分に目をやると、純正が「バナナテール」と言われた形状で、当時でもインパクト有ったのを覚えてます。
コレの改造パーツが「キャリーテール」って・・・。
昭和40年代のキャリーバン(現エブリー)に確かに「丸形のテールとウインカー」付いていた気がしますが、軽トラの方だったかな?うろ覚えです。
これと「初代ジムニー(2サイクルバイク用エンジン改)」のフロント車幅灯を組み合わせると、バックランプも出来たんですよね。その改造は見た記憶があります。
そういや、現行のジムニーも「キャリーテールのウインカーもどき」を付けてますね。同じ部品なのかな?
こんな感じで、昔の説明書と箱絵でも十分ネタになるのが面白いですね。私だけか・・・。
週一ですけど、「昔の車ネタ」入れても許して下さいね。車好き期間もかなり長かったのでネタは豊富だったりしますので。
以上、「昭和のプラモデル、セリカLB 2000GT」でした。