【KATO】381系「やくも」リニューアル編成・3両増結セット<10-1778>

先月発売した「みどり・やくも」の増結ですが、本来は「長編成化」する為の増結セットとして発売する物ですが、この増結セットは少し違っていました。

帰宅してから「あれ、両側先頭車?たしか短編成化後で、先頭車同士の連結は無いはず」と思い、説明書を見た所やはり違っていました。

 

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(※紫は未発売)

メーカーとしては、「増結セット出したから、色々な編成を再現して遊んでみてね」という意図で発売したようです。

本来はこの手の遊び方は、一部のマニアが「アッシーパーツを購入して運転会のネタとする」というやり方ですが、これをメーカー側で準備してきたのは、KATOさんの遊び心が伝わってきますね。(通常は基本セットだけでもOK)

ただこの遊び方、運転会でたまにはやるけど普通はしない。

時期的にも「高頻度短編成化」が行われた時期で、「短くして運転本数を増やす」と言うことをJR西日本が開始した時期なので、逆に9両編成等はレアでしか無かった。

 

それともう一つ、私もいけないのかもしれないが、車両管理の観点から「車番被りを嫌う」、「被る場合車番を変える」などを行ってきたが、それが一部のブロ友さんも含めて波及してしまった。

それをKATOさんも把握しているようで、車番も被らないように増結の車番も変えて発売していると・・・。

「逆にこれを組み替えに使うのは、もったいないなぁ」と購入直後に感じた。

 

結果として、「動力追加」「増結クモハの点灯化」パーツ追加に踏み切り、「別の3両編成化」を行う動きになりました。

これはメーカーの意図とは違うかもしれませんが、3両編成化は需要があるのとすれ違いも可能。

と言っても、「編成組み替えは可能」になるのと、「クモハの床下も差し替えで戻せる(外した部品は残す)」ことで、メーカーの意図も出来るようにするという前提なので、問題も無いとは思う。

「フル編成で2M仕様」になっちゃう点だけは、変わっちゃいますけどね。

 

と言うことで増結セットを見ていきます。

●クハ381-129

1982年1月28日落成、新製配置は出雲。2007年3月16日に「クロ381-129」に改造。

転属は無し(はえぬき)、現在も稼働中?

いらない知識かもしれませんが、一応記載しておきます。

 

●モハ380-78

1981年12月24日落成、転属も無く現役(生え抜き)。

 

●クモハ381-1

1981年12月24日「モハ381-78」で落成、1988年8月8日「クモハ381-1」に改造。

2016年11月5日「クモハ381-501」へ再改造。現在でも活躍中。(はえぬき)

 

基本セットもやれば良かったかな・・・。

一応、経歴は調べた物をExcelの表で製作しており、表見ればわかるようになっています。

 

「クハ381-129」は室内灯組み込むだけの、オーソドックスな組み立て。

最近多いんですけど、室内灯(導光材)のガイドが、端では無く中央で合わせることも増えており、この車両もその一つでした。

 

「モハ380-78」

次に中間車の動力化ですが・・・。

 

やめてくれ・・・orz

今回の「緑やくも」、組み替えて遊んでという意図に反して、カプラーが直ぐに脱落するという弱点が発生しています。

昨年発売の「E257系 オフール踊り子(あずさのお古)」あたりから、カプラー根元の強度が低下していますので、金型の経年劣化が始まったのか、もしくは「フック無しカプラー」に対して「カプラー受け下部分の取り付け部強度が負けてしまっている」せいなのか、改良をお願いしたい部分ですね。

 

とりあえず、交換する動力を・・・ん?

 

こっちもかい!

カプラーもそうですが、どうやら「追加動力のハズレを引いた」ようです。

この先の流れが・・・まさかの苦戦します。

 

とりあえず組み立てますが、一応組み立てて純写真です。

 

現状出来る対策として、カプラー上部のはめ込み部分に「Gクリア」を塗って、外れにくくします。

ここの部分、外れなくても良い部分ですので、「アロンアルファ」あたりでもいいのかも。

でも、アロンアルファは、「振動で破断」するので、鉄道模型には向かないのかな?

そうなると「タミヤの接着剤(150円の方)」・・・、あ、今は100円の濃度と同じか。

じゃ、KATOさんが販売している接着剤!?

悩む所ですが、上部のはめ込み部分を接着して下さいね。

 

●動力台車の組み込み

動力のカバーを外して、シャフトをフライホイールに入れて台車をはめ込む(両側)、その後カバーを付ける。

床下表現は、一緒ですね。

 

●導光材の組み込み

こちらは切断無しで、中央ガイドに合わせるように屋根に取り付けます。

ちなみに左側にスキマが出来ますが、これを社外品のタムタム製「TORM」等にした場合、左ギリギリまでLEDが来るので、割高ではありますが、それも一つの手です。

まぁ21m車の場合なんですけどね。

 

動力組み込み完了!

と思いきや、なんと「動力不動」という・・・orz

このケースは初めてですね。

 

原因はこの金具で、モーターの電気を取る部分ですが、上手く接触していないようで、曲げ直します。

が、これが一筋縄には行かなかったorz

 

これが組み付け中にポロポロ落ちてしまい、この状態にするまで2時間も悪戦苦闘するという現実。

昨日誕生日を迎えて52歳になったばかり(加工は誕生日に施工)ですが、「遠視+老眼」で、足下やまでぼやける始末。指紋はすでに見えませんし、ご飯を掴むのも苦戦。メガネは「近場用(90Cm距離PC用)」「遠く用」を作っているものの、上から100斤のルーペかけてこの状態ですから、さらに大きくなるルーペが必要なのかも。

※ほとんどの日本人は「近視+老眼」になっているので、眼鏡外すと肉眼で見えますが、遠視の場合眼鏡外すと余計見えないので、通常の同じ年齢の人より、細かい作業は苦手。そのくせ遠方視力は1.2~1.5は裸眼で出ますので運転は眼鏡不要。

近場メガネの掃除が出来ない(近場メガネもう一本必要)という問題も最近発生orz

裸眼で遠くが見えないのと近くが見えないのは、どっちの方が不便なんでしょうねorz

 

話が脱線しました。

 

なんとかここまで復旧。

ブロ友の「かずくんさん」(私もかず君です)が、「スロットレスモーター化」を行っていますが、こんな状態なので私はやりたく有りません。

 

とりあえず、台車も取り付け。その際、集電板から外れていないかも見て下さい。

381系は特に外れやすいです。

※この写真の集電位置、妙に高い気がする。

 

片側台車付けた状態で、回転テスト。

こんどはちゃんと回りますね。

 

動作確認テスト。

問題なしですね・・・いや、一つある。

「スロットレスモーター」ですが、3両だと停止時(常点灯)の室内灯が明るくなる前にモーターが動き出してしまい、撮影時に明るくならないという・・・。SL同様、起動速度が早すぎますね。

「TOMIXのレールだから保証外」と言われそうですけど、うちはパワーパックが「ハイパーD(KATO製)」ですから、そっちの相性問題と言うことになっちゃうんですよ。

「ハイパーDX」か「スタンダードSX」で試せって事ですかね。

 

まぁ、停止時に室内灯がこの明るさは、ちょっとなぁ。(走行時は明るい)

 

話を戻しますが、今回の「ハズレAssy動力」は、某量販店購入(値札に書いてあるか)した物ですが、本社に一度届いた物を各店舗に配送している関係で、破損率が上がっている。これは某関西の電気量販店で通販する場合も同じで、部品が外れやすくなっています。

運送業界では有名な話ですが、「某運送会社が入ると、破損率が上がる」というのが有り、そこで送る場合「こわれ物シール必須」なんですよね。今回は、こっちの問題化と・・・。(※某配送会社にいた際に、同じ会社で某宅配便会社の下請けやってる人がおりて聞いていた)

まぁ直せたので良かったんですけど、新品修理は勘弁して欲しいです。

 

ん?あれ違うわ、これホビセン購入だったか・・・、交換対応出来たのかもしれないorz

 

と言うことで、残り1両の「クモハの電飾化」が残ってしまいましたが、すでにライフゼロなので、後編に回します。

 

以上、「かんちょクォリティ発動!なぜか苦戦している、増結セットの動力化」でした。