念願の車両への乗車に成功
残すところも2023年も残り数時間となりました．ここで，2023年に行なった乗車・撮影行についてまとめておきます．
※模型については8/30ごろに類似趣旨の記事を作成・公開しております．
2/24 混色スーパーやくも
現在6両で運行中の「スーパーやくも色」は，2023/2/17から2/20という極めて短い期間のみ4両編成で，2/20から3/16までの短い期間のみ，「ゆったりやくも」との混色編成で運行されることが告知されていました．このような短期間で岡山方面へ繰り返し訪問するのは不可能でした．
その後，381系やくもに関しては車両の需給の関係による混色が行われています．そして「緑やくも」が追加，「スーパーやくも」に関しては273系と共存することなく，4/5に一足先に引退します．
この乗車撮影行では検測車9両の目撃にも成功しています．
3/9〜3/10 JR九州株主優待券(旧制度)
2/28にはJR九州の株主優待制度が突然，「片道の運賃・料金が５割引」から「一日乗車券(特急券などは含まず)」に変更されることが発表されました．一般的な使いやすさと現場の負担軽減など一概に改悪とはいえないのですが，筆者は「改悪」と判断し，やや強引にスケジュールを確保し九州一周を，3/17のダイヤ改正前に決行しました．
メインターゲットは以前の九州訪問で果たせなかった713系と吉都線に設定しました．
3/23 美祢線開業99周年
この後，美祢線は豪雨で大きな被害を受けて，復旧の目処が立たなくなりました．このようにみなさんが100周年を迎えることを祝っていたのが大きな過去のようです．
4/15〜4/16 益田駅100周年
「〇〇のはなし」「35系4000番台」にとっては初の益田入線です．筆者は撮影とツアー乗車に参加しましたが，地元ではことの重大さが全くと言って良いほど周知・理解されていなかったのが非常に残念に感じました．益田駅でさえも，単なるお祭りのような印象でした．
筆者はこの日，広島東洋カープの「益田」選手のユニフォームを着て行ったことをよく覚えています．
(益田選手ご本人は福岡県飯塚市ご出身です)
5/27〜5/28 みんなの北部九州きっぷ
2023年5月ごろにも「みんなの九州きっぷ」が発行されたため使わない手はありませんでした．ここで初めて「SL人吉」に乗車することになります．
「かんぱち・いちろく」の投入には当時キハ71系を置き換える予想をしており，キハ71系もサブターゲットとしています．
7/20〜7/23 Urara・会いに行こう
117系・「Urara」の注目ぶりはよく分かりましたが，新幹線最終・始発に乗ったのはやりすぎ感がありました．
7/26 錦川鉄道
「sMALL wORLD」による企画です．多くの方にこの列車・路線の魅力を知っていただけて良かったと思います．
9/23 奥出雲おろち号
知人から招待を受け，最後の最後で「奥出雲おろち号」に乗車できる機会をいただきました．ありがとうございました．
9/28〜9/29 兵庫テロワール旅号
当ブログでは何度も言及していましたが，「サロンカーなにわ」は本来2023年6月までに全般検査を受けるべきであった車両であり，まさかこのような運行が設定されるとは思いませんでした．
筆者は両親を招待しましたが，喜んでいただけて良かったです．
10/14 復活瀬戸内色運行開始
やはり，山口県内の115系はこの色が最もよく似合い，撮影映えもします．
なお，こと「復活瀬戸内色」運行以降，撮影目的と思われる迷惑・違法駐車を沿線各地でよく見かけます．国道188号線の，山陽本線でいう「藤生〜由宇」の区間には線路側に歩道がなく，大変危険です．警察に摘発された光景も目撃しています．一日でも長い活躍のためにも絶対にやめてください．
11/26 大糸線雪月花
美祢線の惨状を知った上では，絶対に乗車したかった列車ですが，乗車できるのはわずかに，1年に約70名のみです．ここに，列車を企画し，高倍率の抽選で筆者を招待した糸魚川市観光協会のみなさま，列車を運行したえちごトキめき鉄道・JR西日本・JR東日本のみなさま，その他関連の各団体にあらためて御礼申し上げます．
この旅には多くの副目的があり，年明け以降も順次紹介していきます．
12/27 スモワ人吉ファイナル
いよいよ，50系に乗る最後の機会がやってきました．
(SL人吉の引退までの期間は岡山方面が優先になり，九州方面の訪問予定はありません)
「sMALL wORLD」をはじめとする関係の皆様に御礼申し上げます．
記事制作上の理由でこの記事に紹介しきれなかった旅行もあります．
ご覧の通り，今年も多くの場所へ向かい，筆者にとっては長年の宿題であった「サロンカーなにわの乗車」「大糸線雪月花の乗車」を消化できました．向かう時期・目的はそのタイミングでなければならない旅であったと思いますが，少しお金をかけすぎました．今後はダイヤ改正初日に訪問すべきかどうかというところからよく考えて，最も費用対効果が高くなるように努めなければならないと思います．
2023年も「金屋代かずおのお部屋」をご覧いただきまして，誠にありがとうございました．2024年もよろしくお願いいたします．
2023/12/31 金屋代かずお
なお，2024年は明日1/1から更新を開始します．