平成35年9月28日 その1 姫路駅を出発 | 金屋代かずおのお部屋

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ゆるキャラが大歓迎

 

 

無事,当日を迎えることができましたので,姫路に向かいましょう.

姫路までは500系の列車に乗車しました.500系は機器更新がなされている一方で廃車が発生するなど引退の噂があり,狙って利用するほどでもありませんがそろそろ細部の記録を始めたいです.

姫路駅では在来線改札内,コインロッカーのある場所の先にある特設会場が受付になりました.その際,バウチャー2枚を渡し,正式な切符,姫路市の観光案内・記念品などを受け取ります.使用する座席もこの時点で決定しています.

なお,通常この場所に立ち入ることはできませんと,追記しておきます.

今回DD51に使用されるヘッドマークです.兵庫県内各地の建造物などが描かれています.

こちらはテールマークです.2023年は「サロンカーなにわ」として改造されて40周年になるため,今回の運行のために特別に用意されました.

会場ではゆるキャラが登場し,

兵庫県内各地の日本酒の飲み比べが行われました.飲み比べた日本酒はすぐ隣のセブンイレブンで買うことができます.

その後,「出発式」と称して兵庫県・JR西日本などの関係者の挨拶が行われました.その中で「兵庫テロワール旅号を再度実施したい」という言葉が出てきたのが印象的でした.

その後,抽選会が行われ,参加者の方から4名に豪華な景品が渡されました.

どうこうしているうちに出発時間が迫ってきました.

入れ替わりとなる播但線の列車が到着しました.実は筆者が播但線を利用するのは今回が初めてです.この103系も注目度が高まっています.

DD51が引く「兵庫テロワール旅号」が入選しました.

現用中のJR西日本の車両としては珍しく,前回の全検表記「29-7」が残っています.これは,その通り前回の全検が2017年7月に実施されたことを意味しますが,近年JR西日本ではこの全検表記が廃止されました.客車の全検周期は本来6年ですが,結局この運行までに検査は行われませんでした.筆者が2022年から「兵庫テロワール旅号」に注目していたこと,そして今回の運行に驚いていたことがこれが理由です.

 

 

 

 

これに関しては,全検周期が8年に延長されたか,「サロンカーなにわ」に対して全検・要検の周期にカウントしない「特休車」の措置が取られたかのいずれかが行われたことを示唆しています.果たして,関係者の要望通り「兵庫テロワール旅号」が再度実施されることができるかどうか,注目しています.

 

停車時間は長くありません.早く席を見つけて乗車することにします.

そして,「兵庫テロワール旅号」が出発しました.「はまかぜ」が同じ区間を約2時間半で進む道を,これから約5時間かけて,但馬の有力な温泉街を目指します.

 

以降の記事は順次目次記事に掲載しますので,ご覧いただければ幸せます.

 

 

続く

 

 

 

2024/5/29追記:2024年の「兵庫DCアフターキャンペーン」では2022・2023年に実施されたような「兵庫テロワール旅号」は残念ながら設定されませんでした.

 

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240529_00_press_HiyogoafterDC.pdf