(KATO謹製複々線モジュールレイアウト)
先日「鉄道模型コンテスト」に関連して以下の記事を公開しました.
本日はこれとは別の,KATOが用意した出展ブースについても紹介します.いつ紹介するか悩んだのですが,明日8/19から開幕する「鉄道模型コンテスト2022全国大会」の出展内容が変更になっていることもあり,本日紹介することとしました.
KATO謹製の複々線モジュール分割式レイアウトは今回も入り口すぐに設置され,今回は九州を走る車両が常に走っていました.
会場発表製品
「あそ1962」の製品化が決定しました.引退して10年以上,解体されて数年経過する車両ですが,KATOでは新規金型製作をせずに作れるようになったという点では貴重なモチーフです.
TOMIX製品では引退前後に発売されていますが,「タイプ」色が強い製品でした.従って筆者では買い直しが視野に入っています.
ここまでくると「TORO-Q」も欲しいところです.ただしKATOにとってはトラ70000型(ベースモデル含む)・アーノルドカプラーポケット・台車マウントタイプの「KATOカプラー密自連型」という課題があるモチーフではあります.一応要望しておきました.
また,鉄道模型コンテスト2021で使用されたコンテナの事実上の再販品,「ミニジオラマプラス」,そしてSTEAM教材の「ハンダ付け客車キット」が後述の物販で販売されていました.STEAM教材は会場に実演ブースが設けられ,一部の鉄道模型コンテスト参加生徒・ボランティア学生が解説するイベントも実施されていました.
試作品
会場では過日発売済み・近日発売予定の製品の試作品が展示されていました.
多くはこの記事で紹介していますが,他にもいくつかあります.
また,開発中のワンハンドル型コントローラーは2〜3万円程度を検討している,とのことでした.他にも多くの話を伺っていますがここでは書きません.
物販コーナー
過去の鉄道模型コンテスト記念製品や,箱に傷がついたなどのアウトレット商品などを販売するブースがありました.また,「KATOくじ」もありました.500円と3000円の2種類があり,少なくともメーカー希望小売価格がくじの値段以上になっている製品が一つもらえます.最上位景品は車両のブックケースセット・スターターセット・「サウンドボックス」など2万円以上の商品になっています.
ここで筆者が入手したのはこれらの商品(およびアクセサリ類)です.こと,吹田市に保存されている0系「22-7007」はなんとなく欲しいと思いながら購入するほどでもないと思っていたため嬉しいものでした.ただしそのままでは画竜点睛を欠くと思ったので,TOMIXのパンタグラフカバーを付けています.
キハ58系はよく見ると3両編成です.次に行うことは見えると思います.
鉄道模型コンテストの全ての関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます.ありがとうございました.
全国大会での注意
8/19〜8/21には「鉄道模型コンテスト2022全国大会」と「JAM:国際鉄道模型コンベンション」の両方が都内で行われます.こと,KATOの関係ブースはイベントごとにバラバラで展開されており,以下のようになっておりますのでご注意ください.
- 鉄道模型コンテスト:ジオラマ作品展示・鉄道模型入門・ジオラマ制作実演
- JAM:新製品・試作品・開発品の展示
筆者は今回イベントに合わせた上京は行いません.「前回」2019年のJAMは以下の記事をご覧ください.
(オリンピック関係の会場の都合により,2020・2021年はJAMの実施予定は当初からありませんでした)
※「鉄道模型コンテスト」も21日に開催されますので修正しました.
ところで
筆者は本日の午後別件でスケジュールを開けており,大島大橋にカメラの砲列ができていたので何事かと思って待ってみたところ,東京メトロ18000系の甲種輸送が通過しました.
副産物でこのような画像も撮れました.この時間帯は貨物列車の通過数が多く,「国道2号線」と並行する大幹線鉄道ぶりを楽しむことができました.
(ただしこの場所で並行する道路は国道188号線で,国道2号線は「岩徳線」に並行します.)