あいの風・トキ鉄の413系が製品化 マイクロエース | 金屋代かずおのお部屋

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(金型があるので作る理由にはなる)

 

東北新幹線が早くも4/14に復旧するなど,鉄道業界は大きく動いていますが,当ブログでは今回,マイクロエースの新製品を取り上げることにしました.今回,あいの風とやま鉄道413系「とやま絵巻」と,えちごトキめき鉄道の413系が登場します.いずれも昨今人気の車両で,当ブログで複数回言及し,現在筆者が注目している車両群であります.トキ鉄の413系は「クハ412-6」を含む4両セットです.

マイクロエースの413系は昔から製品化されています.しかし比較的初期の製品ゆえに模型としての出来がやや甘いという評価がなされており,個人的には近年上がってきた413系自体の人気上昇,鳥塚亮氏率いるえちごトキめき鉄道への導入に際し,KATOやTOMIXでの参入に期待していました.しかし現実は金型を作るような状況ではなく,すでに金型が存在するマイクロエースの製品が先に出てきそうです.当然重要なのはこれらの製品とのバッティングであり,予約方法からよくよく考えなければなりません.KATOとトミーテック以外のメーカーの製品は予約しないと手に入りません,ということを考慮する必要がありますし,安易な売却処分も避けたいところです.従って今回の製品は緑字となりました.「とやま絵巻」に関してはマイクロエースならではの高度な印刷技術によって良い出来になるのではないかと期待しています.しかしこれらの413系編成は全て連結させたいところです.

 

他にも以下のような製品が発表されています.

  • 大宮訓練センターと福知山線の103系が登場します.前者はイベント限定品でしたが高需要であることから,2号車の部品構成をより実車に近づけての再登場となります.
  • DD50が2製品用意されます.こちらも北陸トンネル・米原〜田村(現在は敦賀〜南今庄)のデッドセクション越えで重要な,北陸の鉄道シーンには欠かせない機関車です.特にぶどう色の製品は初となります.
  • 動力ユニットの製品が追加されます.

なお,マイクロエース製品の例に漏れず,発売日は未定となっております.ただし昨今は数年待たされるような製品は減っています.

 

お気に入りの車両であり,この製品の企画は良いと思います.とはいえ模型仕様としてもお気に入りの仕様で持っておきたいという思いはあります.よく考えることとします.

 

※参考までに,KATO(鶴ヶ島工場)製品・TOMIXブランド(壬生工場)製品のボディを新規製作すると思われるモデルの仕掛品は以下の通りです.

  • KATO:EF61(4/5発売),E235系1000番台,ワム80000,レーティッシュ鉄道のコンテナ貨車2両,683系4000番台,E129系
  • TOMIX:DD51-500(国内生産リニューアル),クモハ102-1200,50-5000系,GV-E400型,ED76-551,HC85系,小坂DD130,タキ29300,E129系
昨今は完全新規製作の製品が両社とも作りにくくなっていることに注意します.

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413系の実車に関しては以下をご覧ください.
 

 

 

ここまでくると「あいの風」仕様の通常の413系も期待します.

ちなみにマイクロエースの413系で「あいの風」413系をそのまま再現できる製品はありません.

 

5/17追記:

「とやま絵巻」はマイクロエースのwebページに,トキ鉄の413系は鳥塚亮社長のブログに試作品画像が掲載されています.