2019/8/18 1/4 「北陸おでかけパス」で北陸本線を上る | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

ブログ全体の構成の都合上,旅行記の記事を書きます.

 

目次 前回

 

 8/16に糸魚川市に到着した後,8/17は糸魚川市を観光し,8/18に,いよいよこの旅の目的地の一つ「海王丸パーク」を目指します.

 とはいえ,「えちごトキめき鉄道」「あいの風とやま鉄道」では「青春18きっぷ」は使えません.そこで,「北陸おでかけパス」を使用します.土休日のみの利用・3日前までの購入が必要ですが,北陸本線・旧北陸本線の長浜〜直江津を軸に,JRの枝線(「中土〜南小谷」・のと鉄道除く)も含めて普通列車が乗り放題で,大人2,500円(10/1以降購入分は2,540円)と大変お得なきっぷとなっております.e5489でも購入でき,北陸地方以外でも購入しやすくなりました.受け取りは当日でもOKですが,直江津駅・上越妙高駅では受け取れないので注意が必要です.

東日本方面からは,「えきねっとトクだ値」「モバイルSuica特急券」利用者向けに同等の効力で2日間有効の「北陸周遊乗車券」が用意されています.ただし,こちらは当該特急券を提示の上で,北陸新幹線停車駅で当日・翌日に購入します.やはり,直江津駅・上越妙高駅では購入できないので注意が必要です.

 

糸魚川駅を出発

糸魚川駅には,夕方の下り,朝の上りのみ,あいの風とやま鉄道521系が乗り入れてきます.この列車は糸魚川駅では最長の4両で,乗務員もあいの風とやま鉄道担当で運行されます.
姫川を渡ります.
親不知周辺は陸路を整備する土地がほとんどありません.そのためか,北陸自動車道は海上に橋を建設して通しています.

事実上の境界駅 泊駅

泊駅に到着しました.このまま乗っても高岡へ行けるのですが,あえて降ります.
(画像を差し替えました)
2番のりばにはえちごトキめき鉄道の車両が止まっていますが,そこに,あいの風とやま鉄道の413系がやってきました.
縦列に止まり,互いにホームを移動するだけで乗り換えられるように配慮されています.全国的にも珍しい光景です.
413系は急行型電車を近郊輸送用に改造した車両です.車体こそ別物になっていますが,車内・走りっぷりには急行の面影を感じます.塗装はJR時代に真っ青になっています.413系は置き換えが始まっている上,運用はラッシュ時のみです.乗車できたのはラッキーでした.
 
魚津周辺には観覧車があります.
富山で乗り換え,「べるもんた」を見ると高岡に到着です.
 
この間に海王丸を見に行きます.この間の旅行記は以下をご覧ください.(順次記事作成します)
さて,能登半島まで行ってきた後で,金沢駅へ帰ってきました.
特別塗装の「とやま絵巻」です.側面には富山県の名物が描かれています.
なんと,「旧塗装」になる白地に青帯も残っていました.
 
「北陸おでかけパス」では,別途料金を払えば在来線の特急が利用できます.もちろん「花嫁のれん」もこの方法で乗車していますし,
(翌朝撮影)
「しらさぎ」で一気に米原へ向かいました.この場合,別に「長浜→米原」の乗車券が必要です.
 
「北陸おでかけパス」は非常に有用なきっぷだと思います.日程を調整してまででもこのきっぷを使えて本当に良かったです.これまで地元でしか使えなかったきっぷが使いやすくなったのは非常に嬉しいです.
「北陸おでかけパス」については以下をご覧いただければと思います.

http://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=119000170

 

続く