糸魚川市でぜひ一度行きたかった場所を紹介します.このような形で水産練習船が公開されているとは驚きました.
JRえちごトキめき鉄道での最寄駅は,かつて特急「白鳥」「北越」が停車したこともある「能生駅」です.
ここから糸魚川バス「いくマイカー」で行きます.「マイカーのように一緒にいくときに積極的に使ってほしい」という願がかけられていますが,筆者は「マイカーで行かず,バスを使ってほしい」と願をかけられていると思っていました.
途中で弁天岩を車窓に見ます.海水浴客などで賑わっています.
今回の目当ては,「マリンミュージアム海洋」です.糸魚川市能生にある「海洋高校」の100周年を記念して建てられたようです.
海洋高校の実習船「越山丸」が展示されています.
内部は実習で漁獲する魚の模型,実習の内容紹介があり,一部区画はそのままになっています.商船実習船と異なり,フリーズルームなどがあるのが特徴です.
ブリッジからも良い景色が見えます.
しかし,越山丸は陸揚げされています.大型船舶の陸揚げは決して容易ではなく,船内にはその様子も展示されていました.
一方の「マリンミュージアム海洋」の方では,日本海側の海底地形・取れる魚などが展示されていました.
マリンドリーム能生は,ベニズワイガニで有名です.この日も数多くのカニ露店目当てに多くの人が舌鼓を打っていらっしゃたほか,「雪月花」も冬になると立ち寄ります.
館内には日本一とも言われる大きな臼があります.「奴奈川姫と大ウス祭り」などのイベントの際には外に出されるとのことです.
海洋観光資源が各地で活かされているということを感じました.もう少し長くいても良いのですが,ここは道の駅であり,公共交通機関では行きにくい場所になっていますので,バスの便があるうちに帰ります.
なお,バスも日曜日には運休になりますし,「越山丸・マリンミュージアム海洋」には冬季休業が設定されていますので,ご注意ください.
筆者が立ち寄ったのは土曜日です.バスの存在も訪問数日前まで,実は知りませんでした.タクシーやレンタカーの利用も考えたほどです.
その後,筒石駅に寄りつつ,糸魚川市中心部に戻り,「メギス」などをいただきました.
旅行記完結について
いつも当ブログをご覧いただき,誠にありがとうございます.
2ヶ月半,飛び飛びながらも連載していた,【旅行記】2019 日本丸・海王丸も,残るは最終日の下りアプローチ[*]のみとなりました.11/6に,予約投稿により掲載する予定です.
なお,最終記事の掲載直後に,予約投稿により,目次記事も,日付を11/6に変更して投稿します.この関係で,目次記事が見れなくなる期間があります.ご容赦願います.
最終回掲載後に,記事のリンク修正を行います.
[*]:2020/1/15に修正しました.