司法書士・行政書士の山口です。
1位：任意整理した場合の1ヶ月の出費
2位：任意整理にかかる費用
3位：家族や職場に内緒にできるか？
これが任意整理でよくある質問（不安）です。
①任意整理の1か月の出費
任意整理をした場合の1ヶ月の返済額（出費）は、人それぞれ違います。
（借金の総額）
（どこのカードを使っているか？）
（そのカードの利用期間）
この3点が、関係してくるからです。
簡単な目安は借金÷60回。
300万なら、300万÷60回＝1ヶ月5万円。
ただ、ここ最近は消費者金融やこれに伴う銀行ローンの任意整理対応が厳しくもなった…。
安全圏は（300万÷60回）＋1万円ぐらいが目安かと。
もっとも、クレカだと分割回数が80回とか90回のところもある。
どこから借りているか？
このカード会社の組み合わせ次第なところもあります。
任意整理の対応に良心的なカード会社から借りているか？
そこに多くの借金があるか？
これがポイントで、その場合は（○○万÷60回）以内でまとめられます。
相談先によって、1か月の返済が変わってくる場合もあります。
「無理なら破産」と伝えられる場合も。
ある事務所では任意整理できなくても、他の事務所でできることもある。
正確な情報を手に入れましょう。
②任意整理にかかる費用
任意整理にかかる費用は、1社〇万円のようにカウントします。
例えば、楽天カード・セゾン・アコム・Paidyの4社を任意整理する場合。
4社×○万円のように計算します。
うちの事務所では、1社2万円～5万円（税込：2万2000円～5万5000円）です。
1社の金額（2～5万）は、いくら？の任意整理をするかで決まります。
例えば、30万円なら1社3万円、90万円なら1社4万円のようなイメージです。
着手金は発生しません。
任意整理費用の支払い方法。
任意整理をスタートすると、いったん全てのカードの支払いがストップ。
その停止後に、費用の分割払いがスタートする仕組み。
基本的に、費用の支払いとカード会社への支払いはかぶりません。
かぶると、1ヶ月の出費が大きいですから、、
注意点は、任意整理の費用は事務所ごとに違うということ。
1社2万円のところもあれば、1社12万円なんてところもあります。
それぐらい金額の幅は大きいということ。
費用が高すぎるところへの依頼はお勧めできません。
たいがいが、費用の支払いとカード会社の支払いがかぶってしまう。
だから、1ヶ月の返済額が高くなってしまうのです。。
依頼するなら、（着手金含めて）1社5万円までが普通です。
③家族や職場に秘密にできる？
任意整理は裁判所を利用しません。
そのため、秘密に進めやすい手続きです。
自己破産や個人再生は裁判所の手続き。
・官報公告がされる
・裁判所の記録に残る
・用意する書類が多い。
こうしたことから、任意整理より家族にばれる可能性は高くなります。
司法書士や弁護士に依頼して任意整理を行いますが、「家族に秘密」これを伝えて依頼をすることも可能。
うちのご依頼人は90％以上の方が家族に秘密（特に伝える必要もないものも含む）。
しかし、問題なく任意整理を進められております。
・連絡のやり取りメール・LINEのみ（必要な時のみ電話）
・郵送物を100％無くす（ペーパーレス）
こうした工夫を行えばなんの問題もありません。
任意整理のHP
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