今週は
「続きもの」なので
できればこちらを
読んでから。
今日がいったん最終回です。
病院には
種類があります。
国立、私立、市立…とか
そういうことではなく、
(そういう分け方も
ありますが)
超急性期、
急性期、
慢性期、
リハビリ期、
療養期
です。
超急性期、急性期は
バンバン救急車が
来る病院です。
基本的に
救急車を呼んだ場合
これらの病院に
搬送されます。
急性期病院は
命を救うのが役目です。
アクセル全開、
思いつくすべての治療をして
救命に努めます。
急性期病院に搬送しておいて
「ソフトランディングで
お願いします」
というのは基本的に無理です。
(「間に合えば」
呼吸器はやめて、
くらいは言えます)
急性期病院は
命を取り留めたら
(峠を越したら)
お役御免です。
次の救急車を受け入れるために
ベッドを空けなければなりません。
ですから慢性期や
リハビリ病院に転院です。
超急性期だと
最初の2-3日だけ診て
続きは急性期へ転院、
ということさえ
あります。
慢性期、
リハビリ病院にも
入院期限があります。
(一般的に90日)
そこで
施設や家に帰れなければ
次は療養型!?
となります。
療養型が悪いという話では
もちろんありません。
でもたぶん
みなさんがイメージする
「病院」とは違う、かも。
医者も看護師さんも
少ないですし
いわゆる「寝たきり」の
患者さんも
少なくありません。
治療ではなく「療養」です。
そして
最期の砦の
「療養型」も
だんだん減ってきている気が
するんですよね。
うちの近所の病院も
最近「急性期」に転換しました…。
行き先なくなったら
どうすればいいんでしょう???
でもそうなっても
一度スタートしてしまった医療を
途中で辞めるのは難しいのです。
それをなんとかしよう、
という動きはあるのですが
道は遠そう。
やってみて
回復の見込みなし、で
中止できたら
1番良さそうですよね。
でも誰がいつ決断するか、
という問題が出るかなあ。
現在の医学は
まだまだです。
特に高齢者は
「神様の領域」
です。
今だかつて
死ななかった人はいません。
医学的に
「永遠に助ける」ことは
どうしたって無理なんですよね。
今週は
気が滅入る話ばかりで
申し訳ありません。
でも
「まとめて」読んで
いただきたかったので。
ぜひご意見、感想を
聞かせていただけると
嬉しいです。
★介護の話を
もっと読みたい方は
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
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