陸上自衛隊郡山駐屯地で創立66周年記念行事を見る・・・の巻 | 乾パンのブログ

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昨日は郡山市大槻にある陸上自衛隊郡山駐屯地まで

創立66周年記念行事(観閲式)を見に行きました。

 

 

郡山駐屯地には第6師団に所属する第6特科連隊、第6高射特科大隊、

第6後方支援連隊第2整備大隊を中心にした諸部隊が所在しているようです。

 

昨年以来の2回目の参加。

神町駐屯地創立記念行事の次の日曜日に郡山駐屯地で行事やるってのはデフォルトのようですな。

 

 

今年の東北地方はやっぱり桜の開花が遅いようで・・・

既に散り始めてはいますが、何とか花見に間に合ったようです桜

 

 

観閲式はいつもの通り。

でも普通科連隊の隊員さんに比べると、特科部隊の皆さんは強そうに見えないんだよなぁあせる

 

 

連隊旗を掲げての連隊長の巡検。

 

 

かつての旧日本陸軍のような連隊旗に対するファナスティックなフェティシズムは感じませんが、

国旗に対しては最大限の敬意を示すのが現代の自衛隊のようです。

 

 

国旗に対しては捧げ銃で敬礼します。

 

 

着け剣ビックリマーク取れ剣!!、と湯桶読みするのは、米軍の影響が極めて強い陸上自衛隊でも、

旧軍時代からの伝統ですな。

 

 

来賓の挨拶は・・・

根本匠厚生労働大臣と佐藤正久参議院議員と郡山市の市長さんラブラブ

 

神町駐屯地祭に引き続いて、「ヒゲの隊長」こと佐藤氏が登場して驚きましたえっ

まぁ根本さんは郡山の代議士ですが・・・佐藤正久さんも福島県出身の方だったんですねぇ

 

佐藤氏は自衛隊OBだけあって、祝辞というよりも訓示ですな汗

話す内容が、具体的で、リアルで、シビアにひひ

 

 

んで・・・

連隊旗を掲げた82CCVを先頭に観閲式の開始。

 

 

まぁ特科連隊とあって、155mm榴弾砲を牽引した大型トラックが延々と続くだけなのですが・・・

 

 

高射特科大隊の短サム。

何と射程距離が駐屯地から三春まで届くということで凄いね。

 

 

近サムは射程距離が郡山駅程度とのことで・・・近いねラブラブ!

 

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昨年はこの後に空挺隊の落下傘降下があったのですが・・・

 

 

今年は自衛隊有志によるドリル演技と、

 

 

接近格闘訓練展示で時間を稼いで・・・

 

進軍喇叭と共に訓練展示の開始。

 

 

訓練内容はいつもと同じ。

敵勢力によって占拠された小地域を中隊規模の諸職種連合部隊によって奪回する作戦内容。

 

 

敵兵力の皆さん。

白旗で白軍ですかね。

 

 

偵察隊の皆さんも参加しているんですね。

 

 

勿論主役は155mm榴弾砲FH70とそれを操作する特科連隊の隊員の皆さんドキドキ

 

 

市街地で空砲とは言え榴弾砲をぶっ放すのは凄いなぁべーっだ!

 

 

第44即応機動連隊から16MCVも参加。

105mm砲も凄い迫力です。

 

 

ラストはLAVが突進して・・・

 

 

敵は白旗を掲げて訓練終了。

 

 

砲弾の弾着を意味する発煙筒が予想を上回る発煙振りで、ちょっとビックリニコニコ

これでメインイベントは終わりです。

 

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演習終了後の装備品展示では、やっぱり16MCVが人気でしたパー

 

 

私的にはFH70を間近でジックリ眺めることが出来て満足満足晴れ

装填架ってこんな構造なのか。

 

 

トリガーが発射時に後退する砲身に意外と近い。

砲手は怖くないのかなぁ叫び

 

 

模擬砲弾と模擬薬嚢。

 

 

子供が砲弾を持ち上げようとしてますが、絶対に無理。

50~60kgはある感じ。

自衛隊員がヤットコみたいな器具を用いて2人で持ち上げるシロモンだからな。

 

 

89式自動小銃。

アサルトライフルに二脚を有するのが日本独特。

 

 

20発箱形弾倉。

安全レバーがア・タ・レ・3、というのも如何にも日本っぽいね。

カタカナが読めない外国の方の操作は戸惑うと思う。

 

 

左側にも安全装置はてなマークがあるけど、コレって何だっけ!?

 

 

レンジャー部隊の訓練展示。

 

 

下向きの降下は怖いと思うなぁガーン

 

 

ゲリラの方との格闘展示。

警察でも同じようなことやってるんでしょうな。

まぁ警官の方がより現実的だと思いますが・・・

 

 

帰りに防衛館にも寄り道しました。

 

 

旧軍時代から警察予備隊→保安隊→陸上自衛隊の資料が充実していて濃い。

フムフム。

 

 

現在、郡山駐屯地の人員を500人規模に削減する計画があって、

郡山市長等が反対していて問題となっているようです。

若い人が数百人単位で居なくなれば、そりゃ市としても一大事です。

 

陸上自衛隊では小規模な紛争・戦闘により容易に対応できるように、

連隊戦闘団(RCT)や中隊規模の戦闘群を考慮した即応機動連隊の改変を目指して、

特科連隊や高射特科大隊も各普通科(即応機動)連隊に分割配置する方向のようですからね。

 

これも時代の流れですが・・・どうなりますでしょうか!?