野球の審判って大変だね・・・の巻 | 乾パンのブログ

乾パンのブログ

ブログの説明を入力します。

私が以前にココ で述べたことがある、高校野球神奈川予選 武相×日大藤沢戦ですが、

一部で騒ぎが大きくなっているようです。


確かに試合終了後の武相高校選手諸君が礼を失していたのは明らかです。

でもそれを第三者がとやかく言うのは、どうしたものかなビックリマークというのが私の所感ですね。


それと試合終了後の武相の選手(が書いたとされる)のツイート読んでも、

どうもルールを勘違いしているらしく、試合結果に納得出来ていなかったんだと察します。


これは一部のネットを見ても勘違いされている方がいらっしゃいますが、

あの場面、(武相高校側が本当にタイムを要求していたとしても)主審はタイムを宣告できないんですよね。

もしタイムを認めてしまえば、それは「誤審」となります。


三塁走者のホームイン後に示したセーフのジャッジを見ても、

明らかに主審は「三塁走者の意図が分かっていた」と思われます。

というわけで、これは主審の好ジャッジであると言えるでしょう。


~~~~~~~~


でも野球の審判も大変な商売ですねぇ


上手く行って当たり前、不具合が生じればボロカス言われますからね・・・


実際に観戦していても、これは誤審じゃないか・・・と感じるシーンがあります。

特にアウトかセーフかの裁定の場面、が多いですね。

でも瞬時に判定しなければならない場面では仕方がないとも言えます。

部外者とすれば、何とか頑張って鍛錬して正しいジャッジをお願い、としか言えませんなべーっだ!



野球規則にはこうあります。


9・02「審判の裁定」

(a)打球がフェアかファウルか、投球がストライクかボールか、あるいはランナーがアウトかセーフかという裁定に限らず、審判員の判断に基づく裁定は最終のものであるからプレーヤー、監督、コーチまたは控えのプレーヤーがその裁定に対して異議を唱えることは許されない。

(b)審判員の裁定が規則の適用を誤って下された疑いがあるときには、監督だけがその裁定を規則に基づく正しい裁定に訂正するように要請することができる。しかし監督はこのような裁定を下した審判員に対してだけアピールする(規則適用の訂正の申し出る)ことが許される。


高校野球特別規則

26.審判に対して規則上の疑義を申し出る場合

審判員に対して規則適用上の疑義を申し出る場合は、主将、伝令または当該選手に限る。

(規則9・02(b))


ですから、プロや大学野球では監督が、高校野球では選手が、審判にアピールする場面を時々見ます。


規則に則れば「審判員の裁定が規則の適用を誤って下された疑いあるとき」に限られるわけですが

特にプロ野球なんかは「フェアかファウルか、ストライクかボールか、ランナーがアウトかセーフか」で、

見苦しい抗議を見かけることがよくあります。

これは規則違反だし試合の進行を妨げるからやめてほしいなぁパンチ!


それともう一つ、審判のポジショニングの問題があります。

野球では4つの塁を4人の審判で守っているわけですが、

外野に飛球が飛べば1人はそちらに行って打球の確認に行かなければなりません。

3人で4つの塁を見張らなければならないため、どこかの塁ががら空きとなります。


審判も臨機応変にチームワーク良く動き回らなければ、ジャッジできないという事態に陥ります。

私は審判のポジションミスを東京六大学の時東都の時 で見たことがあります。

これはアウトかセーフかはてなマーク以前の問題だし、こういう事態にならないようにお願いしたいですビックリマーク


~~~~~~~~


今回の武相×日大藤沢戦でのトラブルは大変珍しいプレーだったための誤解から生じたもので、

規則上は何ら問題がありません。

日大藤沢の選手が武相側のミスを突いた「好プレー」であると言えます。


で、他にも同様なトラブルはないかと調べてみると、昨年の選手権大会広島県予選準決勝 

広島新庄高校×崇徳高校戦の投手交代を巡るトラブルに行き着きました。


こちらは今回の騒ぎとは違って、真面目にどう判定したらよいのか判らない

野球規則の盲点を突いた出来事であったように思います。


この件に対する私の見解は、長くなりそうなのでまた後ほどに・・・