2023年に観た新作映画ベスト10
ああん、もうすっかり1月6日になっちゃいましたけど、あけおめことよろ!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ! もうすっかり51歳なのにこんな書き出ししかできないなんて我ながらどうかと思うんですが、しかし。とりあえずは2014年の正月にYOU伊東くんがブログに貼っていたのを目撃→「くッそ……どうして思いつかなかったかな、これを (`Δ´;) ヌゥ」と嫉妬して以来、毎年必ず貼っている「正月っぽいジャン=クロード・ヴァン・ダムの素晴らしい動画」を観てみてくださいな。
とても正月っぽい動画ですよね。みなさん、動画を観たらちゃんと「いいね」も押すのです。
さてさてさてさて! なんとなくご報告しますと、2023年に「劇場で観た新作映画」はトータル320本(邦画124本/洋画196本/試写で観た「エクスペンダブルズ ニューブラッド」は省く)。「劇場で観た旧作映画」は17本で、「複数回観た新作映画」をプラスすると、劇場に足を運んだ回数は346回でございます。で、2023年のベストは、いつもの「映画野郎」だけでなく、「ele-king cine series 2023年間ベスト&2024の注目映画」にも寄稿させていただいてるんですけど…。とりあえず当ブログとしては、今年は劇場で観た320本から「課題作品にならなかったリスナー枠の映画ベスト5」を抜いた315本の中で、私なりのベスト10を選出したいと思います。ちなみに、普通に作品のネタバレを書いたりしてるので、まったく知りたくない人は気をつけてぇ!(´Д`;) アァン
第10位 チョコレートな人々
今年のドキュメンタリー枠。2月11日に川越スカラ座で鑑賞。「劇場公開作にハズレなし」との評判を誇る東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリー第14弾で、障害者やシングルペアレント、セクシャルマイノリティなど、さまざまな人を雇用することで知られる「久遠チョコレート」を取材した作品でして。もうね、代表の夏目浩次さんには頭が下がるというか。もちろん夏目さんの試みのすべてがうまくいくわけではないし、失敗したり、人を傷つけてしまったりもするんですが…。とはいえ、その真っ直ぐな姿勢には胸を打たれて、泣きながら観たし、帰り道に「久遠チョコレート」に立ち寄って、雪が降る中をアイスを食べながら帰るほどだった…って、どうでもいいですかね (´∀`;) スミマセン 私ももう少し社会のために役立ちたいなぁ。
第9位 理想郷
今年の社会派映画枠。12月21日にシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』にて鑑賞。田舎を舞台にした「移住してきた都会人vs現地の人」の仁義なき対立ムービーということで、前売り券を買ってみたものの、あまり観る気はしなかったし、実際に観たら、案の定、スーパー厭な気持ちになりました ('A`) ウヘェ ただ、終盤は「夫婦愛の話」になるのが、私のハートに刺さりまくった感じ(奥さん、ガッツがあって超カッコイイ!)。あと、予想以上に「現地の人」側の心情をちゃんと描いていたのも良かったです。私は間違いなく風力発電の賛成派になるなぁと思ったもの。本当に対立を解消したいなら相手の気持ちに寄り添うのが一番大切なんでしょうけど、難しい話です…。
第8位 テノール!人生はハーモニー
今年のスポ根モノ枠。最初は1ミリも興味がなかったものの、映画館で流れた予告編が「ラップを得意とするフリーターが、ふとしたことから一流オペラ教師に才能を見出され、周囲や世間の目と戦いながらも技術を磨き、舞台に立つ!」と、超ベタながら激熱だったので(この時点でちょっと泣いた)、8月16日にあつぎのえいがかんkikiにて鑑賞。もうね、内容的には「コーダ あいのうた」というか、5万回ぐらいは他の映画やら漫画やらアニメやらで見たことがあるストーリーなんですが、超良かった!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! 意外性ゼロのお話ではありますけど、逆に大ハズレはないと思うので、多くの人に観てほしいですな。
第7位 マルセル 靴を履いた小さな貝
今年のアニメ枠。7月8日にグランドシネマサンシャイン池袋にて鑑賞。「貝が主人公ってなんだよ」と舐めきってみたら、私の想像力なんぞはるかに超える、ワンダーかつ素晴らしい映画でした。つーか、観終わった後でも「実写とストップモーションアニメを融合させつつ、主人公が貝なのに感動できる映画ってなんだよ」って不思議な気持ちになるけど、本当にそうなんだから仕方ないのです。百聞は一見にしかず、マジでスゴい映画なので、とにかく観てみてッ!ヘ(゚∀゚*)ノ オススメ!
第6位 ゴジラ-1.0
11月3日にユナイテッド・シネマとしまえんで1回目、11月14日にTOHOシネマズ新宿にて2回目を鑑賞。まぁ、私の詳しい感想はこちらの記事を読んでいただくとして(手抜き)。それなりに文句もありますが、とはいえ、あの「シン・ゴジラ」の後に日本で「ゴジラ」を作って、しっかりとホームランを打った山崎貴監督は素直に「スゴいなぁ」とリスペクト。私的には先日乗った「ウルトラマン・ザ・ライド」が結構良かったので、貴、次はウルトラマンに挑戦よッ!m9`Д´) ビシッ
第5位 ジョン・ウィック コンセクエンス
今年ベスト1位でも可。9月22日にチネチッタ川崎で1回目、9月25日にユナイテッド・シネマとしまえんにて2回目を鑑賞。私的に「ジョン・ウィック」シリーズは1作目から3作目まで「超好みなんだけど、気になるところもあって、絶賛しきれない」って感じだったんですが、シリーズで一番面白かった!(o^-')b ヤッタネ! なんか「アクションの五種競技」を観ている気分というか。1本の映画であんなに人が車に跳ねられたり、階段から落ちたりするシーンを観たのは初めてで、アクションのクオリティだけでなく、その物量にもやられました。敬愛するドニー・イェン、真田広之さんが出てるだけでなく、”チリのアクション野郎”マルコ・サロールが活躍していたのもうれしかったです。
第4位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
今年ベスト1位でも可。5月3日にバルト9のドルビーシネマで3D・字幕版、5月27日にユナイテッド・シネマとしまえんのIMAXで3D・字幕版を鑑賞。正直、最近のMCUは世界観が広がりすぎて、少しついていけない感じがあったんですけど(汗)、まさかここまで見事なシリーズ完結編を作るとは!(°д°;) ヒィッ 最近のMCUの中でも白眉の出来ではないでしょうか。ロケットの過去は、思い出すだけで涙が出ます…。ジェームズ・ガン監督、お見事!
第3位 バイオレント・ナイト
今年ベスト1位でも可。2月4日にユナイテッド・シネマ豊洲で1回目、3月7日にシネマート新宿にて2回目を鑑賞。私が何よりも大好物な「パワー系大男」が大暴れする上に、それなりにキッチリと残酷描写も描いてくれるという、とてもありがたい映画 (´∀`) アリガタイ サンタがプレゼントを配る理由が「贖罪(以前は奪っていたから)」というのもグッときたし、ヴァン・ダムを連想させるアクション野郎(それなりにクズ)が出てくるのも笑えたし、ぜひデビッド・ハーバー主演でシリーズを重ねてほしいと心から思っております。
第2位 イコライザー THE FINAL
実質ベスト1位。ユナイテッド・シネマとしまえんにて、10月6日に1回目、10月13日に2回目、10月21日に3回目を鑑賞。スーパー好みでしたッ!Σ(゚д゚ ) スーパー! なんて言うんですかね、アクションの質や物量的には「ジョン・ウィック」シリーズの方が常軌を逸していると思いますが、自分がアクション映画に求めているものを描いているのは本作だなと実感いたしました。うまく書けませんけど、とても「ちょうどいい」ビジランテムービーだったのです。「THE FINAL」なんて邦題が付いてますけど、私はマッコールさんの次回作に期待しておりますッ!
3月16日に試写で吹替版、4月11日にグランドシネマサンシャイン池袋で字幕版を鑑賞。詳細な感想はこちらの記事を読んでいただくとして(手抜き)。「D&D」の世界を見事に映像化した上に、とても良くできたアクションエンターテインメント…というだけでなく。本作をキッカケにして、「D&D」にハマっていた中高時代をあらためて噛み締められたこと、多田遠志さんと一緒に宇多丸さんのラジオ番組に出られたこと、久しぶりに「D&D」をプレイしたこと、そしてその延長的な流れとして今はマダミスにハマっていることなどなど、私の人生に多大な影響を与えた作品なので、2023年のベストに選ばざるを得ないし、オールタイムベストにも選びたい強い気持ち、強い愛。現在の自分が置かれた状況を考えると、若い頃のようにもう一度「D&D」に情熱を傾けるのは無理だけど、でも、その代わりにこの映画を見返そうと思います… (;∀;) アリガト...
予告編を貼っておきますね↓ 配信が始まっているので、みんな観て!
以上、10本挙げてみましたけど、いかがだったでしょうか? まぁ、ランキングなんて所詮は“その人の好み”なので、「あの傑作が入ってないじゃない!ヾ(。`Д´。)ノ プンプン!」とか「あんな駄作を入れるとは何事だッ!(`Δ´) キィィィッ!」とか思う方もいるかもしれませんが、あまり気にしないでいただければと。で、「ベスト10にはギリギリ入れられなかったけど、実質ベスト10の映画」も多々あるのでね、最後にザッとリストアップしておきますよ↓
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
以上、「2023年に観た新作映画ベスト10」でした。そんなワケで、今年もよろしくお願いいたします (°∀°)b ヨロシクネ!