劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説(ネタバレ)

劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説



2019/日本 上映時間90分
音楽:内池秀和、加藤みちあき
ナレーション:葵わかな
エンディングテーマ:MISIA
出演:アフリカの動物たち
パンフレット:なし
(解説)
1000種類もの動物が生きる野生動物の宝庫アフリカから、壮大で厳しい自然の中で命をつなぐため家族で暮らしている動物たちをテーマに、500本に及ぶ放送アーカイブから映像を厳選して製作。群れから追放され放浪の旅を続けるオスライオンや、家族を失い、たった一頭で子どもを育てるメスライオン、事故で片腕を失った子どもを優しく見守りながら暮らすゴリラの家族を中心に、多彩な環境にあわせて多様な暮らし方をしている珍獣たちも紹介する。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※本作については「四季のぉと」さんの記事が面白かったので、読んでみて!
※今回の記事は、NHKについての罵詈雑言が書かれていて、不快になるかもしれないので、気をつけて!
※今回の記事は、映画とは関係のない文章が多く書かれているので、気をつけて!


もうすっかり5月なのに、今さらながら1月に観た映画の感想をアップしておきますよ。独り暮らしをするようになってから受信料をちゃんと払ってきた僕ですけど(無駄な「良い子」アピール)、日本放送協会(NHK)に関する不満はスゲーあって。「営利を目的とせず、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う放送ですから!(`・ω・´) キリッ」なんて偉そうなことを言いつつもお歯黒べったり政権べったりだし、前時代的でクソみたいな放送法を盾にして「受信料を支払うのは義務!m9`Д´) ビシッ」とあらゆる手段で庶民から金を巻き上げようとする姿勢も腹が立つし、その受信料で作ったコンテンツをネットで有料配信しているのも気に食わない(公共のために作った映像なんだからフェアユースで利用させなよ)。な〜んて超ありがちな文句を書きつつも、娘のマナ子(仮名/7歳)が愛しているアニメ番組「おしりたんてい」「スポンジ・ボブ」を放送してくれているのはありがたいし、実は僕も毎週日曜19時半から放送されている「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」が大好きでしてね…。娘と一緒に観るのは至福の時間であり、特に「鳥を扱った回」は涙を流すことも少なくないのです(たいていは最後に巣立つから泣けてしまう)。


「スポンジ・ボブ」Rip SlymeによるED曲が好きでした…という関係のない文章。




そんな番組が映画化するとなれば、そりゃあ観に行きたくなるのが人情ということで、「オリジナル下敷き」付きの親子ペア券を購入。まぁ、昨年10月、娘のリクエストに応えて「ルイスと不思議の時計」を観に行ったところ、「もう映画館は行きたくない!川`Д´)ノ」とすっかり映画嫌いになってしまって、せっかく一緒に観ようと思っていた「グリンチ」「シュガー・ラッシュ オンライン」は断られてしまった…なんてことがあったんですけれども。毎週観ている「ダーウィンが来た!」の劇場版なら大丈夫なのではないか? 断られる恐怖を胸に秘めながらおずおずと誘ってみれば、「行く!川・∀・) アッサリ」と予想外にスムースな返答で一安心。そんなワケで、1月27日(日)、妻子と一緒にユナイテッド・シネマとしまえんの6番スクリーンでポップコーンを食べながら観てきました(その後、妻子と別れて「がっこうぐらし!」を鑑賞)。「ありがとう… (ノω・、) グスン」と思ったり。


客席は1/3ぐらい埋まっていたような。入場者特典として特製シールをもらいました。



本作は「群れから追放されたオスライオン「片腕を失った子どもを見捨てずに育てるゴリラの大家族「6頭の子どもを育てるシングルマザーライオンの3つの物語を見せながら、チョロチョロと他の動物の小ネタを挟んでいく構成でして。過去12年間で放送された映像と未公開映像を合わせた作品だそうですが、番組をずっと観てきた割にはサッパリ気付かなかった…という記憶力ゼロなアタシ (´∀`;) ダメネ 3つのエピソードはどれも“共同体”<絆-KIZUNA>を意識させる内容で、しっかり面白くて(劇場版に使うぐらいですからね)。僕的には、片腕の子どもゴリラを温かく支えるゴリラ家族にはグッときたし、子どもが邪魔するせいでシングルマザーの狩りが失敗して飢えていくライオン家族を観た時は「行政は何をしているんだ!ヽ(`Д´)ノ」と国に対して憤ったりしましたよ(的外れな怒り)。


本作の2/3はライオンの映像でしたな。


レスリングシューズを履いた男が風下からライオンを素手で襲撃した時はビックリしましたよ…という雑なウソ(「グラップラー刃牙」より)。



とは言え、率直な感想を書くと、ごめんなさい、思っていた以上に「普通 (・ε・)」という印象もあって。劇場版だからなのか、多少は「草食動物がモリモリ食べられてます」的な捕食シーン(グロめ)があったし、大きな画面で観るアフリカの大自然は雄大でしたが、結局、テレビ版と大差ないなぁと。まぁ、それって「テレビ版がもともと優れている」ということでもあるんですけど、もっとスゴいものが観たかったような、とは言え、テレビから劇場版になった作品にそういう指摘をするのも大人げないような…って、ちょっと待ってください! せっかく映画になったんだから、そんなことはどうでもえーがな…という、ヒゲじいオマージュ!m9`Д´) ビシッ で、一応、オチを書いておくと、放浪していたオスライオンは新たな群れの王となり、片腕を失ったゴリラは木に登れるほど成長し、シングルマザーに育てられた子どもたちは無事育って新たな群れを形成して、終わってたんじゃないかしらん(うろ覚え)。


そして、サークル・オブ・ライフが続いていくーーなんて知った風な文章を書いてみたけど、君はどう思う? (・∀・) ドウ?



というか、何がうれしかったかって、本作を観た後、娘のマナ子が「映画、面白かった!ヘ(゚∀゚*し」と超上機嫌だったこと。「また観に行く〜?」と「ペヤングソースやきそば」の桂文楽さん風にたずねてみれば、「行く!川・∀・)」とスムースに即答してくれるから、うれしいこと言ってくれるじゃないの (´∀`=) ンモウ! もうね、娘の映画嫌いを解消してくれたことについては感謝しかなくて。本作のエンディングテーマはMISIAさんの新曲「AMAZING LIFE」でしたけど、僕の心の中では平原綾香さんが「スマイル、スマイル、大丈夫 (´∀`し」と優しく歌いかけてくれていたのでね、きっと大丈夫(※要出典 何が?)。NHKには思うところがあるものの、今まで以上に「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」が好きになったし、不当な理由で50点にしていた「ルイスと不思議の時計」を80点にしたのでした…って、なんだそりゃ ( ゚д゚) オシマイ




7月26日にDVDが発売されるそうな。



こういった本も出てるのね。



一方、アフリカの自然はこんな風に扱われていたりもするという映画。僕の感想はこんな感じ