狂獣 欲望の海域(ネタバレ)
狂獣 欲望の海域
原題:狂獣 The Brink
2017/中国、香港 上映時間100分
監督:ジョナサン・リ
製作:ソイ・チェン、パコ・ウォン
脚本:リー・チュンファイ
撮影:ケニー・ツェー
美術:リー・ジーファン
衣装:ジュン・チョウティン
編集:カーレン・パン
音楽:チュン・チーウィン、ベン・チャン
アクション監督:ニッキー・リー
出演:マックス・チャン、ショーン・ユー、ウー・ユエ、ラム・カートン、倉田保昭
パンフレット:なし
(あらすじ)
恐れ知らずの刑事・西狗(サイガウ)は、密漁業者の貴成(グァイセン)が取り仕切る金塊の闇取引を追っていた。やがて一連の闇取引に、貴成のボスである“鬼”(グァイ)が運営する海上の大型カジノ船が関わっていることが判明。着実に組織内での地位を固めていた貴成は、“鬼”の近くまでのぼりつめていくが、そんな貴成を捕らえるべく、西狗も現場に乗り込んでいく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
僕の「2017年に観た新作映画ベスト10」の第9位の作品は「ドラゴン×マッハ!」であり、第2位は「イップ・マン 継承」だったワケですが、その両方でラスボス役を演じて圧倒的な存在感を示したのがマックス・チャンという男でしてね。そんな彼の初主演作である本作については「2018年に絶対観たい新作映画10本」の1本にチョイスするほど楽しみにしており、名作映画発掘フェスティバル「のむコレ2018」の中で公開されると聞いたら、そりゃあ何があっても観に行かねばならぬということで! 11月5日、シネマート新宿で観てきました(その後、「キックボクサー ザ・リベンジ」をハシゴ)。まぁまぁ…かな… (´∀`;) アハハハ
劇場は広めのスクリーン1でしたが、観客は20人ぐらいだったような。
マックス・チャン演じる主人公サイガウは“熱血系金髪バイオレンス刑事(デカ)”ということで、超僕好みお母さん味ごのみなキャラでしてね。退職予定の相棒アダ(ウー・ユエ)を無理矢理駆り出して、金塊の闇取引に関わっている密漁業者グァイセン(ショーン・ユー)を追っていたら、実は借金まみれのアダが裏切っていて…ってなお話。「ここが新しい!」という要素はないものの、メインの3人がしっかり動ける人たちなので、アクション自体は観ていて楽しかったんですけれども。なんて言うんですかね、今年9月に「SPL 狼たちの処刑台」を観た時も同じようなことを思ったんですが、物語とアクション演出のリアリティラインが合っていないというか。特にラスト、大荒れの海の船上での2vs1バトルは、自殺行為に等しい状況でケレン味溢れるアクションを延々と繰り広げるから、面白くはあったものの、それまでの世界観を台無しにしているようで、さすがにバカバカしくも見えちゃったんですよね… (´・ω・`) ウーン あと、倉田保昭さんが“鬼”という元締め役で登場するんですが、存在感が最高だっただけに、アクションが観られなかったのはスゲー残念でしたよ。一応、オチを書いておくと、台風バトルの末にアダとグァイセンは死亡して、サイガウは親代わりになっている女性(妊娠中)と産婦人科に行って、終わってたような気がします。
マックス・チャン自体は頑張っていたんですが…。
あの世界観で「台風の中で戦う」のって、ちょっと違うと思うんだよなぁ。
な〜んて文句を書きつつも、大好きなマックス・チャンの初主演作だし、まぁまぁ楽しかったので70点という優しい着地。好きな人に甘くなってしまうのは人間のサガなのかもしれませんな…(他の人も勝手に巻き込んだ文章)。まだソフトのリリースなどは決まっていないみたいだし、僕的にもあまりオススメする1本ではないものの、それなりに良いアクションが楽しめる作品だと思うのでね、機会があったら観てみてくださいな (・∀・) オシマイ
ラスボスのマックス・チャンが三つ揃えのスーツで暴力を振るう作品。僕の感想はこんな感じ。
ラスボスのマックス・チャンがドニー・イェン兄貴と味わい深いバトルを繰り広げる映画。僕の感想はこんな感じ。
連想したウィルソン・イップ監督作。ウー・ユエも活躍しております。僕の感想はこんな感じ。
原題:狂獣 The Brink
2017/中国、香港 上映時間100分
監督:ジョナサン・リ
製作:ソイ・チェン、パコ・ウォン
脚本:リー・チュンファイ
撮影:ケニー・ツェー
美術:リー・ジーファン
衣装:ジュン・チョウティン
編集:カーレン・パン
音楽:チュン・チーウィン、ベン・チャン
アクション監督:ニッキー・リー
出演:マックス・チャン、ショーン・ユー、ウー・ユエ、ラム・カートン、倉田保昭
パンフレット:なし
(あらすじ)
恐れ知らずの刑事・西狗(サイガウ)は、密漁業者の貴成(グァイセン)が取り仕切る金塊の闇取引を追っていた。やがて一連の闇取引に、貴成のボスである“鬼”(グァイ)が運営する海上の大型カジノ船が関わっていることが判明。着実に組織内での地位を固めていた貴成は、“鬼”の近くまでのぼりつめていくが、そんな貴成を捕らえるべく、西狗も現場に乗り込んでいく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
僕の「2017年に観た新作映画ベスト10」の第9位の作品は「ドラゴン×マッハ!」であり、第2位は「イップ・マン 継承」だったワケですが、その両方でラスボス役を演じて圧倒的な存在感を示したのがマックス・チャンという男でしてね。そんな彼の初主演作である本作については「2018年に絶対観たい新作映画10本」の1本にチョイスするほど楽しみにしており、名作映画発掘フェスティバル「のむコレ2018」の中で公開されると聞いたら、そりゃあ何があっても観に行かねばならぬということで! 11月5日、シネマート新宿で観てきました(その後、「キックボクサー ザ・リベンジ」をハシゴ)。まぁまぁ…かな… (´∀`;) アハハハ
劇場は広めのスクリーン1でしたが、観客は20人ぐらいだったような。
マックス・チャン演じる主人公サイガウは“熱血系金髪バイオレンス刑事(デカ)”ということで、超僕好みお母さん味ごのみなキャラでしてね。退職予定の相棒アダ(ウー・ユエ)を無理矢理駆り出して、金塊の闇取引に関わっている密漁業者グァイセン(ショーン・ユー)を追っていたら、実は借金まみれのアダが裏切っていて…ってなお話。「ここが新しい!」という要素はないものの、メインの3人がしっかり動ける人たちなので、アクション自体は観ていて楽しかったんですけれども。なんて言うんですかね、今年9月に「SPL 狼たちの処刑台」を観た時も同じようなことを思ったんですが、物語とアクション演出のリアリティラインが合っていないというか。特にラスト、大荒れの海の船上での2vs1バトルは、自殺行為に等しい状況でケレン味溢れるアクションを延々と繰り広げるから、面白くはあったものの、それまでの世界観を台無しにしているようで、さすがにバカバカしくも見えちゃったんですよね… (´・ω・`) ウーン あと、倉田保昭さんが“鬼”という元締め役で登場するんですが、存在感が最高だっただけに、アクションが観られなかったのはスゲー残念でしたよ。一応、オチを書いておくと、台風バトルの末にアダとグァイセンは死亡して、サイガウは親代わりになっている女性(妊娠中)と産婦人科に行って、終わってたような気がします。
マックス・チャン自体は頑張っていたんですが…。
あの世界観で「台風の中で戦う」のって、ちょっと違うと思うんだよなぁ。
な〜んて文句を書きつつも、大好きなマックス・チャンの初主演作だし、まぁまぁ楽しかったので70点という優しい着地。好きな人に甘くなってしまうのは人間のサガなのかもしれませんな…(他の人も勝手に巻き込んだ文章)。まだソフトのリリースなどは決まっていないみたいだし、僕的にもあまりオススメする1本ではないものの、それなりに良いアクションが楽しめる作品だと思うのでね、機会があったら観てみてくださいな (・∀・) オシマイ
ラスボスのマックス・チャンが三つ揃えのスーツで暴力を振るう作品。僕の感想はこんな感じ。
ラスボスのマックス・チャンがドニー・イェン兄貴と味わい深いバトルを繰り広げる映画。僕の感想はこんな感じ。
連想したウィルソン・イップ監督作。ウー・ユエも活躍しております。僕の感想はこんな感じ。