2017年04月17日

ナイスガイズ!(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2017)
ナイスガイズ!

ナイスガイズ!

原題:The Nice Guys
2016/アメリカ 上映時間116分
監督・脚本:シェーン・ブラック
製作:ジョエル・シルバー
製作総指揮:ケン・カオ、ハル・サドフ、アレックス・ウォルトン、マイケル・J・マローン
脚本:アンソニー・バガロッツィ
撮影:フィリップ・ルースロ
美術:リチャード・ブリッドグランド
衣装:キム・バレット
編集:ジョエル・ネグロン
音楽:ジョン・オットマン、デビッド・バックリー
出演:ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング、アンガーリー・ライス、マット・ボーマー、マーガレット・クアリー、キース・デビッド、ヤヤ・ダコスタ、ボー・ナップ、キム・ベイシンガー
パンフレット:★★★★(720円/キャラクターとキャスト紹介が同じページだったり、トリビアが結構入ってたり、予算がない中で工夫されてる…気がしました)
(あらすじ)
シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は、腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)とコンビを組み、失踪した少女の捜索をすることに。そこへマーチの13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)も加わることになり、3人で捜索を続ける。しかし、簡単に終わるはずだったその仕事は、やがて1本の映画にまつわる連続不審死事件、さらには国家を揺るがす巨大な陰謀へとつながっていく。3人は襲い来る殺し屋に命を狙われながら、事件解決にひた走るが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




95点


※本作については、町山智浩さんの愉快な紹介すでにアップされている宇多丸師匠の素晴らしい時評などを読んでみて!

昨年の「映画秘宝まつり」の時も気になっていた本作。もともとバディモノは好きだし、本作の監督であるシェーン・ブラックの作風も好みだし、その上、ツイッターで相互フォローしている方々が次々とオススメしてくるから、「そりゃあ面白いんでしょうよ (´∀`;)」と思いながらも、仕事が忙しくてなかなか観に行けないという、ありがちなパターン。そんな中、愛聴しているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になってしまったので、2月下旬にママ友からいただいた無料券を使ってTOHOシネマズららぽーと船橋で鑑賞したものの! 結局、その週には記事をアップできずにツイートするだけでお茶を濁したという体たらくですよ。で、3月半ばにあらためてヒューマントラストシネマ渋谷で観たんですが、いろいろと他の映画の感想を優先してしまって、全然アップできなくてね…(遠い目)。本日、やっと更新しますけど、大好物でした♪ (^ε^) ウッフン


電車賃を考慮しても無料券を使った方が安上がりだったので、船橋のららぽーとTOKYO-BAYまで来たぜ!
ららぽーと船橋

初めてのTOHOシネマズ船橋。また来ることはあるのだろうか。
TOHOシネマズ船橋

10番スクリーン、半分ぐらいの入りだった記憶。
10番スクリーン

そして先週はヒューマントラストシネマ渋谷へ。単なる「記事の切り抜き」の展示かと思ったら…。
手作りの展示

なんとスタッフの人たちがいろいろと書いたみたいで、偉いなぁと (´∀`) アラアラ
頑張って作ってる!

「ヴァ・ヴァ・ヴァンダム特集」の余韻で、17アイスベルジャンショコラにしてみました。
ベルジャンショコラ


あらすじを雑に書いておくと、シングルファーザーでサギ師のような仕事振りの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)と、暴力にモノを言わせてトラブルを解決する示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)が、ひょんなことから失踪した少女アメリア(マーガレット・クアリー)の捜索をすることになりまして。マーチの13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)も一緒になって、いろいろと調査してみれば、「カリフォルニア司法長官ジュディス(キム・ベイシンガー)の娘のアメリアが、大手自動車メーカーと州政府の癒着を告発するポルノ映画を撮影→口封じのために関係者が次々殺害されていた→彼女の命も狙われていた!」ことが判明。スゴ腕の殺し屋ジョン・ボーイ(マット・ボマー)にアメリアを殺されてしまって落ち込んだりもしたけれど、クライマックスはモーターショーに乗り込んで、幾多のアクションを経て映画のフィルムを見事奪還!ヽ(`Д´)人(`Д´)ノ ヤッタゼ! 裁判になってみれば、結局、関係者は裁かれなかったものの、2人は探偵として組むことになって映画は終わってたんじゃないかな(突然、偉そうな口調)。


老人を騙すような仕事をしている酒浸り探偵マーチのもとに…。
私立探偵マーチ

謎の少女アメリアから「私を探している人をブチのめして!川`Д´)ノ」と依頼を受けた示談屋ヒリーが登場。
示談屋ヒーリー

警告として腕を折ってしまうのです (ノ∀`) イターイ
腕を折る!

ところがその直後、アメリアを探す謎の男たちが現れて一悶着。マーチと手を組んで彼女を探すことに。
アメリアはどこだ?

マーチの娘ホリーも協力することになり、適当かつ雑な捜査を始めたところ…。
私も手伝うわ

スゴ腕の殺し屋ジョン・ボーイが襲ってきたりして、超大変!(´Д`;) タイヘーン
殺し屋ジョン・ボーイ

で、黒幕はアメリアの親のジュディスと自動車業界だったというね。
カリフォルニア司法長官ジュディス

若干苦いオチながらも、一緒に探偵事務所をやることになって乾杯! めでたしめでたしなのでした〜 ( ´∀`)(´∀`) ナカヨシ
乾杯!


もうね、本作については宇多丸師匠の時評を読めば十分なんですが(汗)、僕なりに感想を残しておけば、本当に面白かった… (ノД`) アァン まず、役者さんたちが超魅力的でしたよ。ライアン・ゴズリングのアホ演技の数々は本人がスゲー楽しそうで微笑ましかったし、近ごろはデブ化が著しかったラッセル・クロウも逆にその体型がタフガイムードを漂わせていて渋かったし、娘を演じたアンガーリー・ライスはキュートすぎだし…。ハッキリ言って、3人の競演を観ているだけで幸せだったのです (´∀`=) シアワセ


ホリー役のアンガーリー・ライス、生意気な口を叩きながらも決して父親を見捨てないあたりが健気だったり… (ノω・、) イイコ
パパは最低の探偵ね

この3人の絡みなら、永遠に観ていられそうでしたよ。
素敵な3人


そして、ギャグの数々も愉快でした。映画序盤の「マーチがバーのドアのガラスを割ってカギを開けようとする→手首を切る→大量出血で運ばれる→入院」のくだりから爆笑させられて、全編笑いっぱなしというか。話の進行とは関係ないギャグが延々と続いたりするので、合わない人はイラッとする可能性大なんですけど、僕はシェーン・ブラックの作風が合うタイプなのでノー問題。特に「人の死」を絡めた不謹慎なギャグがストライクであり(流れ玉で人がやたらと死んだりする!)、映画のラスト、ヒリーの「多くの人が死んだ… (´・ω・`)」という台詞に対する「でも即死だったから大丈夫!(o^-')b」というマーチの酷い回答は、「ヘンゼル&グレーテル」の「復讐しても過去は変わらない。両親も帰ってこないーー。だが、気は晴れた」に並ぶ名言だと感心いたしました。


この動脈を切る場面、劇場も笑いに包まれてましたよ。
動脈を切っちゃった!

予告編でも流れてたトイレの場面も、そりゃあ愉快でして。
愉快なトイレシーン

少年の巨根自慢とか、まったく不要ではあるんですが、これはこれで楽しいという不思議。
巨根を自慢する少年

屋上から2人が落下→マーチだけプールに落ちて助かるシーンの酷さ(褒め言葉)とか、もう最高すぎ!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!
屋上から落下


さらに、映画のテーマ&その見せ方も素晴らしかった。冒頭の「少年が父親の部屋に忍び込んでエロ雑誌をゲットする→ポルノ女優ミスティのヌードグラビアを眺める→車が突入してくる→ミスティ本人が裸で乗っていた→『私に乗りたい?川´_ゝ`)』と言って絶命する→少年は上着を掛けてあげる」という場面は、もう宇多丸師匠やらメールを送った捨てアカウントさんやらが指摘済みなんですけれども(汗)、「“エロ本を読むような少年=ダメな人”でも、いざという時は“上着を掛けてあげる→気高い精神性を見せる”」という映画のテーマやその後の展開を示唆していて、さすがだなぁと。で、実際にホリーの助けもあって、マーチやヒリーが「ダメ人間ながらも正しくあろうとする」というのがね、心に染みたんですよね…(しみじみ)。


オープニングシーン、よく考えられてましたよ。
家に車が突入


しかも、一番ムカつくキャラのブルーフェイス(ボー・ナップ)に関しては「そのテーマのために中盤でキッチリ殺して退場させる」あたりも、シェーン・ブラックは僕のような“クズは死んでほしい心の狭い観客”溜飲ダウンポイントをちゃんと押さえているなぁと好感を抱いた次第。その他、「昔ながらの殴り合いを見やすくアップデートさせたアクション」も良かったし、「老婆が目撃した孫娘ミスティの正体=アリシアがその部屋で映画を観ていた!Σ(゚д゚)」といった謎解き要素も頑張ってたんじゃないかしらん。


中盤でコイツが死ぬからこそ、終盤の「ヒリーがジョン・ボーイを殺さない」展開が美味という、一粒で二度美味しい仕様。
殺し屋ブルー・フェイス


不満をサラッと書くと、ヒリーvsジョン・ボーイはもう少し凝ってほしかったのと、いくら「後にアメリカの自動車産業が衰退する」ことを示唆しようとも、できればもっと溜飲が下がるオチにしてほしかった…ってぐらいでしょうか。なんて言うんですかね、70年代風味やらノワール感やらも嫌いじゃないんですが、それ以上に80年代後半から90年代に流行った「人がやたらと死ぬバディアクション」を久しぶりに観られて上機嫌であり、大好物でした♪ (^ε^) ウッフン 現時点で「ドラゴン×マッハ!」と並んで今年のベスト候補になっていて、できれば横浜のジャック&ベティで5/6(土)〜5/19(金)に上映される時も観に行きたいなぁと思っております。おしまい。




間違いなく良さげなサントラ。欲しいけれど金がない。輸入盤デジタル盤もあります。



シェーン・ブラック監督作。僕の感想はこんな感じ



宇多丸師匠が時評で触れていたシェーン・ブラック監督作。観ないとぁ。



シェーン・ブラックとジョエル・シルバーと言えばこの映画。そりゃあ好物ですよ。



安易に連想してしまうジャッキー・チェン主演作。それなりに愉快だし、アクションも良いですぞ。






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