「シャーロック・ホームズ」で“バリツ”は登場するのか?(ガイ・リッチーは信用できるのか問題) | 三角絞めでつかまえて2
2009年12月14日

「シャーロック・ホームズ」で“バリツ”は登場するのか?(ガイ・リッチーは信用できるのか問題)

テーマ:映画駄話
「アイアンマン」でボンクラ野郎のハートをトリコにしたロバート・ダウニーJr.が名探偵シャーロック・ホームズを演じる「シャーロック・ホームズ」が来年3月に公開されますな!(北米では今月25日に公開)

三角絞めでつかまえて-ホームズ

ホームズの実写化ということで、アクション好き&格闘技好き(見る方)の僕が一番気になるのは「“バリツ(baritsu)”は登場するのか?」という点だったりします。この“バリツ”、Wikipediaを読んでもらうと話が早いんですが、要は“ホームズが小説の中で使用した格闘技術”なんです。その技術を使ってホームズは敵を投げ飛ばしているワケでして。これが気になる人は世の中に数多くいて、柔術説(僕もこれが有力だと思う)やらステッキ護身術のバーティツ説、武術誤記説などいろいろなところでいろいろなことが語られてきたんですが、今までそれがしっかり実写化されたことはなかったと思うんですね。…がしかし! 映画の予告編を見てくださいな↓





2本の棒で人をぶん殴ったり、素手で相手を殴ったり(縦拳!)、前蹴りを放ったりと、実に暴力的じゃないですか! しかもその動きは実にスムーズで、ちゃんと格闘技術を使っているような…? 「これこそがガイ・リッチー監督なりに解釈した“バリツ”だ!」という気がしないでもないのですが、いかがでしょうか? 正直、今まで「ちょっと気取った感じのそれなりに面白い映画を撮る人」というイメージしかなかったガイ・リッチーですが、“バリツ”の実写化振りによっては、「ボンクラ野郎が信用できる男」になれるハズ!(本人がそれを望むかどうかは別として) できれば「リベリオン」で描かれた“みんなでガン=カタを習うシーン”みたいに、“バリツ道場でホームズが習うシーン”とかが出てきたら非常にうれしいんですが…。何はともあれ、来年公開の「シャーロック・ホームズ」には超期待しております!