＊＊＊
2月は三連休が2回もあって贅沢だな
＊＊＊
前半の三連休は長崎へ、
後半の三連休はというと、
どこに行くと決めていなかったのだけど
無性に宮崎に行きたいと思い立つ。
宮崎は私の母の生まれ故郷で
祖母や伯父伯母夫婦が住んでいる｡
小さい頃から毎年夏休みになると
必ず宮崎には遊びに行っていて、
私にとっては愛すべき第二の故郷。
社会人になってからも
暇を見つけては年に1回ペースで
宮崎には足を運んでいたが
少し前から伯父の体調が悪くて
しばらく行くのを控えていた。
それに私自身引っ越しでばたついていて
会いに行ける状態ではなかったが
福岡での暮らしも落ち着いてきたので
伯父のお見舞いをするためと
祖母と伯母に会うために宮崎の日南市へ。
だが、いつも問題となるのは
どうやって行くか？だ。
祖母の住む日南市は、
宮崎の県南に位置する。
博多からだと飛行機で行けば
時間的には短いが、コストもかかる。
私は鉄道で移動する旅が結構好きなので
結局、鹿児島経由で行くことにした。
博多から鹿児島中央までを新幹線、
鹿児島中央から特急きりしまに乗り換え。
で、いつもならそのまま宮崎まで行くが
今回は都城駅で途中下車して、
そこからレンタカーで日南に向かうことに。
宮崎へ行くときに
何度も利用している特急きりしま。
鉄道の旅の楽しいところは
移動時間が長い分、
読書を楽しめるところ。
今回は村上龍の小説をお供に。
＊＊＊
今回の宮崎旅は
家族に会うためであって
観光目的ではない。
されど移動していれば腹は減る。
どこかでお腹を満たそうか、と
たどり着いたのがこちらのお店、
「とんかつ峯」。
とんかつがさ、
大好物だからさ、
どうしても選択肢が
とんかつ率高めになってしまう…
ところでお店の入り口に、
コロッケみたいな見た目の
とんかつがごろごろ飾られていて、
え、これ本物じゃないよね？って
まじまじと見つめてしまった
とんかつはヒレ一択じゃ〜
というポリシー（？）を貫き
ヒレカツのセットを注文。
めっちゃ、美味しかった
宮崎ポーク、うますぎる。
鹿児島も黒豚が美味しいけど
宮崎も豚肉が美味しい
だってさ、じゅわって肉の旨みがあって、
なんにもソースをつけずに
そのまま食べても十分美味しいの。
とんかつ好きとしてはたまらない味
思わず、肉の断面図まで
写真におさめてしまったわ
ライスを宮崎名物の冷汁にして堪能。
胡麻の香りときゅうりの相性よし
＊＊＊
宮崎までの移動時間は
まぁまぁかかる。
けれども久しぶりに
祖母や伯父、伯母に会えて
短い三日間だったけれど
一緒に過ごすことができてよかった。
自分が行ける時には
労力を惜しまずに
会いたい人に会いに行く。
それはこれからも
大切にしていきたいことだ。
＊＊＊
それに、あいにくのお天気だったけど
暑い夏の時期とはまた違った
冬の宮崎の景色が見れて
気分転換のドライブもできたし
私には楽しい旅行だった。
なだらかな山の景色、
気温が低いせいか
山の合間に霧が出ていて
なんともいえない風景。
北郷の道の駅にて。
北郷の道の駅、
初めて訪れてみて、
とっても綺麗でテンションあがる。
お土産をついついたくさん買っちゃう。
果物、どれも美味しそう。
鮮やかなオレンジとイエロー、
目から元気をもらう色。
南国のフルーツの匂い。
これこれ、
買いたかったの、青島せんべい。
昭和レトロなパッケージだけど
これが美味しいんだな。
道の駅に行くと、
お茶のコーナーはかならずチェック。
その土地のお茶を飲み比べしたくなる。
パッケージも可愛くて充実している
この子に決めた！
道の駅酒谷。
日南から都城へ向かう
山道の途中にある道の駅。
ザ、道の駅って風情がいい。
最初、ここで寄り道するつもりは
なかったんだけど
車で横を通り過ぎようとしたら
ピンク色のものが視界に入って・・・
そう、桜！
なんともう咲いているじゃないか！
思わず駐車場に入って、桜の木を見に立ち寄った。
なんてビビッドなピンク。
こちらの木も
ちょうど満開。
なんて綺麗なんだろうと
おもわずため息が出た。
春をお裾分けしたくて
家族にも写真を送った。
道の駅のショップに入ったら
なんて親切なんだろう。
おかげで桜の名前がわかった
こちらは桃の枝。
ピンクの濃淡が美しい。
１時間くらい山道をひたすら走って
都城市に到着。
たまには一人ドライブもいいな。
爽快感あって。
帰りは都城駅から
特急きりしまに乗って
来た時のルートで帰る。
雨が止んでいたので、
鹿児島に近づいた時、
桜島がくっきり見えた。
思わず列車の席を立って、
出入り口のところの窓から
スマホのカメラを構える。
途中まで電線が邪魔しているけれど
鹿児島中央に近づくと
桜島の真正面に位置して
いいかんじに写真が撮れる。
どうですか、この貫禄。
真っ青な晴れの日もいいけれど
沈んだ曇りの日の桜島も
迫力がある佇まいをしている。
大自然の風格だ。
もっともっと時間があれば
南九州をあちこち探索するのに
でもそれはいつかの楽しみにしておく。
旅は一度きりじゃない。
コーヒーとスコーンで
新幹線休憩。
遠く遠くの雨上がりの夕日が
きらきら眩しく輝いていた。
宮崎旅行で買ったものたち
（一部）
最近の私の傾向として
お菓子やお酒よりも
「お茶」や「ご飯のお供」的な
お土産にめっぽう弱い。
ちょっとずつを、いろいろがすき。
試したくなっちゃうのだ。
それもまた旅の醍醐味ということで。
＊＊＊
▽前回宮崎を訪れたのは2022年6月。
祖母のお祝いの時に家族で集合。
帰りは父と、海岸線ドライブ。
▽2022年の元旦
晴れ日のはこんなに綺麗に見える桜島。
▽私が好きな宮崎のスポットの一つ、
美しい海に囲まれた青島神社。
＊＊＊