軽い気持ちで自分と同じバイクの模型を作ってみようと始まったこの企画。
2年の歳月をかけてやっと完成しました
もう、どっちがどっちだかわからいでしょ
これならわかりますか
過去に一度挫折した経験があるアオシマ文化教材社製のこのプラモデルは、今回もかなりの苦戦を強いられました
まず、すべてのパーツがそのままではくっ付かないので必ず修正しなければいけません
平面が出てないのはもちろん、位置決めのダボもテーパー(笑)になっているため、先端ではうまく穴に入るのに奥の方でつかえてしまいます。そのため穴を大きくするとガタが出て位置が決まらないという。。。
それでもアレコレ工夫して作り上げましたよ
0.3ミリ洋白線によるスポークの張り替え、ブレーキラインも作り直しました。
シートは極細リベットを打ち、HONDAのデカールを貼ったあとは質感を合わせるため半ツヤクリアーを吹きました。ナンバープレートは私のバイクと同じものを偽造
外装の塗装は少しでも早く終わりたいという理由から(笑)リッチにウレタンクリアー塗料を使っています。1日でカチカチに乾いて研ぎ出しいらずなのがいいですね
とにかくこのキットは全体に厚ぼったい印象だったので、各パーツの薄々攻撃、ケーブル類をスケールに合ったものへの交換、真鍮板や洋白線の使用などでシャープになるよう心がけました。またメッキもすべて剥離して、エアブラシによる塗装で仕上げています。
これを見て自分も作ってみようという方がいらっしゃったら、初心者の方にはお勧めしません。それっぽくはなりますが、ちゃんと完成させようとするとかなりのスキルが必要です。ホーワンは人気の高いバイクなので、エンジン内のパーツの再現より基本的なところをしっかり押さえてもらえたら誰でも作れる良いキットになったのに。。。
アオシマ文化教材社は車種のチョイスがすごくいいので、もう少し金型制作に力を注いでいただきたいところです。
完成した模型は店内に展示してありますのでご興味がありましたらご覧になってください。
さて、自分の乗り物を作ってみようシリーズ第2弾はエスロク
以前こちらのキットのエスハチを製作して埼玉に住む知人の方に差し上げたことがあります。
その時は、世界のタミヤのキットなので余裕で完成、、、ではなく
この時期のタミヤは「どうしちゃったの?」というくらいモールドがダルいんです
アオシマのキットで苦労した以上に手を加える部分があり、完成がまた数年後になるかもしれません
最後にお知らせです
来週5月27日〜29日は少し遅れてゴールデンウィークのお休みをいただきます。久しぶりの3連休でどこに行こうか?何をしようか?と楽しみにしていたら
私の休みだけ雨って。
この天気、何ですか