アダルトチルドレン=複雑性PTSD | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

私のクライアントさんには

アダルトチルドレン(以下AC)が多いです。


ACのカウンセリングは

回復までに回数がかかります。


今日はその理由について。


私は1回のカウンセリングで

多ければ3〜4個のトラウマを外します。

トラウマ症状ではなくトラウマです。

トラウマ症状の元のトラウマを外すので

それに伴う症状は丸ごと外れます。


しかし、ひとつのトラウマは

ひとつのトラウマです。


例えば、

数学のテストで85点を取って

「どうやったら15点も間違うのよ」

と母親に言われたトラウマを外します。

しかし

美術で描いた絵にBがついたとき

「美術くらいAを取れるでしょ」

と母親に言われたのは

別のトラウマなので外れていません。


両方とも

「私はできない、ダメな子」

という評価につながっています。


子どもの頃から

何度も何度も日常的に否定されていると

「私はできない、ダメな子」

という潜在意識の評価に

たくさんのトラウマがヒモづきます。


私が1回のカウンセリングで

何個も外せるというだけで

かなり早くて

他にこのスピードでやれる人はいない

と思っています。

が。

ACの場合はとにかく数が多いのです。


例えば、

「カラオケで笑われて以来

人前で歌うことを避けるようになった

歌おうとすると異常に緊張する」

これもトラウマですが

これはひとつの出来事が

ひとつのトラウマになっていますので

1回で外れます。


しかしACの場合は

繰り返し、いろいろなケースで

いくつものトラウマが重なっています。


「私はできない、ダメな子」

という価値観にヒモ付く

いくつものトラウマを外していくと

ある時ボコッと

「私はできない、ダメな子」

が価値観ごと外れます。


このように

トラウマが数多く重なって

相互に影響しあって

大きな症状になっているものを

複雑性PTSDと言いますね。


こういう場合は

回数がかかると覚悟してください。


それでも

通常のカウンセリングほどは

時間はかかりません。


ちゃんと自由になれますよ。


一生つき合わなきゃいけない

などと絶望する必要はありません。

根気よく

コツコツ外していきましょう。


境界線回復カウンセリングは

親に踏み込まれて奪われた心を

取り戻していきます。


スッキリと

自分の人生の主役になりましょう。


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