前々から予定されていたみずほＦＧの公募増資(ＰＯ)が昨日発表されましたね。ヾ(＠^▽^＠)ﾉ
昨年７月に続いての公募増資になるので、先日の株主総会では「株主をバカにしているのか！」と厳しい意見が相次いだそうです。
確かに今回の増資も３８％の希薄化になるので、既存の株主は心配ですね。資本増強によって会社の価値を高めて欲しいと思います。
最初は既存株主に不利益が少ないライツ・イシューでの増資を行うという話でしたが、いつの間にか消えてしまいました。(;^_^A
今年からルールの見直しをして本格的に始まったはずのライツ・イシュー(株主割当増資)ですが、実際にこの方法で増資を行った会社はタカラレーベン１社だけです。
増資にＰＯ(公募増資)が選ばれているのは、ライツ・イシューの場合、増資額が不明確で時間がかかるというのが原因でしょうか？
証券会社にとっても、人気商品になったＰＯを手放したくないのでしょうね。
私にとってもＰＯ投資は３本柱の１つなので、続けてほしいです。
みずほFGの公募増資
価格決定日 ： 7/13～
幹事証券 ； みずほ、野村、大和、みずほインベ、岡三
現在の株価 ： 153円
昨日の夜に私のところにも証券会社から電話がかかってきました。
とりあえず２０万株の申込をしました。
まだ確約は貰っていませんが、「たぶん全額お取りできると思います」ということでした。o(^▽^)o
５０単位の規制があるのでヘッジをどうするかが悩みますね。
みずほＦＧが最大60億株の公募増資発表、約8500億円規模
(株)みずほフィナンシャルグループは２５日午後、最大６０億株の公募増資を正式発表した。６月１８日の同社株の終値１５４円を基準として、手数料などを加味した手取り見込み額は８５００億円としている。
自己資本の質と量の両面を拡充し、国際的な自己資本規制強化の動きに対応する。今後は、企業価値の向上を図るため国内外での収益力強化策を本格化させる。
６０億株の内訳は、国内向け募集２６億０９００万株、海外向けが３０億株。需要に応じて追加実施する３億９１００万株のオーバーアロットメントが加わる。
発行価格などの条件は、７月１３日から１５日までの間に株価を踏まえて決める。このため、最終的な調達金額は未定。２５日終値の１５３円で計算すると、市場から調達する金額は約９２００億円となる。払い込みは７月２３日までに終わらせる。６０億株の増資で、発行済み株式総数は最大で約３８％増える。
中核的自己資本比率（Ｔｉｅｒ１）は３月末の９．０９％から１０％半ばに改善。Ｔｉｅｒ１から優先株と優先出資証券を差し引いた資本性の高いコアＴｉｅr１比率も３月末の４．７４％から６％超に上昇する。みずほは昨年公募増資で５３００億円を調達しており、１年で２回の大型増資となる。みずほが発行可能な普通株の枠は約６９億株残っていたが、今回の増資で枠をほとんど使い切る。
みずほは５月１４日に８０００億円を上限とする普通株の発行登録を行っていた。当初は５月中に発行決議し、６月中に払い込みを終わらせる予定だったが、市場環境が悪化したために延期していた。引き受け証券会社は、みずほ証券、野村証券、ＪＰモルガン証券、メリルリンチ日本証券。
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ＜8306.T＞や三井住友フィナンシャルグループ＜8316.T＞は一昨年以降、２回の増資を実施してきたが、今回の増資でみずほも追い付く。みずほは市場の理解を得るために、１２年度に連結当期利益５０００億円（０９年度は２３９４億円）を目標にした中期基本方針を発表しており、今後、アジアなどで収益強化策やグループ内のＩＴシステムや人事などの一元化などを加速させる。
（6月25日17時45分配信 ロイター）
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