かめおかゆみこです。
この「お悩みごと・お困りごと回答動画」は、2020
年、メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」6000号を
記念して、 読者さんのために企画したものです。
その後、読者のＹ・Ｓさんのご協力で、文字起こしを
つけることができました。これから、順次、一般公開
に切り替えていきますので、 どうぞお楽しみに♪
（2023.1.1）
お悩みごと・お困りごと回答動画
50★本当にやりたいことなら、道はひらける？（みどりがめさん・女性）
♪オルゴールの優しいBGM（00:00～00:24）
次、２問目いきたいと思います。
はい。２つ目のお悩みごとはですね、みどりがめさん・女性です。
00:10
「本当にやりたいことへの道のりが遠い。
資格を取るのに、時間もお金もかかる。
でも本当に願いがあるなら道はひらけるはず。
道がひらけないときは、進むべき道ではないってことなのかな」
00:24
えー、ここね、けっこう微妙なところなんですね。
というのは、たしかに、自分が本当に行くべき道じゃないときに、
いろんな障害というかトラブルが起きて、
前に進めなくなるってケースも、あることはあるんです。
00:36
でも、私ね、実はそれよりもっと大事なことはね、さっきのＡさんに
お返事したこととは、またちょっと違う返事になるんですけれども、
ほんっとにやりたいことならあきらめないことです。
よくエジソンさんのたとえ出しますけれど、エジソンさんのたとえでなくても、
たとえば１年やってダメで、あきらめない。
回数の問題でもない。時間の問題でもない。
まあ、お金っていうのはたしかに有限なので、非常に大変なところは
あるんですけれども、まずは気持ちの問題だって思うんですよ。
01:03
人は、だいたいね、こういうふうに迷いが出てくるとき、
たぶん今この、みどりがめさん、それこそやりたいことがあって、
目標に向かってがんばってらっしゃる途上だと思うんです。
01:12
でもその中で、「ああまだ達成できないのか。まだお金がかかるのか」
っていうふうに考え始めると、心が揺らぐわけですよ。
01:20
「ほーんとにこれでうまくいくの？」
「ほーんとに、この夢、実現するの？」
「ほーんとに、（仕事であれば）これで食べていけるの？」
そういうふうなね、迷いがね、上がってくるんです。
01:30
そのときこそがね、勝負なんですよ。
本当に自分が、これがやりたいのかってのが試されているんです。
そこであきらめるならあきらめてもいいんですよ。
それは本当の生涯かけた夢じゃない、っていうことが分かるだけですから。
01:42
だけど、もう一度自分とよく話をしてみて、
「ほんっとにこれやりたいの？ これ自分の夢なの？
これやってるだけでわくわくする？ これやってるだけで幸せになれる？」
そうやって問いかけて、
01:53
その際にはね、お金になるとかお仕事として成功するとか、一回外します。
人にとって幸福って、必ずしもお金とか仕事になるとかじゃ
ないからなんです。
02:03
まずいったん外して、ほんとに自分の心に、
「これ私にとって、私の人生を満たしてくれるもの？
私の心を幸せにしてくれるもの？」って問いかけてみて、
「イエス」って答えられたら、あとはね、ほんとにやるだけなんです。
02:18
その、やるっていうことの中にはもちろんいろんな工夫は必要になります。
もっかい勉強しなおさなきゃいけないこともあるだろうし、
それから、特に多くの、まあ私も含めてですけれども、自営でね、
仕事する人っていうのは、やりたいことでやるわけですからついついね、
マニアックになって仕事の質だけ高めようとしちゃうんですよ。
02:36
これ、職人さんによくあることなんですけど。
そうするとね、自分のやりたいことと、社会の求めてるもののニーズがね、
ちょっとずれているとね、どんなに質がよくっても、あんまり、
収入に結びつかないってケースもあるんです。
02:48
私がこんなね、マーケティングの話するのすごくおかしいんですが、
だいたい私あんまり考えないでやってるのでね、おかしいんですが（笑）、
でも一応一般的に言うとですね、そこがずれてると、
どんなにいいもの作っても、どんなにいいもの提供しても、
数は限られちゃうわけですよ。
たとえば今、飛脚を仕事にしようとしたら、あんまり需要ないと思うんですね。
（笑）まあそれは極端な例なんですけど。
03:10
だから、自分のやってるお仕事が、どんな人にとって役に立つのか、
どんな場所で求められるのかとかそういうふうに、そのニーズのところを、
きちんと見てみるっていうのはすごく大事かもしれません。
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技術的なことでもうある程度、力がついているとして、
それでまだ道がひらけきっていないって感じるとしたら、
それは技術や知識の問題ではなくって、さっき言った、
それを求めてくれる、お客さんとの出会いの問題のような気がするんですね。
これも直接お話ししてないので、ある程度推測になるんですけれども。
03:41
でも私もやっぱり、いつも、いろんなイベント組むんですけど、
告知文考えるときに、これ必要としてくれるのは誰だろうって、
どんな人が、この文章を読むと気持ちが動くんだろう、
逆に言うと、そういう、私がサポートできそうな人を想像してみて、
じゃその人たちの心に響く言葉ってなんだろう、っていうふうに考え始めてから、
ちゃんと必要な人が来てくれるように、なりつつあるかなあって気がします。
04:05
それだって百発百中じゃないですよ。
けっこうね、すかっとか、あれ！ みたいなね（笑い）、
もう、あれー！ こんなに一生懸命書いたんだけど、
なんか全然手ごたえないな、なんてことも当然いくらでもあるわけです。
でもこれにしても、野球のバッターが４割打者とかって、
３割打者とかっていう言葉がありますけれども、
10球受けて10球なんて絶対ヒットしないわけです。
我々のお仕事もそうなんですよ。
04:28
だから私も、うまくいかなかったときは、これ私ちゃんとやれてないんですが、
なぜうまくいかなかったかってのをちゃんと検証して、
この言葉じゃ届かないのかなあとか、そういうふうにいろいろ考えて
改善・改良していくっていう、そこが必要になるわけです。
今ね、ほんとに私ね、このお返事しながらね、
自分でもちゃんとやってないなあとか思って
忸怩たるものはあるんですけれども（笑）。
04:48
ほんとにもう一度言いますが、もう一回自分の心に問いかけて、
「これ、本当に自分にとってやりたいことなの？」って、
真剣に考えてみてください。
そして、資格とか技術がどうしても必要なものであれば、
やっぱりそれは磨くしかないわけです。
磨くことで一流を目指す。
でも、技術や、資格とかそういうものはある程度自分で取れた、
と思ってるならさっき言った、マーケティングの問題かもしれません。
05:12
で、もう一つ、その資格じゃなきゃどうしてもダメなのか。
それがなければどうしてもダメなのかっていうことは、
問い直してみる必要もあります。
たとえば私今こんなね、お悩みごと回答ライブなんてやってますけど、
カウンセラーでもないんですよ。セラピストでもないんですよ（笑）。
まったく、私、資格なんにも持ってないんですよ。
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でもけっこう、役に立つって言っていただいたりとか、
心に響くって言っていただいたりするので、
資格がなくても、自分の中で「やれる」って思ったことは、
♪オルゴールのBGM（05:39～05:55）
やり始めちゃっても、
資格がないのに、やっちゃいけないってことはそれは別ですけれども、
そうでなければ、そういう道もあるっていうことで、
決して、自分の道を狭く考えないで、
自分の人生に照らして考えてみることをおすすめします。
はい。以上でございます。
（文字起こし担当／Ｙ・Ｓさん）
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