かめおかゆみこ です。
メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」15周年記念で制作した、
『こころの量稽古』
(副題「『自分OK』になる七つのしくみ」)
全目次はこちら!
これまでに、いただいた感想です。
ガチャの連載が、第1部の「こころのしくみ7つの原則」をク
リアして、第2部の「こころのしくみを活用する」に入りました。
ということは、これから31日間、つづけるつもりかな~?
いやいや、ありがたいです。感謝です。と、プレッシャーかける。
ヨイショするわけじゃないけど、ガチャの視点は、とても素直
で、しっかり深いところを衝いてるなあと思います。
今回もそうです。
>ブレーキゆるむ、そのコワサも出てくるように思うのね
そう。これ、あるあるなんです。
それまでは、「〇〇になれたら」「〇〇があれば」と、いろいろ
と不満をもっていたり、あるいは、「××さえなかったら」とか、
批判や不平をもらしたりしているとします。
たとえば、会社に、いやな上司がいて、いつも文句を言われ
たり、自分の意見をみとめてもらえなかったりするとします。
その場合、「あの上司がいるから、自由に仕事ができない。
だから、楽しくない」と思っていたりします。
でも、突然、その上司が異動になって、そのひとに、役割が
バトンタッチされたりします。「君の思うようにやりなさい」と。
ところが、いざそうなってみると、案外、自由にできないんで
すよね。上司の視点で見ていなかったから、その立場になる
と、何をしていいかわからないんです。
結果、上司のやってることを踏襲しちゃったりします。
自分を否定する気持ち、自分を責める気持ちが、だんだんに
なくなってきて、ああ、自由にしていいんだ。自分の思いのま
まに生きていいんだ…。そんな解放感が湧き上がります。
でも、その先の世界を、まだ体験していないのです。解放さ
れたあと、何をしていいかわからないのです。何かとてつも
なく、こわいことが待っているような気さえしてきます。
脳は、基本的に、ビビリでヘタレ(こころのしくみ第6原則)
ですから、「知らない」ことがこわいのです。
もしかしたら、ものすごく輝く、明るい未来が待っているかもし
れないと、こころの半分で思っても、それを体験していないか
ぎり、リアルには実感できませんから、
脳は、「こわいよ~。失敗したらどうするんだよ~。そんな、わ
からない未来より、あれこれいやなことはあっても、慣れ親し
んでる不幸のほうが安心だよ~」と、駄々をこねます。
ひどい心境の状態から回復して、この先、まっすぐに歩いて
いってほしいなと、思った矢先に、またもとの状態にもどって
いくひとを、何人も見てきました。
そのころは、なぜそうなってしまうのか、理解できませんでし
た。私自身も、未熟だったので、それまでかかわった時間や
労力が、無にされたようなむなしささえ感じたこともあります。
いまなら、そういう状態のひとを見ると、「うひひひ、予定ど
おり」と、ほくそえみます。
そう。うまくいかない状態、行きつ戻りつして苦悶する状態、
それらもすべて、必要な体験だと気づいたのです。だから、
安心して、見守っていることができるのです。
渦中の当人は、「早く抜け出したい!」とモンゼツしますが、
「そんなにとっとと変わったら、洗脳だよ~。100万円のツ
ボを売られちゃうよ~」と、はげます?ことにしています。
「終わらせていいよ」
それは、「自分OK」になるための、入り口なのです。けっ
して、ゴールではないのです。うふっ
※写真はイメージです。本文とは直接関係ありません。
大阪かめわざワーク体験!『こころの量稽古』
日時/2018年12月9日(日)10時~17時
会場/Joyful Farm(1Fコミュニティスペース)
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