1月8日に夫が急性骨髄白血病、CEBPA遺伝子変異bzip型を有するAMLと、ALL併合のMPALと診断され、現在治療に励んでいます。スイスでの治療のため、日本での治療とは異なっていたり、未承認の薬などとあるかと思いますが、ご理解お願い致します。

【寛解治療、抗がん剤1クール目】
入院 2024/01/08 - 2024/01/31(23日間)
抗がん剤 2024/01/11- 2024/01/17 (7日間)
退院 2024/01/31- 2024/02/07 (7日間)

 

 

 

【寛解治療、抗がん剤2クール目】
入院 2024/02/07- 2024/02/28(21日間)
抗がん剤 2024/02/08 - 2024/02/14(7日間)

退院 2024/02/28 - 2024/03/11 (13日間)





もんちゃんの白血病は、今まで急性骨髄性白血病(AML)と診断されていて、AML用の治療を現在も受けていますが、今回3度目の抗がん剤を終えて、診断名が変更されました。



AMLではなく、MPALだと。



MPALとは、混合形質性急性白血病のことです。



普通白血病は骨髄性か、リンパ性に分類されるところが、分類が不可能な時にMPALと診断がされます。



これは全体の白血病の中で3%くらいの稀なケースで、まだわかっていないことが多い症状ということでした。



経緯としては、最初の骨髄検査の時に98%が骨髄性、2%がリンパ性との併合という検査結果だったことから始まっていて、

『抗がん剤1クール目【寛解治療】』(具合がだんだん悪くなっている中での年越しの時もんちゃんはこの時より治療の影響で30キロ痩せました。)    1月8日に夫が急性骨髄性白血病と診断され、その…リンクameblo.jp



でも、その時点では骨髄性の割合があまりにも多いので、AMLと仮定して治療が進められ、診断もAMLという風になっていました。



でもこれがとても稀なケースだった為、大学病院の癌ボードと呼ばれる、癌専門の医者が集まって定期的に話し合いをする場でも議題にあげられ、話し合いを重ねた結果やっぱり、最初の2%が何だったのかわからない以上MPALの方が妥当だという診断になりました。



ちなみに、1クール目以降白血病細胞は見える範囲では見つかっていないので、その後2%のリンパ性の細胞が消えたのかどうかは確認ができていません。



普通、MPALと診断されるとリンパ性と同じ抗がん剤の治療が行われるらしいのですが、もんちゃんの場合骨髄性の割合が多すぎるため、とりあえず骨髄性の治療をこのまま続けるということになりました。



MPALと診断はおりましたが、もんちゃんの骨髄性の方の遺伝子変異はCEBPAと呼ばれるもので、この遺伝子変異自体は、五年生存率が50%と言われているものでした。



ただ、CEBPAの中でも枝分かれしていることが最近の研究でわかって来ていて、bzip型を持っているか持っていないかで五年生存率が全く違うことがわかって来たらしく、


bzip型を持っていると80%まで跳ね上がるのに対して、持っていないと30%まだ下がるそう。



今まで50%と言われていたのは、この中間地点だったからだそうです。



もんちゃんは運良くbzip型を持っている方で、この型をっているのも稀らしく、100人の白血病患者に5人ほどしかいないほどの予後良好群に分類されるらしい。

(お医者さんから聞いたことをそのまんま書いています。)




なのでAMLとしてはこの上無い、良いニュースなんだけど、同時に、


もし今後、いつどのタイミングでも白血病細胞が少しでも発見されたり、何年後かに再発をしたらすぐに移植に移るといわれました。



それはMPALのなのにAMLの治療をしていて、それが効いてない、と判断されるかららしいです。




良いニュースと何とも言えないニュースが光の早さで耳に入っては出て行きますが、私にできることは何もないので、ただただ、このまま、うまくいくことを祈るのみです昇天




強いていうなら、白血病の、研究を先導している病院で治療できていることに心から感謝ですにっこり










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