術後6日目、この際入院生活を楽しんじゃうか | 自由気ままな一人語り たまに毒も吐きます

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2022年11月に乳がんが発覚しました。
手術を経て、今は、元気を回復すべく日常を送っています。
おっかなびっくり毎日を過ごしています。大好きなお酒を飲みながら。

今、同室の女性が退院して行った。



朝、ご飯前に、談話室で最後のおしゃべりを楽しんだ訳だけど、

「私達、これからやり取りを楽しんで、例えば一年後、元気にお茶を飲めたらこんなに嬉しい事はないわ!ニコニコ」と言ってくれて、また




「私のこれからは、戦争のような慌ただしさだわ…悲しい」と、ポツリと言ってた。




「一人息子を、天涯孤独にさせてしまうんだわ…タラー」重ねて彼女はそうつぶやいた。




でも、ふと、顔を上げて、にっこり笑って、何でもない話に移って、私は、夕べから今朝に掛けて辛かっただろうなぁ…と思った。







私の方はというと、ドレーンに溜まる浸潤液が、そんなに減らなくて様子を見ている状態なんだけど、良くて29日。もしかしたら30日の退院になるかも知れない。




朝にやり取りした兄貴は「年明けまで入院していたら?グラサン」なんて言って来た。




音符冗談じゃない〜と、明菜ちゃんの歌の気持ちになって、「紅白をアパートで見るんだよ!」と返した。

正月を病院でなんて、絶対!嫌だ!









昨日、2回目のシャンプーをしてもらった。




担当してくれた看護師さんがまた、感じの良い人で、キビキビ動くし、何よりもシャンプーの予約時間に間に合わないと「後、五分で来ます!お待たせしてしまってごめんなさい🙏」と言いに来てくれて、




私、シャンプーをしてもらいながら、この「後五分と言ってくれた事が嬉しかった照れ」と話すと、「待つ方って、今か今かと待っているんですもんね。目安を教えてもらうと待てるじゃないですか爆笑」とニコリと笑った。





あぁ…この看護師さんは、相手の気持ちを考えられる人なんだな。




患者の私に取ってみれば、待たされる事なんて日常茶飯事の事なのに、でも、そう配慮してくれる優しさがありがたかった。ラブラブ




相手の立場になって考える事。

それは、優しさ、人付き合いのベースだもんな。うんうん。







また、病室が静かになった。

この女性は


手術後の怒涛の夜を過ごして、今は、ぐったりしている。




手術の先輩の私は、お姉さんぶって、なんやかんや面倒?を見ているんだけど、人が弱くなると、途端に優しい自分になるんだから、なんか嫌なヤツ!と自分の事を思う。










今日の東京は、相変わらずいい天気だ。太陽




痛み止めを飲み終わって、今日からもう飲まないけど、耐えられる鈍痛で済んでいる。




気持ちも前向き。ハートのバルーン




めったにないこの入院生活を楽しむ事にしよう!ルンルン








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