前回記事に続いて、2023年末の寄り道帰省旅の様子をお届けするよ。
札幌市内の滞在は2日目の昼下がり。
札幌市内で博物館めぐりすると共に、2日目の札幌の夜を愉しみます。
北海道博物館を訪問
札幌市内で博物館めぐり2軒目は「北海道博物館」
レンガ造りの大きな建物です。
1971年(昭和46年)に北海道百年記念事業の一環として開館した
「北海道開拓記念館」を前身とする博物館。
小生は恐らく学生時代に一度訪問していると思う。
今回はウン十年ぶりの復習にやってきたのでした。
入口で最初にお目にかかるのは「マンモスゾウ」
大きく曲がった巨大な牙が特徴的。
約40万年前~1万年前にヨーロッパやシベリアなどに住んでいました。
北海道には数万年前、地球が特に寒かった時期に渡ってきたそうです。
一方で南方(本州側)からは「ナウマンゾウ」が渡ってきました。
約65万年~数万年前に主に東アジアに住んでいました。
北海道は遠い昔から「南北からの動物が行き交う土地」なのでした。
「縄文時代」の土器や石器は、歴史博物館の定番。
「縄文人のおしゃれ」という説明書きがあって、
イラストの女性が妙にセクシーに思えたよ。
今回知ったのは、北海道に「弥生時代」はなく、
その代わり「続縄文時代」という時代があったということ。
「続縄文時代」は北海道に留まらず、
東北地方や新潟県にまで広がったそうです。
北海道の歴史を語る上で欠かせないのが「アイヌ文化」
彼らは狩りや漁の能力に長けていて、最初のころは
和人(大和民族)と自由に交易をおこなってきました。
その後、和人に有利な交易を行うようになってから、
アイヌ民族の不満や怒りががたまっていきました。
ついにはアイヌ民族は蜂起して「シャクシャインの戦い」
が起こりますが、和人の武士階級(松前藩)に鎮圧されたのでした。
自然動物のはく製なども沢山いたね。
ヒグマは出来ることなら出会いたくない動物の代表かな
道路脇から飛び出すシカも要注意です
小生は、北海道の出来事ではなかったけれど、
愛車を小鹿と衝突させてしまった過去があります。
1972年(昭和47年)札幌オリンピックの関連グッズ。
雪の結晶を図案化したシンボルマークは昔の記憶に残っています。
そうそう、札幌市は次期冬季オリンピックの招致を
進めていましたが、昨年12月に2038年までの招致断念を発表。
小生は陰ながら応援してきましたが、残念なことでした。
これは結婚式の食事だそうです。
、、、食べ物を見るとお腹がすいてきたね。
博物館を後にして、ホテルのある札幌市街地へ戻ってきたよ。
札幌の夜再び![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
小生は昨日と同じ居酒屋を訪問したよ
今度は昨日の復習のためやってきました。
この日も予約客で一杯とのこと。
予約が入る前の1時間ほどの滞在を条件に
入店させてもらったよ。
昨日も頂いた、刺身の盛り合わせを再び。
こちらの日本酒は「二世古」と書いて「ニセコ」と読みます。
北海道の代表的なゾート地・ニセコは、漢字で「二世古」と書くんですね。
海老とブロッコリーのマヨネーズ和え。
大きなエビを頂くと顔がほころんでしまいます。
日本酒のお代わりは「特別純米酒 北のろまん」
すっきりとした辛口のなかに、ほんのりとした米の旨味と甘みが特徴。
銘柄はすべて店員さんに選んでもらって大正解でした。
1時間ほどで居酒屋を後にして、今度は〆の一杯を頂くため移動。
すすきのの人気店「麺屋 雪風」を訪問。
お店の名前「雪風」は、太平洋戦争(大東亜戦争)当時の
主力駆逐艦で16回以上の主要な作戦に参加しながらその都度帰還。
中でも戦艦大和が壮絶に撃沈する最期を迎えた「沖縄特攻作戦」
でも大きな損傷を受ける事なく終戦を迎え奇跡の駆逐艦と呼ばれた。
そんな店名のお店で頂いた「味噌ラーメン」
味噌味スープがトロっとして「札幌のど真ん中の味」と思ったよ。
濃い黄色の麺は「西山製麺」に違いない
厚切りのチャーシューはインパクト抜群です
味噌味スープの衣をまとった、味玉子の美味しそうなこと。
調子に乗って久し振りに完食しちゃいました。
次回は寄り道帰省旅の最終回です。
【おまけ記事】
昨年の今の時期に書いた自己紹介記事を紹介いたします。